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【m 君を伝えて】ときめきの交換日記

   ↑  2014/08/12 (火)  カテゴリー: セガサターン
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交換日記。ああ、それは何と甘酸っぱい響きを持つ言葉なのでしょう。
私の小学生高学年~中学生くらいの頃に、この異性間での交換日記は、大流行いたしました。
思春期の人間の身の丈にあった秘め事として、親や教師などからも黙認されていたこの交換日記。
まぁ今思えば非常に他愛のないものですが、それでも下半身の毛が生えそろっていないガキどもからすれば、「誰と誰が交換日記をしている」なんて噂は、実に淫猥な響きを持って聞こえてきたものです。
そしてこんな私にも、人並みに交換日記の経験はあります。
相手はIさんという大柄な人で、気弱な男子生徒のズボンを脱がせて校庭を一周走らせてしまうくらい、やんちゃな女の子。
ただし、交換日記に行き着くまでに色気づいた経緯などは一切無く、ただ単に学校中に広まった交換日記の流行に乗り遅れまいと、「取りあえずこいつでいいか」というお互いの思惑が一致しての、甘酸っぱさとはおよそ無縁な交換日記でした。
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そんな経緯、そんな両者ですから、交換日記の内容もおよそ殺伐としたもので、その殆どがそれぞれの同性の悪口陰口で占められているという有様。
そして案の定というか、互いの日記の内容は相手を通じて相手の友達の間にだだ漏れになり、やがてその悪口陰口の類はクラス中に広く知れ渡るハメになり、最後にはクラス中を巻き込んだとんでもないトラブルにまで発展してしまったのです。
「日記の内容を何で他人に喋った!?」「お前だって喋ったじゃねえかよ!」
罵りあいの果てに、私と彼女は卒業するまで険悪な関係が続いたのですが、思えば相手を根本から間違えていたと言わざるを得ません。まぁそれは向こうもお互い様でしょうけど。
だからこそ、何としてでも日記を手渡すときに頬が赤らんでしまうような、本来の交換日記を体験してみねば。例えそれがゲームの中であろうとも!
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やけに貧乏臭いオープニングに不安を覚えつつ、主人公の名前入力画面。
そして占いを経て、まずは三人のヒロインの中から交換日記の相手が決定します。
ここで主人公やヒロインたちは高校生であることが判明。……交換日記なんて子供じみたことをしていてないで、さっさとすることをしちゃった方が良さそうな年である気もしますが、まぁそんな訳で私と陸上部の武蔵野さんとの、嬉し恥ずかしな交換日記ライフがスタートしたのです。
麗しの交換日記、それは月曜と木曜に下駄箱を経由して手渡されます。
街に買い物行ったときにスカウトされた体験などを、ノート二ページに渡って長々と書き連ねてくる武蔵野さん。
私もさっそく返事をしたためようとしますが、しかし私が手にしているのはキーボードパッドやタッチペンなどではなく、単なるサターンパッド。これでどうやって日記の返事を書けと言うのでしょうか?
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「納得いくなぁ」「断ったの? もったいない」「そういうのって怪しいからなぁ」「そのスカウトマン、目が悪いんじゃない?」
結局この四択の中から、日記の返事を選ぶだけのことなのでした。
しかもこの四つ。あくまで書き出し部分で、これを選べば残りの本文がだだーっと記されるのかと思いきや、本当にこれだけ。
二ページに渡って近況を綴ってきた武蔵野さんに対し、「断ったの? もったいない」の一行で済ます主人公。こいつ、筆無精にも程があります。
交換日記をテーマとしたゲームなのに、主人公はおよそ交換日記には向かないタイプの野郎だったのでした。
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肝となる交換日記も、単に既存のギャルゲーの会話四択の毛色を変えただけのもの。
ルートのよってはこちらの予想の斜め上を行く展開に突入してしまう突飛なシナリオや、攻略キャラに根暗な眼鏡っこ、羽田さんが選択されたときに体験できる、メンヘラ予備軍と定期的に文書をやりとりする危うい感覚などは、このちっとも心躍らない義務じみた交換日記生活の数少ないチャームポイント。
交換日記。今でもその響きに胸をときめかせる人も多いかもしれませんが、その本質部分が現在でも、LINEやSNSや学校裏サイトに形を変えて存続していることを鑑みると、実はそんなに甘酸っぱいシロモノではないのかもしれません。それはゲームの中でも同様だったみたいです。



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