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【Costume Quest】ハロウィンナイトの小さな大冒険

   ↑  2016/10/20 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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ハロウィン。それはいつもの町並みが、幻想の世界に変貌する不思議な一夜。
そしてレイノルドとレン、二卵性双生児の兄妹にとって、その年の一夜は、さらに摩訶不思議でスリリングな夜となったのだ。
この町に越してきたばかりの二人には、まだ友達が居ない。
子供たちが夜中、奇妙なコスチュームで町に溢れかえるこの日は、二人にとって新しい友達を見つけるチャンスのある大切なとき。
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しかし、「Trick or Treat」とドアを叩いたご近所さんちから出てきたのは、コスプレではない正真正銘のゴブリン。
怪物はあっという間に兄妹の一方を攫っていってしまう。
大変だ。大人たちに相談しようにも、よりによってハロウィンの夜に「お兄ちゃんが化け物に連れて行かれた」なんて話をしても、相手にされないことは分かりきっている。
さぁ、残された片割れの、キャンディーを集めるその合間に新しい友達を捜して、ついでに兄妹を救い出す、ささやかな冒険が始まった!
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この『Costume Quest』(コスクエ)は、二つの事柄から大きなインスパイアを受けて作られている。
一つは開発メンバーたちが幼少の頃に体験したハロウィンの思い出。そしてもう一つは『ドラゴンクエスト』や『MOTHER』などに代表されるJRPGだ。
母親そっくりの魔女に率いられた怪物軍団に立ち向かう兄妹とその仲間たちの武器は、ハロウィンのコスチューム。
ロボット、騎士、忍者、自由の女神など、様々な仮装コスチュームを身につけることによって、子供たちはモンスターと戦う力を得る。
それぞれのコスチュームには、フィールド画面で使える固有の特殊能力が備わっていて、これを使わなければ先に進めないシチュエーションもしばしば。
だから新しいコスチュームの捜索は、何よりも重要なクエストとなってくるのだ。
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この世界の通貨はキャンディー。このキャンディーは、フィールドのどこかにいる子供が切手と物々交換してくれる。
この切手は、コスチュームに貼り付ければ、ターンごとの体力回復やカウンター発動など、戦闘時に特殊効果を及ぼしてくれる補助アイテム。これ無しに戦いを乗り切るのは困難なので、まずは頑張ってキャンディーを集めよう。
キャンディーはそこらのゴミ箱や茂みを叩けば手に入るし、もっとまとめて手に入れたかったら、そこらの民家のドアを叩いて、「Trick or Treat」とねだるとよい。
もっともこの民家訪問は、50%くらいの確率で中から怪物が姿を現し、有無を言わせずJRPG風の戦闘となるので、訪問前には戦闘に適したコスチュームの選択を忘れないように。
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徹底して子供の目線から描かれたRPGという意味で、この『コスクエ』は否応なしに『MOTHER』』を想起させる。
ただ『MOTHER』のような壮大な冒険と違って、この『コスクエ』で子供たちが巡るフィールドは、ご近所一帯に、隣町のショッピングモールに、郊外のカーニバル会場と、ハロウィンの冒険に相応しいささやかな範囲。
しかしそのささやかなフィールドには、溜息が出るほど美しく幻想的なビジュアルデザインが施されているのだ。
ハロウィンを幼少期に経験していないオレですら、ここまで惹かれるくらいだ。
これにノスタルジーという味付けが加わるあちらの人々にとっては、どんなに魅惑的なフィールドに映ることだろうか。
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ささやかなスケールの冒険は、一直線にエンディングを目指せば、それこそあっという間にエンディングを迎えてしまうであろう。
しかし年にたった一晩しかない子供たちが大手をふるって夜更かしできる一夜を、そんな駆け足で終わらせてしまうのは、あまりにも勿体ない。
闇とカボチャ色に彩られた美しい町の中を、好奇心剥き出しにして隅々までゆっくりと巡って行こうじゃないか。
そうすれば開発メンバーたちの、幼少時のハロウィン仮装写真が並ぶ微笑ましいエンディングロールが、さらに味わい深いものになることだろう。
二度と忘れることは出来ないであろう、摩訶不思議でスリル満点なハロウィンの夜にようこそ!

<国内ストア未配信>

 

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2016/10/20 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ハロウィーンがバレンタインを凌ぐイベントになるなんて。

あちらの人々にとっては、我々が地元のお祭りに感じる様な、郷愁と歴史の詰まったイベントなんでしょうね。サンリオSF文庫の万華鏡が新訳で復刊されましたが、川本三郎氏が訳された表題作が本当に素晴らしくて大好きです。ブラッドベリ作品は紙の本で読みたい。追伸 お好み焼きはおかずだと思っていました。



奈良の亀母 |  2016/10/20 (木) 20:20 No.1276


中学生くらいのころは、ブラッドベリを始めとして翻訳小説に出てくるハロウィンが、まるでイメージ掴めませんでした。
当時読んだブラッドベリは、再読してないものもけっこうあるので、いま改めて読んでみると色んな発見や感慨がありそうですね。追伸 たこ焼きもおかずになるんでしょうか?

与一 |  2016/10/22 (土) 18:02 No.1278

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