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【OVERLORD 魔王サマ 復活ノ時】魔王様の回想

   ↑  2015/05/20 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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「魔王様、魔王様、わたくしどももずいぶんと久方ぶりの登場となりますな。これはいったいどういった風の吹き回しでございましょうか?」
うむ、ミニオンの長老にして我が輩の忠実なる参謀のナールよ。実はこのブログはな、極端に肥大化しないように、古い記事からの整理や削除、リサイクルなどをこっそりと行っておるのだ。それでいよいよ我が輩と貴様らの一連の記事が整理対象となってきてしまった。まあばっさり消し去ってしまうのも偲びないから、改めてミニオンどもとの思い出を書き留めておこうと思ってな。
「なんと、わたくしどもと魔王様の栄華の日々も、もうそんな昔のこととなりましたか」
さすがにもう7年近く前のことだ。月日の経つのは早いな。
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「では改めて、この『Overlord』がどのようなゲームであるかを、ひとつ魔王様の口から解説していただきましょうか」
うむ、ま、早い話が『ピクミン』みたいなもんだ。
「……魔王様、それではあまりに身も蓋もなさすぎて、わたくしめらも立つ瀬がないのですが。もうちょっとこう何か」
そうか。じゃあこういうのはどうだ? 魔族を統べる我が輩が、忠実なる使い魔のミニオンたちを統率して、一度はこちらを封じ込めた英雄どもに復讐を果たす物語だと。
「おお、いい感じですな!」
中世ファンタジーの世界をシニカルかつブラックに描いているのも、このゲームの特徴だ。民衆たちは貧乏かつ無教養な粗野きわまりない連中で、貴族は無責任で無能。兵士は狡猾で残忍で意地汚い。そして肝心の英雄ときたら、どいつもこいつもその名に値しないような輩どもだ。
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「英雄などと呼ばれても、一皮むけばそんなものでございます」
まったくだ。後世に名を残すほど自己顕示欲の強い奴らなど、本来はろくなもんであるはずがないものな。
「その偽りの英雄譚の真実を、悪の名の下に魔王様が暴くわけですな」
そして英雄伝説を覆し、晴れて復権した我が輩は、やがて米倉涼子と結婚してめでたしめでたしのハッピーエンドを迎えるのだった。
「……魔王様、調子に乗ってねつ造したストーリーを付け加えるのは、さすがにどうかと」
そ、そうか……。
「それにトレンド女優を嫁に迎えるのを、人生最大の上がりマスに設定してしまうのは、さすがにスケールが小さいかと。成り上がりのIT社長ではあるまいし、天下の魔王様らしくありませんぞ」
そ、そうであった。我が輩は魔界の王。人間のちんけな野望など、鼻で笑う立場であったな。
「そういえば魔王様はゲーム中でも、気の強い女相手にはいささか分が悪かったですものな」
あのどこぞの城からかっさらってきて后にした女! 酷いやつだったなアレは。
「こちらにまでワガママを押し付ける、とんでもない女でございました」
アレに対してはさすがの我が輩も頭が上がらなかったのだ。まあ忘れてくれい。
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「しかしまあ、ミニオンを率いた魔王様は、ありとあらゆる極悪非道な所業を重ねましたな」
うむ、なんたって泣く子も黙る魔王だからな。思えば酷いことをたくさんしたなあ。
「しましたなあ」
民家の木箱を叩き壊したり。
「あの村人、ひきつっておりましたな」
畑のかぼちゃを片っ端から叩き割ったり。
「あのかぼちゃ、無惨にも砕け散っておりましたな」
羊を虐めたり。
「あの羊、メエメエ鳴いておりましたな」
なんたって恐怖の魔王だからな!
「……魔王様、今日び近所の悪ガキの方が、もっと大それた悪さをしでかしているかと」
すまんな。なにせ罪悪感抜きで回顧できるような悪行は、せいぜいこの程度のものなんで。
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「魔王になっても小善人っぷりがハンパに抜けておりませんでしたものな、あなた様の場合は」
我が輩の立場からすれば、ミニオンなんてがんがん使い捨てても構わないのだろうが、そうも割り切れなくて、つい目先のミニオンの死におろおろしていたものな。
「いやいや、魔王様からかけていただいた憐憫の情、我々は決して忘れはしませんぞ」
そう言ってもらえると、多少は心が晴れるかもしれん。
「魔王様の時にはトリッキー、時には大胆すぎる、そして時には常人の理解を超えた指揮の下で命を落としたミニオンどもも、決して、決して犬死にではございません!」
あまり人の指揮の至らなさを強調するな!
「魔王様のためにその身を捧げるのがミニオンの使命でございます。いや、これは決しておもねっているわけではございませんぞ」
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そんなミニオンたちの、あまりにも献身的な姿が、このゲームの最大のセールスポイントだろうな。我が輩の命令には決して逆らわず、一糸乱れずに行動するが、かと言って感情のないロボットみたいな連中というわけでもない。ちょっと目を離すと略奪を働いたりタダ酒かっくらったり立ち小便したりと、なかなか人間臭いところも豊富だ。ま、人間じゃなくてミニオンだが。
「それに比べて人間やエルフどもの醜悪なことときたら!」
まったくだ。それなのに偏向した伝承は、やれレゴラスだアラゴルンだとあいつらをやたらと美化し、対して我ら魔族を醜悪に描いて後世に歪めて伝えておる。
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「その偽りの伝承を糺すのが、魔王様の、ひいてはこの『Overlorod』というゲームの使命というわけですな」
うむ。当時としても操作系にいささか難があるという欠点はあったが、一般のファンタジーゲームからネガポジ反転したブラックユーモア満点の世界は、それを補って余るものがあるぞ。IPもまだ死んでおらぬようだし、新たなシリーズ作の登場も充分に期待できる。そのときを我が忠実なる可愛い可愛いミニオンともども心待ちにしておるぞ!




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