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【F.E.A.R.3】フィアー完結編

   ↑  2014/11/30 (日)  カテゴリー: XBOX 360
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FPSやTPSにおけるシングルキャンペーンの存在って、今やマルチプレイのおまけみたいな域を超えて、もう要らない子のような扱いを受けてますけど、そんな潮流の煽りを食らって、シングルキャンペーンに特徴的な魅力を持っていたゲームの続編が、マルチに比重を移したが故に、かえってトーンダウンしてしまった例も少なくはありませんでした。
Monolithが2005年にこの世に放った『F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-』は、ホラーとファーストパーソンシューターという、一見食い合せが悪そうなジャンルを見事に折衷させ、そこに歯応え満点のプレイフィールをブレンドした意欲作でしたが、以降に続いたのは、ワケの分からないところが作った拡張パックに、唐突に新主人公となった見ず知らずの男が、メンヘラ女に粘着されまくる『F.E.A.R.2: Project Origin』と、迷走未満紆余曲折以上の展開。
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その流れの中であらわになってきたのは、一作目では絶妙に覆い隠していたはずの、FPSという様式とホラーの噛み合わせの悪さでした。
いっそシューターなんてジャンルにこだわりを見せないほうが、このシリーズのためなんじゃないかなぁと、私なんかは感じていたんですが、しかし2011年に登場したシリーズ完結編『F.E.A.R.3』は、俗受け指向シューターへの流れをさらに加速させ、協力プレイとステージの繰り返しによスコアアタックに主軸を置いた、ホラーとはもっとも噛み合わせが悪そうなスタイルに着地してしまいました。
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そのアーケードライクなシステムは、一作目や二作目が構築してきた、ひたひたと迫る不安を押し殺しつつ進む独特のホラー感覚を大きくスポイルしてしまっているのですが、その代わりとばかりに『F.E.A.R.3』はゴア表現を大盤振る舞い。
もう進む先進む先に、おどろどろしいオブジェクトや胴体から寸断されたり四肢が散乱した死体が、絶えずごろごろ転がっている有り様。
だけどこういったショッキングな表現は、本来それなりの緩急をつけながら提示されてなんぼのモノ。
それがデフォルト状態になってしまっては、こちらも「ああ、またか」と当たり前のように捉えてしまうわけで、こうなるとホラーも何もあったもんじゃありません。
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シリーズを通して得体の知れない恐怖の存在であった"謎の少女"アルマも、この『F.E.A.R.3』では最初から主人公二人の母親とネタが割れてしまっているので、そうなるととても恐怖を生み出す存在とはなりえません。
一作目や二作目では、この人の登場シーンに相当ビビらされたものですが、この期に及んでしまうと、どんなおどろどろしい出現の仕方をしようと、こちらにとっては「あ、お母ちゃん!」という反応以外はしようがありません。すいません、うちの母ちゃん、照れ屋で人見知りするんですよ。
骨肉の母親争奪戦の末に迎えたエンディングロールに流れるのは、Danzigの"Mother"。それを聴いたときには、そのあまりにもベタベタな選曲に、思わず「少しはひねれよ!」なんて言葉が口をついちゃいましたね。

<海外版には日本語音声収録 / 日本版は一部表現修正があり>

*関連記事
【F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-】
【F.E.A.R.2: Project Origin】アルマの婚活大作戦



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