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【Tales from the Borderlands】連ドラ版ボーダーランズ

   ↑  2015/06/28 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
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スティーブ・ジョブズ亡きあとのアップルのように、どんなカリスマ経営者が退場しても企業はしぶとく存在し続ける。
それはあのハイペリオンだって例外じゃない。
ウォリアーの覚醒失敗とハンサムジャックの死。あの『Borderlands 2』のラストからしばらく経った世界。新しいボーダーランズは、未だハイペリオンの支配下にあるヘリオスから、その幕を開ける。
物語を司る二人の主人公の片割れリーズは、ハイペリオンの木っ端社員。ことの元凶はVaultキーと称するブツを手に入れようと画策した彼の上司だが、それをさらにややこしくしたのは、ハンサムジャックに比べると相当に腰の弱い彼のちんけな野心だ。
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もう一人の主人公フィオナは、妹分のサーシャと育ての親のフェリックス共々悪名の高い詐欺師ファミリー。
彼女の手の中にあるのは偽のVaultキー。これが原因で望まぬ邂逅を果たした二人は、各勢力の思惑や裏切りに翻弄された挙句、やがてパンドラに残されたアトラス社の極秘プロジェクトを探して、否応無しのアライアンスを締結するハメになる。
リース、フィオナ、共に舌先三寸で世を渡ってきたキャラクター。銃の扱いはもちろん、荒事全般は基本的にからきしだ。
しかし案じることはない。この『Tales from the Borderlands』は、FPSからTellTale Gamesスタイルのアドベンチャーゲームに装いを変えた作品。
重要なのはドンパチの腕ではなく、プレイヤーに委ねられたアドリブ的ドラマ構築の意味合いを持つ、時間制限付きのセリフ選択だ。
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簡素なポイント&クリックやQTEなどインタラクティブな要素を挟みつつも、基本的にはビデオゲーム上で展開する連続テレビドラマのような性質(脚本の構成やカメラワーク、カット割りなどは、もう完全にテレビドラマ畑のそれである)は、『The Walking Dead』や『Game of Thrones』といった他のTellTales分割エピソード型ADVと同様。
しかし銃撃周りの要素を排除してもボーダーランズのイメージを損なわないのは、本編から確実に継承したディティールのキメの細かさの賜物だろう。
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そしてここぞというときに物語に絡んでくる、ゼロ、スクーター、アテナ、スプリングス、ブリックにモーデカイ(この二人が登場した流れは、そのまま『Borderlands: The Pre-Sequel』のイントロダクションに繋がる)、さらにはシェード(DLC『海賊の秘宝』に登場したオアシスの変人)やテクター・ホドングなんて重箱の隅みたいな奴らから、果てにはハンサムジャック(?)まで、本編の錚々たる重要人物たち。
特にゼロやアテナの登場シーンは、本編シリーズの経験者なら思わずテンション上がること間違いなしの切れ味だろう。
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全5話中、現在までエピソード1~3が配信済み。
のっけからデス・レース大会でアクションシーンの大花火をどっかんどっかん打ち上げるエピソード1。
そこからバトンを受け継ぎ、テンションを保ちながらアトラス社極秘プロエジェクトの謎に迫るエピソード2。
そしてつい先日登場したエピソード3は、来るべきクライマックスに備えた溜めのようなラブロマンス回。
ボーダーランズにときめいた者ならば、言語の壁を越えて是非とも体験してみてほしい充実作なのだが、唯一の難点はエピソード各話に数ヶ月の間が開いてしまう悠長な配信ペース。
エピソード全話が揃ってからいっきにプレイってのもありかもしれないが、やはりこのあざといまでにクリフハンガープロットを仕込んだ連続ドラマ風構成は、次の回をやきもきしながら心待ちにするところまで、しっかりと楽しみたいではないか。

<国内ストア未配信>



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