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【Macgyver Deadly Descent】冒険野郎マクガイバー

   ↑  2014/07/19 (土)  カテゴリー: Android
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ガキというのは無慈悲なもので、私が子供の頃に仲間うちでステイタスを得るのは、基本的に運動神経に優れて腕っ節が強いやつで、逆にちょっとばかり知恵が働く程度が取り柄で運動がドン臭い子は、子供カーストの下層に甘んじるのが常でした(ホントに知恵の働く利口な子は、もっと上手く立ちまわっていたことは言うまでもありません)。
ガキというのは単純なもので、アニメやマンガ、ドラマなどで描かれるヒーロー像も、腕ずくで物事を解決するタイプがほとんどでした。
そんな風潮に対するアンチテーゼとなったアニメが東映動画の「一休さん」で、何ごともその頭脳からひねり出す叡智によって解決する一休さんの姿は、世の子供カースト下層に甘んじる(ハンパな)頭脳派少年たちの心の拠り所となったのですが、そんな彼らが一休さんの頓智を、馬鹿ガキにとってのライダーキックよろしく現実でマネてしまったら、さあ大変。
頓智なんて、あんなもん実際に披露されれば、それは単なる腹の立つ屁理屈でしかありませんから、「ムカつくことぬかしてんじゃねえ!」とボコられて、ライダーキックの標的にされるのがオチだったりします。
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このようにとかく世の中は頭脳派ヒーローに対して厳しいものですが、そんな流れに敢然と逆らい、世の(ハンパな)頭脳少年たちの新たな拠り所となったのがマクガイバーです。
銃をぶっ放したり腕っ節に物を言わせてなんぼのアメリカ産アクションTVドラマにあって、80年代中期に放映された「冒険野郎マクガイバー」は、とことん異色な存在でした。
なにせ彼は銃が大嫌いという設定。その長きに渡る放映において、銃を手にしたことすらほとんどありません。
そんな彼の武器となるのが豊富な科学知識と器用なドゥーイットユアセルフ技術。
次々と押し寄せるピンチを、物理や化学を応用した急造の道具で切り抜けるのが理系ヒーローであるマクガイバーの真骨頂です。
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「頭脳は筋肉に勝る」と運動ベタたちを喝采させたマクガイバーでしたが、実は彼はどんな競技も軽々こなす万能スポーツマン。
冷静に考えてみると、その危機の大半を切り抜けているのは、頭脳よりもむしろ卓越した運動神経の賜物だったりするような気もしますが、もちろん世の体育会コンプレックスを持つ者たちは、そんな事実には見て見ないふりをしていたのでした。
本国ではコミック展開もしているらしいマクガイバー。このAndoroid & iOSアプリ、『Macgyver Deadly Descent』は、そのコミック版をベースにしたゲーム。
なにせマクガイバーは銃や暴力沙汰とは無縁な男。考えてみればこれほどゲームに向かないアクションヒーローも他には見当たりませんが、そこはお手軽なモバイルゲーム。
パズルゲームの詰め合わせを、コミックのコマ割りで展開する状況説明パートがサンドウィッチする、この界隈ではお馴染みなフォーマットで、頭脳派ヒーローのゲームをなんとか体裁どっています。
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ただこのパズルが、マクガイバーの置かれたシチュエーションや、どこか「ザ!鉄腕!DASH!!」にも通じるものがあるそのパーソナリティとはあまり関係のない、いかにも既存のパズルゲームの繰り返しとなってしまっているのが、ちょっともったいないところ。
例え在りもののスタイルだとしても、アイテムとアイテムの組み合わせや、その使いどころでピンチを切り抜ける脱出系ゲームなんかの方が、マクガイバーのキャラクターをより活かすことができたんじゃないでしょうか。



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