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映画【DOA/デッド・オア・アライブ】

   ↑  2015/02/27 (金)  カテゴリー: 映画・DVD
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どこから見ても中華風の宮殿、そこにぬけぬけとかかるテロップは"石狩山脈・日本"。その宮殿の奥に鎮座いたしますは"プリンセスかすみ"ことデヴォン青木。
つかみはOKなイントロダクションを皮切りに展開される86分の荒唐無稽な格闘アクションを目の当たりにしたオレは、「なんてステキな映画だ。ゲームの『DEAD OR ALIVE』をやらないオレでもこんなに楽しいのだから、ゲームのファンの間ではこの映画、もう話題沸騰に違いない!」と、ガラガラの映画館の中で一人興奮していたのだが、もちろんそんなわきゃあなかった。
ゲーム好きとゲームの映画化作品とは、元々相性があんまりよろしくない上に、事前に世に出ていた単なるコスプレ以外の何ものでもないデヴォン青木のかすみ姿が、「これはスルー物件」とのダメ押しを与えていたんだからムリもない。

ゲーマーにはデヴォンかすみでドン引かれ、格闘アクション映画好きにはゲームが元ネタだからと軽く見られた悲運の作品「DOA/デッド・オア・アライブ」。
娘っ子たちがパンチキック振り回す映画だからと白羽の矢を立てられた監督は、古くはシンシア・ラスロックが暴れまわる一連の作品や女アクション映画の隠れ傑作「レディ・ウェポンZERO」、近年では「クローサー」などで、その手の映画での手腕が評価されているコリー・ユン。
殺陣師としても超一流の実績を持つユン先生だ。娘っ子たちを甘やかしはしない。
これにデヴォンを始め、ジェイミー・プレスリー、ホリー・ヴァランス、サラ・カーターら、ちょっと徳俵に足がかかり気味だった女優陣が見事に応えた小気味いいアクション、アクション、アクション。

DOAキャラクターたちとの対戦シーンはもちろんのこと、竹林の間を縫ってのかすみとあやね(ナターシャ・マルテ)の剣戟に、クリスティ(ホリー・ヴァランス)とエレナ(サラ・カーター)のスタイリッシュな雨中ファイト、個人的に一押しなクリスティの石段上対多人数立ち回り、そしてもちろんビーチバレーも。
いずれのアクションシーンも、ユン先生の現場での指導に熟練のカット割りで見応え満点。
とってつけたようなストーリーとか、これが一応は『DEAD OR ALIVE』の映画化作品であることを主張する説明的なシークエンスなどは、すべてこれらのアクションシーンのあってもなくてもどうでもいい繋ぎみたいなもの。
だいたい「中途半端に仲がいい十数人の格闘家たちを、適当な理由つけて大会で闘わせて、その合間にビーチバレーできゃっきゃうふふする」なんて大前提を、まともなお話になんかできるわきゃないだろう。

割を食っているのは主役級5人の娘っ子キャラに対して、刺身のツマみたいな扱いを受けているバイマンやジャン・リー、ゲンフーにレイ・ファンといった連中だが、これも「野郎と貧乳に用はない」という、潔い割り切りと考えれば問題はない。
多少はマシな扱いを受けているのは、ケイン・コスギのリュウ・ハヤブサとケビン・ナッシュのバース(娘とは筏の上という、レスラー同士にとっては難易度の高いシチュエーションで激突)だが、これとて引き立て役であることには変わりない。
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「格闘ゲームが好きな連中って、格闘アクションも好きなはずだろ?」なんて映画屋の誤った理解と、「そのかすみって娘は日本人だそうだからデヴォン一択」の台所事情が生み出したのは、青い太陽の下で美しい四肢がハードに躍動する快作中の快作。
ちなみにこれの国内DVD初回限定版は、ビキニ姿の娘っ子たちが浮かび出る3Dチェンジング仕様になっていて、その錦糸町のキャバクラを思わせる激安ゴージャスっぷりが、なんともまたこの映画にマッチしていてオレの一生ものの家宝だ。
テクモもこの映画に呼応して、きっと"DEAD OR ALIVE リアルバトル オン フィルム"なんてソフトを作ってるくれるだろうとずっと待っているのだが、そっちの方はまったく音沙汰ない。仕事しろテクモ!



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2265.html

2015/02/27 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


久々に観たくなりました映画版。チョイ役で映画モータルコンバットの主役を演じたロビン・ショウが出てるのがナイスポインツでした。ゲームの方は、DOA5からのかすみの顔が自分には由美かおるっぽく見えてしまい、熟女コスプレ格闘な気分でプレイしてます…

おくていMGR |  2015/03/01 (日) 20:30 No.1018


今までのDOAは、本編は一応(?)マジメな格闘ゲームで、はっちゃけるのはビーチバレーの方って一線がありましたけど、5はその辺まったくお構いなしになっちゃってる印象ありますけど、実際のとこどうなんでしょう?
DLCとしてイメージビデオ(?)を売っていたのは、さすがに苦笑しました。

与一 |  2015/03/01 (日) 23:00 No.1020

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