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【Penthouse Interactive: Virtual Photo Shoot Vol.1】

   ↑  2016/01/15 (金)  カテゴリー: 3DO
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ビンス・マクマホンにはテッド・ターナー、松下幸之助には井深大、ビル・ゲイツにはスティーブ・ジョブズ、豊丸には沙也加、好敵手の存在は常にそのジャンルや業界全体を盛り上げてきた。
そしてヒュー・ヘフナーにとって最大のライバルとなったのは、PLAYBOYに続けとばかりに創刊された国際的な男性誌のもう一方の雄、PENTHOUSEを立ち上げた怪人ボブ・グッチョーネ。
「史上最大のハードコアポルノ」の異名をとった怪作映画「カリギュラ」を作った張本人としても知られる人物である。
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昔からミステリアスな隠者めいていたヒュー・ヘフナーに対して、ボブ・グッチョーネは脂ぎってエネルギッシュな実業家という印象。我が国においては角川春樹のイメージに近いであろうか。
そのグッチョーネも、元は画家志望者。映画製作のみならず、一時は原子力発電所事業にまで関わろうとした、ビジネスに対する闇雲な野心の原動力となったのは、もしかしたらそ"挫折した芸術家志望者"としてのコンプレックスだったのだろうか。
「カリギュラ」製作にまつわる一連のむちゃくちゃなエピソードには、彼のそんな側面が見え隠れしていたような気がしてならない。
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PENTHOUSE誌がインタラクティブマルチメディアの世界に殴り込みをかけた、この『Penthouse Interactive: Virtual Photo Shoot』は、当時の看板ペントハウスペットだった、ボニータ・セイント、シーナ・ライアン、ティファニー・バーリンガムの三人を、ぱしゃぱしゃと撮影して後でにんまりとその静止画を眺める、この時期によくあった疑似カメラマンもの。
このゲーム内で、プレイヤーの撮影した写真を判定してくれるのが、なんとボブ・グッチョーネ本人。
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なにせヌード写真には独自の哲学を持ち、PENTHOUSEを統括していたプロ中のプロであるグッチョーネ御大の厳しい審美眼だ。
プレイヤーが鼻の下を伸ばしながら、いい加減にシャッターを切りまくった写真を、どんな辛辣な言葉でで切って捨ててくれるのかと期待するところだが、このゲーム中のグッチョーネはマスオさん風の吹き替え声で、「いいねぇ、君の写真をもっと見てみたいなぁ」とか「うーん、もうちょっと頑張ろうね」などと、やたらとフランクで親切な反応を見せるばかり。
あんたって実際は絶対そんなフレンドリーなキャラじゃないだろ!
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誌面のみならずビジネスからライフスタイルに至るまで、あらゆる面でヒュー・ヘフナーにライバル意識を燃やし続けた(さすがにヘフのひきこもり的生活は、性格的にマネできなかったようだが)ボブ・グッチョーネ。
それらはすべてヘフの後追いでもあったわけだが、ゲームの世界においては一歩先んじることに成功した。
もっとも参入した先が3DOというそそっかしさは、いかにもグッチョーネらしいところではあるが。

  

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2016/01/15 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


挫折した芸術家志望者

カリギュラに出演してしまった大物俳優たちにはヒトラー並みに嫌われたかもしれませんが、ペントハウスの読者には愛されたグッチョーネ。刑事コロンボに似てますね。

奈良の亀母 |  2016/01/17 (日) 01:04 No.1179


真偽の程は分かりませんが、マルコム・マクダウェルがメアリー・スティンバージェンと結婚したときに、彼女の両親に「ポルノ男優に娘をやれるか!」と反対されたってエピソードが他人ごとで面白いです。
グッチョーネさんったら、ホント罪作り。

与一 |  2016/01/17 (日) 17:05 No.1180

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