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【メガレース】声の出演・ルー大柴

   ↑  2015/04/18 (土)  カテゴリー: 3DO
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原語版のキャラクターがやたらとくどいセリフ回しだった場合、青野武さんなど、そのタイプの職業声優をキャスティングするのは普通の作品の場合。
これがイマイチ売りようの難しい映画やゲームであったら、元がくどいんだから吹替役者もくどい旬のイロモノにしてしまえなんて奇手に走ったりする。
洋ゲー、武装カー、そして3DOという三重苦を背負っているゲームなら、なおさらそうだ。
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欧州産の近未来武装カーゲーム『メガレース』は、海外ではちょっとしたカルトな作品。
その理由の一つが、未来リアリティショー番組のメイン司会という設定のキャラクター、ランス・ボイルの存在。
演じているのはクリスチャン・エリクソンという役者。この人は後にやはりリアリティショーをテーマにしたホラーゲーム『The Devil Inside』(『メガレース』と同じくCryo Interactiveの作品)でも、同じく強烈な司会役を務めている。
ド派手なスーツに身を包んだこの見るからに怪しげな男、もうとにかく立て板に水のごとくハイテンションに喋りまくる。
ゲームを起動させると、もう10分近くに渡って、延々とこの怪人物の状況説明お喋りに付き合わされるハメになる。
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これを日本語に置き換えると、やはりどうしたって青野武さんの素っ頓狂な声が響いてくるのだが、しかしこれは3DOのゲーム。そんな正道のキャスティングをしていたら誰からも相手にされなくなってしまう。
だったらくどいキャラなら、そのまんまくどい奴をはめ込んでしまえとばかりにチョイスされたのがルー大柴。
当時のルー大柴は、テレビ東京の伝説的バラエティ番組「浅草橋ヤング洋品店」のメイン司会でブレイクを果たしていた、まさに旬も旬の頃。
ハイウェイを跋扈する凶悪暴走族の皆さんの協力を仰ぎ、武装カーに乗ってこれを撃破できたら賞金、失敗すればフルボッコ(番組は責任を持ちません)。
どことなく全盛期の「浅ヤン」を思わせるテイストの視聴者参加番組メガレースと、いつものルー語を駆使して吹替に挑むルー大柴の相性は一見よさそうに思えたが、やはりこれは素人考え。
生の司会ならともかく、台本を通してのスタジオ収録というフィルターを通すと、実はルー大柴の話芸は、軽快なテンポを失ってそのテンションがガクッと落ちてしまうのだった。
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ゲーム内では不首尾に終わったルー吹替。ならばせめてそのネームバリューで多少なりともセールスに貢献して欲しかったところだが、3DOでは比較的氾濫気味だった武装カーものという事情もあってか、こちらもさほど話題にもならず、イロモノ起用策の限界を露呈。
海のあちらでは『MegaRace 2』『MegaRace 3』と続編が出たこのシリーズ作(もちろんクリスチャン・エリクソンのランス・ボイルも続けて登場。昨年にはジョークか真かリブート版の登場もアナウンスされた)も、日本での発売はこれ一作に留まってしまうのであった。



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