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【パワージェットレーシング2001】DC版ウェーブレース

   ↑  2015/02/23 (月)  カテゴリー: ドリームキャスト
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空の『エアロダンシング』、陸の『バギーヒート』に続くCSK総合研究所陸海空三部作の最後を飾るのは、ジェットスキーを駆っての水上レース。
もっとも最後発ということもあって、前の二作に比べると知名度が相当欠けているが(『バギーヒート』もたいがいマイナーだけど)、その熱さは陸や空に決して負けてはいない。いや、むしろオレはこれが一番お気に入りだ。
ひとえに水の上と言っても、海と川ではその表情がだいぶ違う。
そして同じ川にしたって、ニューヨークのハドソン川とアマゾンの大河では大きな違いがあるだろう。 ぬるっとした湿気が伝わってくるアマゾンの濁った水に、長く続いた梅雨の香りが漂うかのような冠水したローマ市街、『パワージェットレーシング2001』は、そんな水場ごとの表情の違いをしっかりと伝えてくれる。
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スノボなどのウインタースポーツをテーマにしたゲームに対して、マリンスポーツを扱ったゲームは比較的数が少ない。
それは生き物のように変化する水面の表現が、ごまかしの効かない難しいものであることを物語ってるだろう。
その上に浮かぶ海の乗り物は、いずれも不安定なシロモノだ。エンジンで身を固めたジェットスキーだって例外じゃない。
自然の、あるいは先行するジェットスキーが立てた波は、こちらのマシンコントロールを常に予測のしづらいものにしてくれる。
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水しぶきをあげての爽快感と並んで水上レースゲームの肝となるのが、この刻一刻と変化する水面の状態による不確定要素。この部分をしっかりと表現できたのなら、そのゲームは成功を半ば約束されたようなものだろう。
もちろんこの部分でつまづくマリンスポーツゲームもちらほらあるわけで、まるで泥プールや天ぷら油の上を走らされてるようなフィーリングのゲームは、例外なくマリンスポーツの疾走感や爽快感とはほど遠かったりする。
このジャンルの成功例として真っ先に名前が挙がるのは、やはり任天堂の『ウェーブレース』シリーズ。
『パワージェットレーシング2001』は、それのゲームキューブ版である『ウェーブレース ブルーストーム』とほぼ同時期に出たゲームだが、セガとドリームキャストの面子にかけて任天堂に引けは取っていない。
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陽光豊かなバハマの海岸に自由の女神に見下されたマンハッタン、身も凍るような北極の海にカナダはナイアガラの大滝と、実在ロケーションをモチーフにした観光色たっぷりのコースは、『ウェーブレース』のそれよりもさらに走り甲斐がある。
そんな鉄板なタイトルなのに、肝心のドリームキャストユーザーの間ですら認知度が低いのは、シンプルでけれんのない内容が今ひとつパンチに欠けたのか、あるいは萌えゲーで延命を図る末期ドリームキャストに、この手のスポーツ系ゲームを活かせるだけのキャパシティがもはや残されていなかったからだろうか。



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