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【トム・クランシーシリーズ ゴーストリコン アイランドサンダー】

   ↑  2014/12/19 (金)  カテゴリー: XBOX
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♪ ロシアとアメリカが互いの喉笛に食いつきあってる だけど悲しむ必要はないぜ キューバはいつもの調子でよろしくやるんだから <XTC- Living through another Cuba>
"2009年、キューバの元首フィデル・カストロ死す。
権力の空白による政情不安で混沌とするキューバにも、なんとか民主主義選挙の芽が生えようとしていた。
しかしそれをよろしく思わない勢力もいる。カストロ死後の権力掌握を目論み、キューバに再び動乱を起さんとする将軍を排除するために、米海兵隊特殊部隊ゴーストチームが、長くアメリカを拒み続けていたカリブ海の島国の土を踏む!"
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トム・クランシーが描いた近未来のキューバ、2002年時点のリアリティも、アメリカとキューバが国交回復に向けて平和裏の交渉を開始するという、あっと驚く現実の未来にあっさりひっくり返されてしまいました。
誰もが想像もつかなかった展開。そしてクランシーにしてみれば国交回復はもとより、まさかカストロが自分より長生きするなど思いもしなかったことでしょう。
クリミア半島の紛争でうっかり者が民間旅客機を撃ち落としてしまったり、ネットを巧みに駆使し勝手に国家樹立を宣言してしまうイスラム系テロ組織が生まれてしまうなど、もはや現実の世界情勢は、一世を風靡した作家の国際軍事スリラーを軽々と踏み越えてしまいます。
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小説に限らずゲームでも、クランシー印のように現実で起こりえそうなプロットをテーマにした作品は、何かと作りづらいご時世になってきました。
一時代を築いたトム・クランシーシリーズも、トム・クランシーを単なる冠号に位置づけながら、リアリティのある軍事スリラー路線から徐々にシフトチェンジしつつあるような印象もあります。
その流れが顕著に表れているのが、作を重ねるごとにカジュアル寄りになり、最新作『シャドーウォー』はついに携帯機でのリリースとなった一連の『ゴーストリコン』シリーズではないでしょうか。
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このシリーズが真骨頂をみせていたのは、やはり初代とその拡張パック群。
包括的な戦略を要求されるミッション。ヒロイックさとはおよそ無縁のまま、亀の歩みのようにじりじりと、そして淡々と進行し、一瞬の、あるいは慢性的な注意力と判断力の欠如が足元を掬う無慈悲な戦場。
たった一発の銃弾を発射するために、トリガーにかける指に思わず震えがきてしまう緊張感は、この拡張パック第2弾の『アイランドサンダー』でもしっかりと健在です。
惜しむらくはどんよりとしたグラフィックの質感が、あまり南国キューバらしさを感じさせないところでしょうか。
もはや青息吐息となっていた末期の初代Xboxに、一連のトム・クランシーシリーズ作品を立て続けに供給してくれた、この頃のUBIジャパンはホントありがたい存在でしたね。今と違って。



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