ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

この記事に含まれるtag :
タレントゲー  トリビアゲーム  実写ゲーム  

【爆笑!! オール吉本 クイズ王決定戦】吉本のゲーム事業参入

   ↑  2015/09/04 (金)  カテゴリー: 3DO
150904001.jpg
吉本興業というとすぐに思い浮かぶのは、お笑い芸人の一大プロダクションというイメージだが、その他にここは異分野の事業に積極的に乗り出すアグレッシヴな総合企業の印象も強い。
不動産から旅行業者まで、本業とそれなりにリンクしたものから、まったく予想もつかないジャンルと、吉本が手をつけた事業はそれこそ多岐に渡るが、その中でも個人的にインパクトが強かったのが、90年代中期の
プロレスとゲームへの進出だ。
桂三枝(現・文枝)を謎の覆面コミッショナーに据え、鳴り物入りで旗揚げしたのは吉本女子プロレスJ'd。
その出だしこそ華やかだったが、エースが地味で華のないジャガー横田。
さらには業界四方に気を配りまくるインベーダーらしからぬ腰の低さで、たちまちのうちに女子プロレス界で存在感を失ってしまい、先細り状態を維持したままいつの間にか吉本も手を引いて自然消滅してしまった。
150904005.jpg
一方、ゲームの方はどうだったかというと、既存のゲームメーカーとタイアップした『さんまの名探偵』やPCエンジンの『爆笑吉本新喜劇』をそのきっかけとして、次世代CD-ROM機の登場を契機に、いよいよ本格的に乗り出したこちらの事業の方も、かけ声に反してその結果はイマイチ冴えないものであった。
ゲームのマルチメディア化に乗って登場したメイド・イン・吉本ゲームの尖兵となったのが、この『爆笑!! オール吉本 クイズ王決定戦』。
テレビのクイズ番組を模してはいるが、出場するタレントはすべて吉本芸人、そしてインターバルに挿入されるコマーシャルも、すべて吉本の各種事業の宣伝。
吉本の吉本による吉本のためのゲームとは、まさにこのことだ。
150904006.jpg
出演する面々は、司会の島田紳助とアシスタントの大阪パフォーマンスドール武内由紀子。プレイヤーの代理となる回答者には、池乃めだか、坂田利夫、ジミー大西、今田耕司に東野幸治、ナインティナイン、女性陣に島田珠代、末成由美(ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ)、小高紀子(ムチムチムッチン)。
豪華は豪華だが、いざプレイする立場になってみると、自分の分身としてキャラクターセレクトするには、どうにも抵抗感の残るメンバーである。
150904004.jpg
この面々による通常のクイズに加え、島木譲二の頭を灰皿で連打したり、ウォーリーならぬチャーリー浜を客席から探し出すなど、やはり吉本タレント出ずっぱりの各種ミニゲーム。
ちなみにチャーリーを捜せでは、隠れキャラのMr.オクレを見つけ出すとボーナスポイント。オレはついぞ発見することができなかった。
このメンバーの例のノリを、ゲーム特有のぎくしゃくした間の悪いテンポが足を引っ張りながら進行する内容で、最初の一回は物珍しさでなんとか楽しめるかもしれないが、二回、三回とプレイするともなると、なんともモチベーションの維持に困ることだろう。
150904002.jpg
3DOを自社のコンシューマゲーム事業参入への踏み台とした吉本は、以後プラットフォームをセガサターンに移し、ナイナイ主演のシュミレーションRPG『ファンキーファンタジー』と、やはりナイナイをメインに据えたコミカルボクシングゲーム『ファンキーヘッドボクサーズ』を立て続けにリリースするが、上げ潮のナイナイと吉本の威光を持ってしてもこれらは振るわず。
自社リリースを諦めて、『さんまの名探偵』以来再びナムコと組んだ『ナイナイの迷探偵』(またもやナイナイ!)は、ミステリAVGとしても完成度の高かった『さんまの名探偵』の名を汚す迷作に堕してしまい、女子プロレス同様、こちらの事業も先細りのままで終わってしまうのであった。



この記事に含まれるtag : タレントゲー トリビアゲーム 実写ゲーム 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2371.html

2015/09/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【爆笑!! オール吉本 クイズ王決定戦】吉本のゲーム事業参入

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback