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【Grand Theft Auto Ⅴ】ハイウェイ遡上

   ↑  2014/07/12 (土)  カテゴリー: XBOX 360
ブレイン郡はサンディ海岸にある文化度の低い集落に引っ越してから、ド田舎でうだうだ遊んでは、たまに用があると大都会のロスサントスへお上りするライフスタイルになってるのだが、街への出勤を定期的に繰り返すようになってくると、しみじみと気付かされるのが、『GTA5』の舞台となる地域の絶妙な距離感覚だ。
いくらゲームに現実的な生々しいフィーリングを持ち込むといっても、こと時間に関してだけは現実の感覚を持ち込まれたら、遊ぶ側はたまったもんじゃない。
郊外の町から都市部にクルマで出てくるには、実際には最低でも60分弱ほどの時間がかかるわけだが、ゲームの中でも同じような時間がかかったら、それこそ出てくるのは「クイック移動くらい用意しろ!」なんて呪詛の言葉だけであろう。
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『GTA5』のマップは、例え今いる場所からもっとも離れた地点が次の目的であっても、「クイック移動してえ!」という、それを言わせてしまったら本来オープンワールドゲームとしては負けのような欲求を、ぎりぎりで思いとどませるスケールで地域一帯が収まっている。
もちろんそれには、とことん気持ちいい運転のフィーリングとか、一つとして同じ景色がないくらい作りこまれたフィールドなど、通常移動を苦に感じさせない様々なバックアップもあるのだが、それを抜きにしても田舎と都会、街の中心部と港湾地区、アップタウンとダウンタウンなど、あらゆる地理的距離感と、その移動に要する時間を、ゲームのオープンワールドに落としこんで絶妙に縮尺している部分は、このゲームの密かな職人仕事の一つだと思う。
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サンディ海岸からロスサントスの中心部まで、ハイウェイを使って5分弱(飛ばせばもっと早いだろうが)。
その5分は現実時間の60分くらいに相当し、、そこそこの距離を走って郊外から都市部に足を運ぶ感覚を、ゲームの中においてしっかりとオレに与えてくれる。
凝縮された5分の間に感じるのは、都会と田舎の格差とお上りさんの引け目気分。そして夜空の向こうに明るく輝く大都市への憧憬と嫌悪の入り混じった複雑な感情。
なによりもハイウェイ上から見るその景色は、中央高速を八王子インターから都心に向かって遡る情景に瓜二つだったりする。
オレが『GTA5』というゲームを身悶えするほど愛おしく思う瞬間は、ミッションでも犯罪でもなく、クルマのフロントウィンドウ越しに、そんなどこか身に覚えのある光景とゲームがシンクロしたときだったりするのだ。



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