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【Funk of Titans】自称ファンキー

   ↑  2015/08/15 (土)  カテゴリー: XBOX ONE
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この世に自己申告ほどアテにならないものはない。
ネットのプロフにある"自称毒舌"に気の利いた毒舌のあった試しがなく、出会い系サイトの"自称壇蜜似"は十中八九拒食症の山崎しずちゃん似と相場が決まっている。
ただし"自称ダメ人間"の場合だけは不思議なことに例外が多い。これを自称する人はほぼ間違いなく申告通りだ。
ファンキーだってそうだ。芸名に自らファンキーと名乗る芸人、グループ名にファンキーの文字を入れているバンド、そう言うのに限って実際はファンキーな要素なんて皆無だったりする。
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アフロヘアーはファンクっぽさを主張する分かりやすいアイテム。
だがもはやそれは松鶴家千とせや笑福亭鶴瓶にさんざん消費されて、ファンクとはおよそ遠いところにある記号と化している。
今やアフロ=ファンキーの概念を頑なに堅持しているのは、せいぜい具志堅用高くらいのものだろう。
ギリシャ神話にソウルトレイン風70年代ファンクのイメージを盛り込んだランゲーム、『Funk of Titans』の主人公ペルセウスのいでたちも、アフロにイエロージャージという分かりやすい記号。
しかし見てくれなど、誰でもいかように装える。肝心なのは、その中身に本当にファンクが詰まっているかどうかなのだ。
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強制スクロールで綴られるランゲームは、バックの音楽と一体化したリズムゲーム的な側面を持つことが多い。
これは特に横スクロール系のランゲームに顕著で、国内ではWiiWareで発売された『Bit.Trip.Runner』や、XBLA版もあるその続編『RUNNER2:FUTURE LEGEND OF RHYTHM ALIEN』などは、ステージ構成やレベルデザインが、そのまま音ゲーの譜面の役割を果たしていたりした。
ならばこの『Funk of Titans』も、自らファンクを謳うならば当然そういった部分は押さえているはずだろうと、普通は思うところだろう。
ところがこのゲーム、そんなリズミカルな準リズムゲー的な要素はおよそ皆無。
ゲーム的な歯応えすらも放棄した惰性で進行するランゲームで、自らのファンキーな装いが単なるコスプレにしか過ぎない事実を露呈するのであった。
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各ワールドに待ち受けるボスは、レディー・ガガ似のメデューサにラッパーの一つ目タイタンなど、タイタンの戦い伝承に準じたキャラクターたち。
ポップ、ラップ、ロック、各音楽ジャンルを代表する敵たちと、ファンクの名のもとにダンス勝負で雌雄を決するのだ。
当然このボス戦くらいはリズムゲー対決の様相を呈しているだろうと思いきや、ここでもリズムとはまったく無縁な素QTEを垂れ流すばかり。
音楽をテーマにしておきながら、その根幹部分に音楽的要素は皆無。
ここに来てこのアフロ野郎は、そのアフロまでもがコントのヅラにすぎないことをさらけ出すのだった。
まったくもって、この世に自己申告ほどアテにならないものはない。

<国内ストア未発売>



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2361.html

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