ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

【Project Spark】創造に貴賎なし

   ↑  2015/01/05 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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創造にもピンからキリまである。されど創造に貴賤はない。
そして創造は身を振り絞る難事業でもあり、もっと気楽でいい加減なものでもある。
だからスパークよ、小難しく考える必要はない。この『Project Spark』の世界は、身構えて入るようなところじゃない。立ち食いそば屋の暖簾をくぐるように、気軽にふらっと立ち寄るがいい。
そこでお前さんをまず案内してくれるのは、勝ち気なレンジャーと無作法なゴブリンが案内役を務める簡素な3Dブロウラーアクション、チャンピオンクエスト。
『Project Spark』の世界をとりあえず噛み砕いてくれるサンプルというべきかな。
一時間ちょっとでクリア出来てしまう簡素なボリュームだが、いずれこの世界に本格的に腰を落ち着けるようならば、オブジェクトやエフェクトの素材を買うためのシルバー稼ぎに、なんどもなんどもプレイすることになるだろう。
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さすがに同じことをぐるぐる繰り返すルーチンに、そろそろ飽きてきたと思ったら、チャンピオンクエストに自分で手を加えてしまえばいい。
ここではその行為をリミックスと呼んでいる。チャンピオンクエストをリミックスするためには、ベーシックのクライアントでは素材の数が足りなくなるから、シルバーなりリアルマネーなりで別途に購入する必要があるがな。
創造には才能もコネも要らないが、お金だけはしっかりとかかるのだ。
なんなら最初にマーケットプレースでチャンピオンクエスト作成バンドルを買ってしまうことをオススメしておこう。
これはチャンピオンクエスト通しプレイに素材集、そして規模の大きなゲームを作るには欠かせないマッシブワールドビルダーがひとまとめになったお得なバンドルだ。
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それにチャンピオンクエストがリミックスできる環境は、これからの創造に大きなメリットとなる。
この世界の動きを司るのは、ブレーンと呼ばれる、コンピューター言語だとBASICにあたるような簡易コード。
スパークよ。いくら簡略化されてるとはいえ、お前さんにいきなりブレーンを作ってみろと言っても途方に暮れるだけだろう。
しかしリミックスでチャンピオンクエストの中身を覗いてみれば、あんなシーンやこんなシーンが、どんなブレーンの繋がりや積み重ねで構成されているのかが、一目瞭然となるのだ。
あとはそのブレーン式を、いずれ自分が作るであろうゲームに、そのまま流用するなり手を加えて持ち込んでしまえばいい。
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次はいよいよ自分のゲームを作る番だ。
ここではルーチンに従ってゲームを簡易作成するクロスロード、ある程度のひな形からゲームを完成させる作成モード、そしてなんにもないまっさらの状態から始めるゼロからスタートの三種類が用意されている。お好みで手をつけるといい。
ブレーンの積み重ねで作ることできるゲームジャンルは多種多彩だ。FPS、TPS、アクションRPG、ターン制RPG、3Dアドベンチャーから、2Dシューティングに横スクロールアクション、落ち物パズルに音ゲー、あるいはホームビデオ製スウェーディッシュ映画を思わせるような、珍妙なクローンゲームまで、コミュニティーには先人たちが作り上げた様々なタイプのゲームがひしめいている。
これらも素材さえ合致すれば、すべて自由にリミックスが可能だ。
このゲームはどんなブレーンの組み合わせで動いているのだろう? そんな疑問もリミックスさえすれば、あっという間に氷解するだろう。カンニング? まあそうとも言うかもな。
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『RPGツクール』、『デザエモン』、『ドリームスタジオ』、過去にも様々なゲーム自作用ツールが登場してきた。
しかしそれらで渾身のゲームを作っても、遊んでくれる人がいなくて涙に暮れた者は多いだろう。
「オレの作ったゲーム、遊びに来ない?」 そう誘ったところで、結局は「こんなのいいから『マリオカート』やろうぜ」の一言であしらわれるのがオチだったりしてな。
しかしスパークよ、ここではそんな心配は無用だ。ネットワークを通じた先の無数の暇人たちという強い味方がいる。
完成した、あるいは作りかけのゲームをアップロードすれば、これらの暇人たちがただちにゲームを遊んだり、手を加えて完成に導いてくれるかもしれないだろう。
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スパークよ、お前はもう一人じゃない。
お前さんの周囲には、コミュニティとネット回線で繋がれた無数のスパークたちがいる。もうゲームの自作は、壁テニスのような孤独な行為ではないのだ。
そして最初に言ったろう。創造にもピンからキリまであるが貴賤はないと。
ここではどんなしょうもないゲームでも、未完成のゲームでも、最初だけ手を付けてそのまま放置してしまった作品でも、等しく存在価値がある。
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それらを遊ぶことを専門とするのも、この世界との関わり方の立派な一つだ。コミュニティーゲームレビューワーとなって、人様の作ったゲームをばっさばっさ斬りまくってやろう。もれなく実績もついてくる。
あるいはワシみたいに素材を買い揃えることに執念を燃やす、絵描きで言うと道具を揃えて満足してしまう人みたいな関わり方も充分ありだな。
それって創造とは一番程遠い『Project Spark』ですよねって? ほっといてくれ!



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2232.html

2015/01/05 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ブレーン難しいですよね。
プログラマーの私でもチャンピオンクエストのブレーンを
最初に見たときは意味不明でしたから。

プログラミング言語と日本語の相性が最悪なことと、
動作が想像できない時があるのが問題だと思います。

しかし最大の問題点は私がブレーンを本気で考えだすと、
仕事をしているのと変わらないことですね。

愛暇 |  2015/01/06 (火) 22:22 [ 編集 ] No.992


ここ最近のMS系ソフトの中では、もっとも力の入ったローカライズをされている印象がありますけど、ブレーン周りは、その日本語化が逆にとっつきを悪くしちゃってるきらいが、確かにありますよね。
いにしえの日本語BASICが、一般のBASICよりもややこしいシロモノになっていた事例を、ふと思い出しちゃいました。

与一 |  2015/01/08 (木) 17:43 No.993

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