ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

【Forever Blue】南太平洋で過ごす夏

   ↑  2015/07/28 (火)  カテゴリー: Wii
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常軌を逸した猛暑に対する怨嗟の声がこだまする日本列島。
オレはそんなエアコンなしでは30分と行動していられない島国を離れて、遙か南太平洋のマナウライ島にいる。
澄み渡るような快晴の空に透き通るような青い海。さんざん手垢のついた表現だが、実際そうとしか言いようがないのだから仕方ない。
こんな素敵な南の島に来たら、やることは決まっている。人類の母である青い海は、いつでも我々が帰郷するのを、優しく静かに待っているだろう。
大げさな装備は必要ない。手にするのはWiiリモコンだけだ。
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『Forever Blue』のルーツ的作品である『EVERBLUE』は、海中探索ゲームであると同時に『ウィザードリィ』などのダンジョン系RPGをリブートしたような趣のあるゲームであった。
その『EVERBLUE』から約10年の時を経て、Wiiにプラットフォームを移して登場したその後継作は、ダンジョン探索風味や酸素管理による進退の駆け引きといった要素をすべて捨て去って、何の縛りもなく自由気ままな海中遊泳を楽しむ、まったく新しいブランドとして生まれ変わった。
メニューの代わりを果たす船上画面から、ぽちっと"海にもぐる"を選択すれば、そこはもう一面涼やかな永遠の青い世界。
『アクアノートの休日』のローポリゴンの海底に、永遠の青を感じるには禅問答並みの解釈力が要求されたが、あれから20年の歳月を経てコンピュータグラフィックの耐用年数は格段に向上した。
この『Forever Blue』も今や8年前(!)の作品だが、その青い世界の説得力はまったく失われていない。
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こんなステキな環境に住んでいれば。サカナたちだってすれずに真っ直ぐ育つ。
突っついたり撫でたりスキンシップの繰り返しで、もう鬱陶しいくらいに慣れてまとわりついてくるだろう。
目的のない漠然としたダイビングの繰り返しにも、それなりのワケはある。
この海域はこんな地形、ここにはこんなサカナ、経験を積んで知識を貯めこんで、そう、ここでのオレの本業はダイビングガイド。
こんなサカナあんなサカナを間近で見たいという顧客の欲求には、きちんと漏らさず応えてあげよう。
「ここにはマアジを観にきたんだ」
「サバを目の前で観れたら一生の思い出になるわ」
…………お前らもせっかくの機会なんだから、もっとこうマンタとかエイとか、寿司ネタじゃないサカナとの出会いを要求しろよ! バッチリ案内してやるからさあ!
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『EVERBLUE』の雰囲気を継承するダンジョンチックな水中鍾乳洞や海底遺跡も存在するが、そんな冒険的な要素はエンディングまでのおせっかいな導線みたいなもの。
気ままに好きな海に潜ったり、船のデッキで自前のMP3をのんびり聴いたり、ペンギンやイルカと戯れたり、空想の潮の香りに囲まれたゆったりとした日々が、このゲームの本来のメインだ。
イカれた猛暑もマナウライ島にいれば束の間忘れられる。窓から差し込む強烈な陽の光だって、海の男らしい日焼けのチャンスだ。
パスポートや航空券の必要もない。押し入れにしまってあるWiiを引っ張り出してくるか、WiiUに入っている『スプラトゥーン』のディスクを入れ替えるだけで、素晴らしき夏の日々が向こうから訪れてくることだろう。



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2352.html

2015/07/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

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