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【Fallout 3】絶望のイントロダクション

   ↑  2015/12/07 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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掴みのイントロダクションが、あまりにも印象的で忘れられないゲームの一つに、『The Elder Scrolls IV: OBLIVION』がある。
いつまで続くんだろうと、こちらをちょっぴり苛立たせた、薄暗くてひたすら長い地下道を抜けだして、広大なシロディールの大地に足を踏み出したときの解放的な気持ち。
そして広い世界に当てもなく放り出された不安感と、その不安を遙かに上回る高揚感。
なによりもゲームを開始してから初めて拝んだ陽の光のまばゆさは、今でも心に残っている。
世界に慣れてくると、薄ぼんやりとした晩秋の陽光でしかないのだが、地下道を抜けた瞬間には、それがもう目を潰さんばかりの眩しさに思えたものだった。
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Vault101の穴蔵で過ごす『Fallout 3』のイントロダクションにも、オレは最初『OBLIVION』のような手応えを感じていた。
肉親の愛情、嫌な同級生、大人の締め付け、異性の幼なじみ。ぬるま湯のような世界は『OBLIVION』のネズミが這いずりまわる地下道とは大違いだが、しかしあまりにも狭くて凝縮されきった社会は、しばしば地下道以上の息苦しさを覚えてしまう。
まだ見ぬ外の世界には何があるんだろう。誕生パーティーやテストといった義務をこなしながら、思いは外界に馳せるばかりだった。
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その機会はサスペンスフルな展開とともに訪れた。Vaultのみんなを敵に回しての、否応無しの脱出行。
穴蔵生活のうっぷんを晴らすかのように、バット片手に暴れまわって、もう二度とここには戻って来られないような騒ぎを起こして。
でも構いやしない。オレはこれから外の世界で自由に羽ばたくんだ。バイバイ、アマタ、もう二度と会うこともないだろう、多分。
フォートノックスの金庫扉のようなVaultの入り口が、完全に開ききるのを待ちきれず、オレはまだ知らぬ外の世界に飛び出した。
『OBLIVION』のときのように、不安とそれを上回る高揚。そして何よりも広大な世界を自由に飛び回れる開放感が、そこでオレを待っているはずだ。
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目の前に広がっていたのは、風光明媚なシロディールとは似ても似つかない、もう取り返しの付かない世界だった。
壊し尽くされて遮るものがない地平線。どこから手を付けていいのか皆目見当もつかない風景を目の当たりにして、直前までしでかしたことを反故にして、土下座でもなんでもして謝ってVaultに再び入れてもらおうかと思ったほどだった。
ぬるま湯の穴蔵だなんて言って悪かった。この希望のまったくみえない大地で生きるくらいなら、永遠の引きこもり生活のほうがはるかにマシだったかもしれない。
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もうどうしていいか分からず、最初の目的地であるメガトンと反対とは気づかないまま、、道なりにふらふらと拓けた方向に歩いた。
とにかく生き物の気配に出会いたい。そう願いながら川のほうに足を進めていると、河原の方になにやら人らしきものの影がある。
この死の世界に人がいた。人恋しさのあまり不用心にそちらに駆け寄るオレ。
するとその人影は、オレが近づくにつれて、そのいかり肩の独特のフォルムと極端にデカい両手を露わにするのであった。
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そう、キャピタルウェイストランド名物、歩くカニ味噌、ミルレークさんである。
初見ではあまりにインパクトの強いミルレークさんとの思わぬ出会いに、オレは泣きべそをかきながら回れ右して、自分から飛び出してきたVaultの方に向かって走りだすのであった。
あのアフターアポカリプス世界での様々な体験、色々な想い出のほんのプロローグだ。
あれから約7年、新しい終末世界での放浪が、あと数日でやって来ようとしている。『Fallout 4』国内版の発売日はいよいよもうすぐだ。

 

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