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【Trivial Pursuit】クイズゲームのクラシック

   ↑  2015/07/17 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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人は自分が他人よりも聡明だということを、とかく誇示したがる生き物。
しかしその欲求が強ければ強いほど、実人生にフィードバックされないムダな知識ばかりを貯めこんだ、潰しのまったく利かない人間だったりする。
そんな因業な人間が、貯めこんだムダ知識を開放して賞賛をもらえるチャンス、それはクイズ。
テレビ番組に出て賞品や賞金をガメたいわけではない。ただ周りから、「あの人はお利口よ」と一目置いてほしいだけなのだ。
トリビアルパスートは、その涙ぐましい欲求に応えてくれるファミリーボードゲームの超メジャーヒット作。
ダイスを振りコマを進めカードボックスから引いたクイズに解答する。
間違えて周囲から慰められるか、問題の意味すら分からなくて嘲笑を買うか、あるいは正解を連発して尊敬の眼差しを得られるか、そのすべてはおのれの知識の豊穣さ次第だ。
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そのインテリジェントなムードを後押ししてくれるのが、ピザのように6つのブロックに切り分けられた円の基本デザイン。
これを基調としたボードは、各ジャンルのカラータイルが線状に配置され、それはまるで占星盤かマントラのような、ミステリアスで高尚な雰囲気を醸し出している。
そして各プレイヤーに与えられるコマもこのデザイン。最初のうちは食い尽くされたピザトレーのようにすっかすかだが、クイズに正解を続ければそこにはウェッジという名の断片が少しずつ嵌めこまれてゆくだろう。
コマにはまるウェッジの数は、おのれの知の証。これをいち早く揃えた者が、トリビアルパスートでは知の殿堂に値するとして、ただ一人賞賛を浴びることができる。
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今でこそ内向きな趣味ばかりを持つオレだが、学生時代はおよそ真逆で毎日のように繁華街に繰り出しては朝まで遊びふける生活を送っていた。
麻雀以外のボードゲームとは、およそ無縁だったオレとその仲間たちであったが、ひょんなことから手に入ったこのトリビアルパスートに、どういうわけか突発的に入れ込んだことがある。
知性や教養なんて言葉とは無縁な集団が、よりによってトリビアゲームに熱中している様は、傍から見ればおよそ滑稽だったかもしれないが(同じゼミにいたボードゲームサークルの奴に、「オレたちもそのトリビアルパスートっての遊んでるよ」と言ったら、まるでサルが言葉を喋った時みたいな反応をされた)、たとえそんな夜遊びバカの集団であっても、仲間より多少は利口であることを証明したがるものなのだ。
これに正解すれば上がりというシチュエーションで、「江川卓を最初に指名したプロ野球チームは?」の問いに、勝利を確信しながら「クラウンライター!」と答えて奈落に突き落とされたときのことは一生忘れん。
正解は阪急。江川を最初に指名した球団は阪急。オレはもうボケ老人になっても、このどうでもいいトリビアのことは永遠に覚え続けているであろう。
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EAから発売されたXbox 360版『Trivial Pursuit』は、やはり同社が出した『Monopoly』と同じく、原作ボードゲームにほとんど手を加えていない、オリジナルの雰囲気をほぼ忠実に受け継いだ内容。
オーソドックスなクラシックルールの他に、Fact & Friendsという変則ルール(他人の回答にベットしたり、ボーナスアイテムマスがあったりする)と、XBOX LIVE上のリーダーズボードでスコアを競えるシングルモードが収録。基本的にはどれもボードゲーム版のルールを大きく逸脱するものではない。
○にEAのお馴染みのメーカーロゴや、メニュー画面やローディングアイコンなども、6色に分割されたトリビアルパスートのコマを模したデザインで統一されているのは、ちょっぴりキュートなポイント。
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ただしパーティープレイモードはローカルのみで、LIVEを通じてのオンラインマルチプレイには対応していない。
まぁ少なくとも、一回の対戦が下手すれば数時間(バカ同士がプレイすれば、ホント際限なくずるずると続く)にも及びそうなこのトリビアルパスートが、そのままではオンライン対戦に根本的に向いていないことは確かだろう。
ハズブロゲームの新たな権利元となったUBIが、このトリビアルパスートに関してだけは、あえてその内容を原型を留めないほど改変してオンラインプレイ向けに仕立て直したのも、まあ理解できなくもないかもしれない。

<海外版 / 国内未発売>



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