ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【プリンセス・プリンセス 姫たちのアブナい放課後】

   ↑  2015/10/11 (日)  カテゴリー: PS2
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「あのときこうしておけばよかった……」の連続なオレの人生において、数少ない正しかった判断が、高校進学時に共学校を選択したことだ。
青春真っ盛りの時期に、身近に異性がいる場合と、それがまったくいない学校生活は、その後の人格形成に大きな影響を与えるような気がする。
男子校。なんと怖ろしい響きを持つ言葉なのだろう。そこは同世代の野郎ばっかりしか存在しない砂漠のような空間だ。
そこには異性との会話も鞘当てもない。ただ性欲だけは旺盛な男たちが、異性の視線をまったく意識することなしに蠢き続けているのだ。ダンテの地獄編もかくやの光景である。
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名門の呼び名も高い私立藤森学園も、その一方で男子校という救いがたい業を持った高校であった。
いくら偏差値が高かろうが、スポーツが強かろうが、そこに異性がいない限り、それらはすべて虚しい作業と化す。
全国大会に出たところで、そこに女子の黄色い声援がなかったら、いったいどうやってモチベーションを保てと言うのだろうか。
そしてエリートの考えることは、どこかぶっ飛んでいる。それを解消するために生み出されたのが、"姫制度"だ。
一年生の中から容姿端麗な生徒を選抜して女装をさせ、アイドルとして乾いた学園内に潤いをもたらそうという、常人には理解不能のシステムだ。
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オレがクソ真面目に部活をしているときに、女装した同級生が「頑張ってくださいねー」などと裏声でほざきながらこちらに近寄ってきたら、ただちに「突きー!!」と、その喉元に竹刀の先端を打ち込んでやるところだが、しかしそれは共学校で青春を過ごした人間だから言えること。
男子校という煉獄のような世界で、もし大島薫レベルの同級生から励ましの声を送られたら、それなりに舞い上がってしまうものかもしれない。
この姫制度で話題になり、アニメ化や海外進出まで果たしてしまった、つだみきよのヒットコミック「プリンセス・プリンセス」。
女っ気がほとんど無く、しかも女装男子が主人公と言うことで、なんとなくBLものの範疇(原作者のつだみきよは、元々蔵王大志のペンネームでBL漫画を数多く上梓してきた人だ)に括られそうな本作だが、基本的に彼らは嫌々(?)女装しているだけのノンケ。同性同士の恋愛沙汰の要素は一切無い学園コメディだ。
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勢いを駆ってプレイステーション2でゲーム化されたのが、この『プリンセス・プリンセス 姫たちのアブナい放課後』。
主人公である青髪の姫、河野亨の立場となって、怪談チックなオリジナルエピソードも交えた原作準拠のストーリーを追っていく、ごくごくオーソドックスな原作ものアドベンチャーゲームである。
キャラクターやシチュエーションに関する説明らしい説明がほとんど無い、原作ファン以外はほぼお断りの造りで、原作未読の人間には姫制度や、立ち絵が頻繁に入れ替わるやたらと多いキャラクターの相関を把握することすらできず、置いてきぼりになるのがオチかもしれない。
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ファンにとっても、原作キャラとは似ても似つかないイベント絵が散在するビジュアルは、ちょっとばかり困りもの。
しかし、学園ものADV数あれど、女装状態のまま送るする青春友情アドベンチャーなんてシチュエーションは、なかなか他にはない(そりゃそうだろう)珍味であろう。
原作も入手しやすいと思うので、手を出してみるなら是非とも原作を読んでからのプレイをオススメする。野郎ばっかの地獄の中でちやほやされる紅一点(正確には三点だが)気分、満喫していただきたい。

 

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2015/10/11 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


リア充、もげろ!

ずっと共学でしたが良い思い出一つも無し!高校の卒業式で、これから真冬にズボンを履いて厚着出来ると心底嬉しかったです。学園生活を楽しんだのは学園ヘブンや学園ハンサムでした。でも80歳になる舅は高校の同窓会にイソイソとお出かけ、もう60年以上昔の事を覚えているのかなあ?恐ろしいことに百歳近い恩師もまだピンピンしていて高齢化をヒシヒシと感じます。主人によると同じ高校出身だと商談も上手くいくそうで地方だと大学より高校の縁の方が強いんですね。

奈良の亀母 |  2015/10/12 (月) 20:09 No.1134


こっちも真の意味で共学を満喫できたのは、きらめき高校が最初で最後だったりして。
私の通った高校は相当底辺だったせいか、消息不明のオンパレードで同窓会のどの字も出てこないという、嬉しいんだか嬉しくないんだか分からない状態です。

与一 |  2015/10/13 (火) 19:33 No.1135

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