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【WWE RAW 2】バックステージの陰謀

   ↑  2015/09/30 (水)  カテゴリー: XBOX
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アンカー制作の『WWE RAW』が、『エキサイティングプロレス』シリーズと比較して物足りなく感じた原因の一つは、シーズンモードが欠けていたことである。
全てのプロレスラーにとっての憧れであるプロレス世界最高峰のイベント、レッスルマニア出場を目指してWWEの各シリーズを闘い抜いくシーズンモードは、パワプロのサクセスモードのように、もうエキプロとは切っても切り離せない関係だ。
しかしアンカーは、前作の約一年後に発売された『WWE RAW 2』に於いて、敢然とこのシーズンモードにチャレンジしてきた。
そしてその『RAW 2』版シーズンモードは、当時のエキプロのそれよりも数倍濃いものだったのだ。
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落語界に香盤という絶対的な番付があるように、プロレス界にも明記されているわけではないが、やはりレスラーの格や人気に応じた序列が存在する。
エキプロのシーズンモードは、そのレスラー間の序列、格をポピュラリティ度の名で数値化している。
そしてポピュラリティ度は、試合の勝敗によって上下し、それによってプレイヤーは、団体内で己の分身が徐々にポジションを上げていく過程を楽しめたのだ。
ただしこの当時のエキプロに於いては、ポピュラリティ度の変動はあくまでも試合結果のみが頼り。
花道の長州を藤原喜明と小杉俊二のどちらに襲わせるか。そんなアントンとピーターのその場の思いつきの選択で、レスラーはその未来を大きく左右されてしまう。
会社のプッシュをひたすら待って、目の前の試合を淡々と消化していくだけで果たしていいのだろうか? 否!
ここは弱肉強食のアメリカマット。自分の未来は自分の手で切り開かなければならないのだ。例えロッカールームでどんな汚い手を使ってでも!
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自分とポピュラリティが近いライバルは、なんとしてでも蹴落とさなければならない。
その為にプレイヤーは、通常興行が行われている合間にロッカールームで様々な策謀を凝らす事ができきるのだ。
代表的な例はトラップ。
会場内の廊下を悠然と歩くTAJIRI。その脳天を天井に仕掛けられた段ボール箱が直撃! 頭を抱えてのた打ち回るTAJIRIを嘲笑うショーン・マイケルズ。
「ざまぁみやがれ、この野郎! てめえの醜態は世界中に生中継されてるぜ!」
そう、ここはWWEのバックステージ。事件の起こるあらゆる場所には必ずカメラクルーが待機しているのだ!
醜態をさらされ激減するTAJIRIのポピュラリティ値。これで自分の地位を脅かしてきそうなニューカマーの芽を一つ摘むことができた。
ただしポピュラリティ値が大きく離れてる相手には、そうそうこのトラップが成功することはない。クリス・ノウィンスキーごときがロック様相手に段ボール箱やバケツ落としを仕掛けたところで、ロック様が易々と引っ掛かるワケがないだろう。
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プロレスラーだって人間だ。ロッカールームでは、自然と仲の良い奴も生まれれば、どうしても虫の好かない野郎だって出てくるだろう。
それを端的に表現した友好値、敵対値はライバル抗争などのアングルにもかかわってくるステータスだ。
直接的に相手を襲えば敵対値は跳ね上がるし、誰かをそそのかして仲違いをさせる間接的な行動もとれる。
あるいは相手を励まして友好値を上げるのも手だ。味方は多ければ多いほどいい。。
「なぁブッカー、元WCWチャンプともあろうものがどうしたんだ? オレが付いてるぜ、元気出せよ」
「嫌味な野郎だと思ってたんだけど、実はお前イイやつだったんだな、ありがとよ」
そう持ち上げた直後にブッカーTにトラップ攻撃!
「うっそじゃーい、バァーカ、真に受けてんじゃねえよ!」
「このタコッ! ぜってえ許さねえ、ぶっ殺す!」
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分岐選択によるマルチシナリオに留まっていた当時のエキプロシーズンモードに対して、『RAW 2』のシーズンモードはアングルや抗争相手を、これらの行動で好きなようにクリエイトできる自由度が目玉。
抗争をふっかけたい相手がいるのなら、リングの上から思い切り挑発してみよう。ただしトリプルHを挑発してスティーブン・リチャーズが出てきたら、こっちの面子は丸つぶれだ。
控室で気に入ったディーバを自分のマネージャーに勧誘もできる。ただしニディアあたりを誘って思い切り断られ、その様子が全米中に放送されたら立つ瀬がないが。
ライバルのロッカールームに忍び込んでコスチュームを盗み出す嫌がらせだってありだ。クリエイトモードで使える衣装も増えて一石二鳥。
これらの行動には精神値を消費するが、このステータスは試合でも重要な役割を果たす。
陰謀に熱中するあまり、肝心の試合でふらふらになっていたなんて事態は、なるべく避けたいものだ。
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このエキプロを凌駕する充実のシーズンモードに加えて、ビジュアルや前作の問題点だった操作性も格段に向上。
こうしてライバル、エキプロに一矢を報いた『RAW』とアンカーだったが、しかしこの充実のWWEオフィシャルゲームは、フジによる地上波放送も始まってWWEが知名度を増していた時期にも関わらず、とうとう日本国内では未発売に終わってしまう。
そして次世代機に移ると、THQはWWEゲームを『WWE Smackdown VS RAW』のタイトルに統合してマルチプラットフォーム化。
ゲームの分野に於いてのニリーグ制は、初代Xbox一代限りで終演を迎えてしまうのであった。

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2015/09/30 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


貧すればビンス

おもしろそーですね。でもこれ記事では解らないんですけどクリエイトモードは有るんですか?

性サターン |  2015/10/01 (木) 15:17 No.1127


一応ありますけど、この頃のクリエイトモードは、やっぱり着せ替えに毛が生えた程度のものですね。

与一 |  2015/10/02 (金) 18:04 No.1128

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