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【相棒DS】初代コンビのメモリアル

   ↑  2016/02/22 (月)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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バディものの刑事ドラマといえばアクション系が主流だが、それをミステリ方向にシフトして成功を収めたのが、言わずと知れたテレビ朝日の「相棒」だ。
ホームズ-ワトスンの変種的な関係でもある警視庁特命係の二人の刑事。
その放映期間も休止期間を挟んで15年を突破する長寿番組となった。
これだけ長期に渡る看板プログラムともなると、上げ潮引き潮色々とあったりするが、やはり思い入れが一番深く、クオリティも高水準をを保っていたのは、寺脇康文演じる亀山薫が初代"相棒"を務めていた初期シーズンであろう。
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ニンテンドーDSソフト、『相棒DS』が発売されたのは2009年の3月。折しも亀山薫から神戸尊(及川光博)に相棒役がバトンタッチされたタイミング。
初代"相棒"の置き土産ともなった作品だ。
基本的に移動先が一本道で提示される、ややインタラクティブ色の強いビジュアルノベルといった趣。
それを彩るのは軽くアニメーションする実写取り込みの原作キャストたちだ。
ボイスはほんのところどころにしか入っていないが、しかしドラマの雰囲気を忠実に再現したテキストを読むだけで、自然と水谷豊や六角精児のあの声に、頭のなかで自然と変換されるだろう。
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メインとなるドラマモードは全三編。ボリュームも充分なゲームオリジナルのシナリオは、ドラマ化にも耐えうるくらいしっかりした内容。
そしてゲストの俳優陣も、止め絵だけの出演にもかかわらず、斎藤陽子に橋爪淳、三浦浩一にあびる優と、なかなかにゴージャス。
タッチペンでの現場捜査や聞きこみといったDS推理アドベンチャー定番のコマンドの他に、右京と亀山薫の掛け合いで事件の整理や進行のヒントを導き出す"相棒ボタン"は、神宮寺三郎の"タバコをすう"にあたるようなコマンド。
そしてときおり登場する"ひとつだけボタン"は、右京のあのお馴染みのセリフで、事件の要所をクリティカルに押さえる存在だ。
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ミステリADV特有の回りくどい展開やセリフも、右京のねちっこい話し方と上手くマッチして、「相棒」ならではの独特のテンポをゲームの中にもしっかりもたらしている。
ニンテンドーDSはミステリADVの乱立区。中でもテレビドラマ原作ものは、それこそピンからキリまでひしめき合っているが、その中にあってこの『相棒DS』は、『TRICK DS版 ~隠し神の棲む館~』と並んで、ピンの枠を代表する一品。
原作の魅力をきちんと再現した版権ゲームの良作だ。

 

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