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【Fallout 4】セイラムの恐怖館

   ↑  2016/02/04 (木)  カテゴリー: XBOX ONE
始まりは好奇心に駆られた思春期の少女たちによる降霊会だった。中学校の教室で行われるこっくりさんみたいな他愛もない話だ。
しかし少女の一人が狐憑きのようなヒステリー症状を起こしたことから、ことは取り返しの付かない方向に転がり出す。
なにせ十七世紀も終わりころのことだ。大人たちはその原因を"悪魔"に求めた。
関係者に対する厳しい尋問はやがて拷問に至り、"自白"はさらなる"自白"を生み、それに基づいて無実の村人たちが次々と悪魔に魂を売った者として告発され、その人数は最終的に100人以上に及んだ。
なんの咎もない人々は集団ヒステリーと化した村人たちによって、次々と絞首刑にかけられる。
マサチューセッツ州に残る暗黒の歴史、後に様々なホラー創作のモチーフになった、悪名高いセイラム魔女裁判である。
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どんな暗い歴史も100年経てば観光スポットのネタになる。
セイラム魔女博物館(Salem Witch Museum)は、蝋人形によって魔女裁判の様子を再現したエセックス郡きっての観光名所であった。
しかしその魔女博物館も核の業火に焼かれて営業を停止し、200年に渡ってずっと廃墟として残るままだ。
因果な実話に基づいたホラー風味博物館の廃墟。もう心霊スポットとしてはロイヤルストレートフラッシュみたいな物件だ。
廃墟には食傷気味のコモンウェルスとはいえ、これは是非とも訪れなければいけない場所だろう。
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友だちのちょっとビビりなマクレディを誘って魔女博物館に着いたのは、ちょうど真夜中だった。
灯り一つない一帯にポツンと残る廃墟は、もうなんとも言えない陰鬱なオーラを放ちまくっている。
正面のドアは内から固く閉じられていた。まぁこういう心霊廃墟で素直に表から入れるとは、こっちも思っちゃいない。
渋々後にいるマクレディを従えて、オレは内部に侵入するルートを探る。
ほどなくしてそれは見つかった。地下室に降りるハシゴ。胸を躍らせながらそこを降りる。
楽しい楽しい心霊廃墟探索。必要以上に物音を立ててマクレディをさんざん驚かせ、あとはグッドネイバーでそのことを肴に酒でも飲んで終わるつもりだった。それがまさかあんな恐怖が待っているとは。
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『Fallout 3』のダンウィッチビルなど、ベセスダは自社の作品にクトゥルーネタを挟んでくるのが通例だが、『Fallout 4』のそれはちょとばかり賛否両論らしい。
その展開に触れる野暮はしないが、しかしオレはこの"廃墟に肝試しに行ったら暴走族に襲われた"みたいな生々しさは、前作のダンウィッチビルよりも好きだったりする。
いるんだかいないんだか分からない未知なるものへの畏れよりも、強者による生身の暴力のほうがはるかに怖い。それは今の時代も2077年のアフター終末ボストンも変わりはしない。
悲鳴を上げるマクレディを残して、オレは外に走り出てファストトラベルでレッドロケット・トラックストップに逃げ帰った。
マクレディが同じ場所に戻ってきたのは、それからしばらくしてだった。相当酷い目に遭ったらしい。
奴は相当怒っていたが、それに構う余裕はオレにはなかった。当分あの博物館には近寄らないほうがよさそうだ。

 

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