ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

この記事に含まれるtag :
オープンワールド  

【Brutal Legend】鋼鉄の癒し手

   ↑  2015/12/29 (火)  カテゴリー: XBOX 360
151229001.jpg
彼はその世界ではヒーラーだった。
現し世での彼の業績については、色んな人があちこちでそれに触れるだろう。だからここではその世界での彼について書くことにする。
ヒーラー。ファンタジー小説なんかでは、辺鄙な場所に住む偏屈な爺さんと相場が決まっているが、しかしすべてがヘヴィメタルで構築されたオープンワールドゲーム『Brutal Legend』の世界では、その役割は世界一デカい音でベースをかき鳴らすジジイが担うのであった。
151229002.jpg
瀕死の深手を負ったヒロインを救うためにヘッドバンガー軍団と共に敵を蹴散らしながら山道を進み、辿り着いた場所は山奥にあるウォーピッグをあしらった鋼鉄の寺院。
これが並のファンタジーであったら、この常識はずれに騒々しい急患の一団に、「ご近所さんに迷惑だろ! うるさい帰れ帰れ! それからお前ら、髪を切れ!」と門前払いされるところだが、しかしここの主はそんな集団の扱いに慣れているのだろう。眉毛一つ動かさない。
彼の名はキルマスター。癒し手とはおよそ正反対な名前だが、彼の現し世での名前にちなんでいるのだから仕方ない。
演じるのはレミー・キルミスター。言わずと知れたモーターヘッド("偉大な"とか"伝説の"なんて陳腐な冠や、おせっかいなジャンルカテゴライズは一切無用だろう。モーターヘッドはモーターヘッドだ)のリーダーだ。
151229003.jpg
普通ならここでヒロインの命を救うには魔法の樹液やらの類が必要となるところだが、レミーが要求してくるのは強靭なベースの弦。
鋼鉄女王蜘蛛をなんとかぶっ殺してこれを獲ってくると、弦を張り替えたレミーは「びんびんびんびんぼびんびんびぃーーーーん!」と、近隣約数十キロの半径に響き渡るようなベースの音色を奏でる。
世界でもっともうるさくて傍迷惑な医療行為だ。どんな瀕死の患者でも、あるいは三途の川を渡りきった人間だって、これには思わず飛び起きてしまうだろう。
誰もが永遠不滅の存在だと思ってた、そのレミー・キルミスターが死んだ。耳元でベースをかき鳴らして彼を起こしてやれるようなタマは、当の本人以外にはいやしない。
151229006.jpg
『Brutal Legend】の大地は、ファンタジーに準じた自然の山と谷で織りなされる世界。
しかしそこで駆るのは白馬なんかじゃない。アクセルを吹かすたびにエキゾーストから炎が舞い上がる、とびきりイカした鋼鉄のホットロッドマシンだ。
ガードレールはおろか舗装道路もありゃしない。そんな世界でアクセル全開でマシンをふっ飛ばせば、いつの間にか崖から飛び出してしまうのも致し方のない話だ。
なにせカーステレオから鳴り響くのはモーターヘッドの"(We Are)The Road Crew"。
この曲が大音量で鳴り響けば、そりゃあ頭を前後にぶるんぶるん揺さぶりっぱなしになる。当然画面なんかろくに観れちゃいない。
『Brutal Legend』には100を超えるヘヴィメタル系の楽曲が収録されているんだが、その中でも一番印象深いのは、やはりモーターヘッド必殺のこの一曲である。

<海外版>

 

この記事に含まれるtag : オープンワールド 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2429.html

2015/12/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【Brutal Legend】鋼鉄の癒し手

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback