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【クラッシュ・アン・バーン】Crash'n Burn

   ↑  2017/05/04 (木)  カテゴリー: 3DO
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武装カーの広義というのも、これはこれで線引きが意外と難しい。
武器を積載したクルマをなんでもかんでも武装カーにしていたら、『マリオカート』も武装カーゲームの範疇に収まってしまうが、しかし家族や友人たちとの和気あいあいとした団欒は、武装カーとはおよそ真逆なアティチュードである。
一方で銃火器を積んでいなくとも武装カーゲームの枠組みにすっぽり入ってしまう『カーマゲドン』なんて例もあったりする。
そして武装カー定義においてボーダーライン上にいるのが『Wipeout』を始めとする近未来系レースゲームだ。
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オレの判断では『Wipeout』も武装カーの絶対条件である"アタマの悪さ"を充分に備えているのだが、一方であのゲームのスノッブなイメージが、アベイルで買った服と高い親和性を持つ武装カーの美的センスとかけ離れた一面があることも否めない。
だいたい"合成着色料たっぷりの駄菓子でハイになったバカな中学生どもが、チャリ乗り回しながら泥玉ぶつけ合うようなゲーム"の括りに『Wipeout』を入れたら、あのゲームの信奉者たちが激怒しそうではないか。
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その点、同じ『F-ZERO』影響下にある近未来レースゲームでも、この『クラッシュ・アン・バーン』は分かりやすい。
ゲーム起動早々モニターに踊るのは核爆弾のキノコ雲。
「はい、核戦争で何もかもご破算になった後のやりたい放題の未来です!」
この80年代低偏差値武装カー映画からまるまる受け継いだ、ものごとをちっとも深く考えていない設定だけで、武装カーゲームの最低条件を難なくクリア。
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キャラクター選択画面に踊るのは、ミニ四駆の出来損ないみたいなデザインのマシンと、コスプレ一歩手前の衣装に身を包んだすっとこどっこいども。
白塗りスキンヘッドのパンク芸者が、「あたしについてこられるかーい?」と濁声で凄みまくる実写ムービーを前に、誰もが「あ、これは『Wipeout』と似ているようで全然違うゲーム」と安心することだろう。
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それでいていざレースがスタートすれば、"疾走感に欠けるワイプアウト"なんて感想が最初に出てきてしまうのだから、タチの悪さもひとしおだ。
『Wipeout』のなりそこないと見るか、武装カーゲームの一角として見るかで、その評価が大勢に影響のない程度で分かれてくるだろう。
3DOの事実上のファーストパーティであったCrystal Dynamics社製で、北米3DO REALのロンチを飾った記念すべき一作。
内容の詰めの甘さも含めて、北米3DOの方向性をよしゃあいいのに定めてしまったゲームとも言えるかもしれない。

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