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【Foes of Ali】スポーツ史上もっとも偉大な男

   ↑  2016/06/05 (日)  カテゴリー: 3DO
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ヘンリー・クーパーはオーデコロンの匂いをプンプンさせた、気取ったイギリス人だった。
こいつと最初に闘ったのは、まだオレが奴隷の名前だった時だ。そういやこいつは後に貴族かなんかになったんだっけ?
ソニー・リストンは危険極まりない男。でもあの頃はオレも何もかもが絶頂だった。
ファイトスタイルから弁舌まで、モハメド・アリのスタイルは奴との一連の闘いで磨き上げられたといってもいい。
そしてオレの伝説も。ボックスを飾る野蛮なまでに官能的なスナップ、これはリストンとの試合で撮られたものだ。
ここまで芸術的なスナップを残せる被写体なんて、古今東西のスポーツ界を探してみてもオレ様しかいやしない。
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トニー・シュバロ? ああ、あのマフィアの使いっ走りみたいな顔をしたカナダ人か。
恐ろしいまでにタフな野郎だったな。洗濯女なんて呼んで悪かった。
スモーキン・ジョー・フレージャー。認めるよ。オレのボクシング人生における最大のライバルだ。
あいつとの試合は毎回とんでもなくしんどい思いをさせられた。それは向こうも同じだろうけどな。
ジミー・エリスは同郷で気のいい男だ。オレのスパーリングパートナーでもあった。でもリングの上で相対するとしたら話は別だ。
ボブ・フォスター、こいつもテリブルだったな。でもやはりライトヘビーの選手だ。
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ケン・ノートンはやっかい極まりない野郎だった。奴には手こずらされたが、でもオレという太陽と向かい合えたことは、奴のキャリアに輝きをもたらしたはずだ。
チャック・ウェップナーはその典型だな。オレはきらめく光だ。影にいる奴を照らしだす。おめでとうチャック、人生の一発逆転だ。お前は試合には負けたが、その名を歴史に刻み込めたんだ。
そしてレオン・スピンクスか。消耗しきったキャリア最終盤だ。並の奴なら晩節を汚して終わるとこだが、あいにくオレ様はザ・グレーテストだ。二度目にはきっちりと借りを返した。返り咲いたのさ。
フォアマンがここにいないのは何故だ? ああ、そうか。ジョージはこの頃カムバックを果たしていて、現役の最前線でバリバリやってる真っ最中だったっけな。
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オレは常に革命をもたらしてきた。ボクシングだけじゃない、リングの外のことまでだ。
プロスポーツマンとしての立ち居振る舞いに始まり、ポリティカルなことからカルチャーに至るまで。ヒップホップはオレの孫みたいなものだ。
ゲームでもそうだ。ボクシングゲームに2Dから3Dへの革新をもたらした先駆けの一つが、オレ様の偉大なキャリアを追体験できる、この『Foes of Ali』だ。
3Dポリゴンで構成され、いつでもアングル切り替え可能なそのスタイルは、後に多くの奴らが追従した。
でもみんなオレのコピーだ。同じEAの『ノックアウトキング』や『ファイトナイト』シリーズも、要はオレに対するラリー・ホームズみたいなものさ。
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もっともゲームの技術進化は、ボクシングのそれよりもはるかに速くて激しい。
この『Foes of Ali』も、当時の技術的限界で、いたらない部分も細々とある(蝶のように舞い蜂のように刺すってのは、なるべく脳内で補ってくれ)。
でもここまでオレを徹底的にフィーチャーしたゲームも他にはない。美しいボックスアートを皮切りに、すべてがオレ尽くしだ。これを遊べばどんなボンクラ野郎でも、このようにアリになったような気分になれる。
この手の個人名版権ボクシングゲームは、たいていが当の本人以外はみんな架空キャラでお茶を濁すのが相場だが、『Foes of Ali』はそうじゃない。
オレと闘うことで歴史に名を残せた奴らがズラリ9人実名で登場。連中もモハメド・アリの対戦相手となれたことの重みを承知している証しなのさ。

<日本国内版未発売>

 

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2016/06/05 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


さらばグレイテストマン

20世紀のスポーツ界を代表するヒーローも時の流れには勝てず。天使のアッパーカットを喰らったアリはあの世まで飛んでいっちまった。奴がお星様になるなんて誰が想像できただろうか。
最も好きなボクサーでありながら訃報を耳にするまでその存在を忘れつつあった自分を恥じるばかりですが、来年辺り猪木さんもポックリいったりしないかと不安ですね。

性サターン |  2016/06/06 (月) 12:01 No.1237


アリの訃報を受けて、全国紙がアリ-猪木戦の話題に大きく紙面を割いていたのが、なんとも時代の変わりを思わせました。
それにしても方やの猪木さんは、相変わらずムダに元気ですね。

与一 |  2016/06/08 (水) 18:04 No.1238

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