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【ダブルクラッチ】俺たち二人で半人前!

   ↑  2016/02/24 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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よくできたバディ(相棒)の関係はプロレスの名タッグチームと似ている。
アシストしたり反発しあったりしながら、それぞれが互いのポテンシャルを存分に引き出し、1+1が10にも20にもなったりする。
「48時間」のニック・ノルティと、エディ・マーフィー、「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソンとダニー・グローバー。
彼らは相棒の存在があったからこそ本来以上の力を発揮でき、一人では歯がたたない巨悪に立ち向かうことができた。
二人協力プレイはゲームの世界に昔からある文法だが、そのCo-opにバディムービーのテイストをたっぷりとブレンドさせて成功を収めたのが、UBIの『Army of Two』(2008年)だ。
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その『Army of Two』と酷似したコンセプトを持ち、ほぼ同じ時期にリリースされたにも関わらず、まったく話題にならなかったのが、初代作が『コンフリクト・デルタ 湾岸戦争1991』のタイトルで国内PS2でも発売されたConflictシリーズの最新作、『Conflict: Denied Ops』。
そしてその日本国内版は、なぜか『ダブルクラッチ』という邦題が被せられ、同シリーズの出生であることを自ら隠すのであった。
コンビがお互いを補完して助け合いながら行動するのがバディものの基本だが、この『ダブルクラッチ』は、互いが互いの脚を引っ張り合いながら窮地に陥れていく斬新なコンセプトの作品だ。
そしてコンビの性格が好対照であるのも、これまたバディもののお約束。『ダブルクラッチ』も当然その点は踏襲しているのだが、その好対照が性格だけに留まらないから話はややこしくなってくる。
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特殊部隊出身グレイブスの主武器はサイレンサーを装着したスナイパーライフル。その相棒であるCIA出身ラングの主武器は軽機関銃。
かたや音も無く隠密行動を決め込むつもり。かたや盛大に発砲音をまき散らしながら正面突破するつもり。相性最悪。この二人を組まそうとした上司の常識を疑ってしまう。
ラングが前衛を突っ走り、グレイブスが後方からそれを援護。それが二人の役割分担に思えるかもしれないが、パートナーへの指示システムが根本から崩壊しているため、、二人の間の距離がちょっと離れると、相方は完全に役立たず状態になってしまう。
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そしてうっかり「ついて来い」指示を忘れると、相方はその場からテコでも動かず、前衛側は相棒を知らずのうちに置き去りにしてしまい、気付けばたった一人で敵中に孤立する始末。
自立しての行動がまるで当てにならないスチャラカな二人組。こうなると二人の戦闘プロフェッショナルを状況に応じて使い分けてるというよりは、外出先でもの凄く頭の悪い兄弟に手を焼かされる、可哀想な母親みたいな気分になってくる。
「頼むぜ、ブラザー」「しくじるなよ、ルーキー」
セリフのやりとりだけはバディものの王道くせして、中身がさっぱり伴わない二人を前にすると、パッケージ裏にある「たった2人で世界を救う!」の一文が、誇大広告という言葉では収まらなく感じてくるであろう。

 

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