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【Dead Rising 3】鬼門のシリーズ3作目

   ↑  2014/09/29 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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♪ 学校出てから十余年 今じゃ名うての整備工 アウトブレイクのつれづれに 殺したゾンビが五万体 (サバ言うなこのヤロー)
いや、サバ読んでねえっすよ!
それほどやり込んでいるわけでもないのに、気づけばゾンビ殺害数は、はや5万の大台を突破。
だって街中の至る所に、ゾンビがまるで渋谷のスクランブル交差点もかくやの勢いでひしめいているんだもん。
「すいません、ちょっと失礼します」そんな控え目な感じで人混みを釘バットや改造ハンマーでかき分け先を急いでいれば、そりゃ1万2万なんてあっという間だって。
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ましてや今度のデッドライジングは、郊外生活のようにクルマ移動推奨。
ゾンビの皆さんは歩行者の交通ルールなんてちっとも守らない人たちですから、セダンをちょっと大通り走らせただけで、もう大変な騒ぎに。
久しぶりに外出してみたら、たまたま祭りやイベントで人がごった返していた最中だったとか、後楽園ゆうえんちの帰りに野球帰りの東京ドーム客の大群とかち合ったとか、大群衆に期せずしてもみくちゃにされる気分を嫌と言うほど味わえる最新版デッドライジング。
当社比*%アップは宣伝文句の定番だけど、『Dead Rising 3』のウリはまさにそれ。
まるで体育大学の正面に店を構える定食屋みたいにどっぷりと盛ったゾンビの山に、もはやゾンビパラダイスなんて言葉もどっか吹っ飛んじゃって、こっちはもう胸焼け状態です。
過去のデッドラからのもう一つの進化点、建物の中までローディングなしに繋がるシームレスマップも相まって、もういつどこでどんな時でも、ゾンビの群れにこれでもかとモッシュされまくり。よもやゲームの中だというのに、こうも人混みに酔うハメになろうとは。
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まるでベンチマークのように、ハードの性能進化をその物量で示してくれる『Dead Rising 3』。
4車線のハイウェイにゾンビがびっしりとひしめいて、それぞれが独立した動きで彷徨い歩く情景はまさに圧巻だ。
だがその一方でデッドライジングのシリーズの流れは、どことなく有名ラーメン屋の暖簾分けの様子を思わせる。
他にない圧倒的な味と存在感で異彩を放った初代に対して、そこから暖簾分けした2は、少々マイルドで食べやすくなった反面、アクの強さみたいなものが若干薄れてしまった。
そしてさらにそこからの分家である3は、インパクトが本家に及ぶべくもないことを承知してか、もう盛りの良さばかりをアピールしているような調子に。
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相変わらず一定の楽しさはあるのだけれど、遊んでいて過去作ほど心昂ぶることがないのは、この味だけを漠然と受け継いだ分家臭と共に、やはり舞台の魅力の差も大きい。
モールやカジノは日常と離れた心躍る場所。対して今回の舞台となったロス・ペルディドスは、ぶっちゃけて言えばなんの変哲もない街だ。
初代『デッドライジング』のショッピングモールは、例えゾンビなんかいなくったって、そこを彷徨ってるだけでウキウキするハレの空間だ。
そのただでさえステキなショッピングモールの中で、やりたい放題狼藉の限りを尽くせる楽しさに替わるものが『Dead Rising 3』には見当たらない。
薄暗い街明かりの下でショーウィンドウを叩き割っても、それは単なる騒乱に紛れた暴徒でしかないし、歩くだけでワクワクするモールのフロアに対して、3の大通りやハイウェイは、これまたゾンビをかき分けて進むだけのただの通り道だ。
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そのコクの足りなさを端的に表しているのが主役の変遷かもしれない。
開始早々ヘリの上からゾンビに食われる人々を目にして、「エクセレント!」などととんでもないことを口走りながら、その様子を嬉々としてカメラに収めていたキャラ立ちまくりの男、フランク・ウェストさんに対して、3の主人公ニック・ラモスは、プレッピーなファッションが板についてしまう無個性な男。
フランクさんの場合は、どんな格好をしようが、パンツ一丁で特殊部隊と素手で渡りあおうが、まったく違和感がなかったが、ニックの場合は奇矯な格好をすればするほど、動画サイトなどで無理に奇行に走って目立とうとする普通の人のような、板についてなさがありありと浮き彫りになる。
ましてやそれが特殊部隊や、あのアクの強いサイコ連中と釣り合うはずもない。誰だ、こんな華のないヤローを主役にブッキングした奴は!?
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さらにカジュアルさを増した難易度に、まるで無双系ゲームかのような錯覚を覚えたりしながら、オレはゾンビのひしめくロス・ペルディドスを、ムダに行ったり来たりする。
度を越した歩行者天国のように群がるゾンビを押しのけかき分け、そこそこ楽しみながらも心の底では「この物量やシームレスマップをショッピングモールで体験したかったなぁ」なんて身も蓋もないことを思いつつ。
そして『Dead Rising 3』。ことストーリーに関しては、あの「ターミネーター3」のように、「この後、どう話を引き継げと!?」なんて具合でシリーズの今後に宿痾として残りそうな気がするぞ。



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2014/09/29 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ゾンビといえばモール!

やっぱりモールじゃないと!大量消費の殿堂で繰り広げる
阿鼻叫喚がいいのに。ターミネーター3を観て「誰やこの鼻の穴の大きいチミッとしたアンチャンは!」と叫んだものですが、ターミネーター2の子役の凋落もひどかった。

奈良の亀母 |  2014/09/29 (月) 20:29 No.919


なるほど。
時間制限なく気儘に遊べるところが好きですが、
ご指摘の通りですね。酒のんで遊んでるんで話がわからなくなって3回くらいやり直してます。1作目のオープニングにいたチワワとババアのコンビは最高でした。
アタマのおかしい展開が少なくなったのは勿体無いですね。

松戸のサル |  2014/09/30 (火) 18:51 No.920


>奈良の亀母さん

ゾンビの大量殺戮は、やっぱり煌々とした灯りの下でやってこそ絵になりますよね。
エドワード・ファーロングは日本で調子ぶっこいてCDデビューまでしていましたけど、そのCDを中古屋で引き取り拒否されたのも、今ではいい思い出です。そんもそもなんでそんなCD買ったんだ、オレ!?

>松戸のサルさん
あのタイトな時間制限が緩くなったのは、2以降で一番評価できる部分かも。
サイコ連中も、初代に比べると、どうも印象が薄いですね。あのスーパー店長のインパクトを超えるのは、なかなか大変でしょうけど。

与一 |  2014/10/01 (水) 19:43 No.921

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