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【みんなの地図】PSPと地図ソフト

   ↑  2014/07/11 (金)  カテゴリー: PSP
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なまじ登場時に"最先端のデジタルガジェット"のイメージを強調してしまったからだろうか、このジャンルの急激な進化スピードにあらゆる機能が早々と陳腐化し、PSPは古今東西の携帯ゲーム機の中でも、もっとも化石感が漂うハードとなってしまった。
UMDディスクのように進化の過程の袋小路みたいな仕様もそうだが、それ以上に怒涛の勢いで旧態化してしまったのが、カメラやネット端末、GPS、ワンセグTVに動画再生といった、スマホやタブレットと思い切り被る機能だ。
思い返せば、PSPが世に出た当時は、「ガラケーの普及した日本ではスマートフォンは成功しない」なんて言説が堂々とまかり通っていた頃。
ガラケーと棲み分けられるモバイルガジェットのポジションを狙ったPSPの戦略は、それなりに一理のあった野望だったのかもしれない。
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しかし現実には、スマホが実にあっさりと旧来のケータイを駆逐してしまい、出先であれこれやる端末はこれ一つあれば事足りてしまうようになった。
かくしてあっさりと頓挫してしまうPSPのモバイル端末路線。初期にはこの路線に呼応した実用ソフトが数多く登場したものだが、その中でも数的に目立っていたのが地図ソフトである。
ゼンリンの『みんなの地図』と、エディアの『MAPLUS』が、PSPを代表する二大地図ソフトシリーズだが、この両者、同じ地図を扱っていても路線は大きく異る。
カーナビゲーションに特化した『MAPLUS』シリーズに対して、『みんなの地図』シリーズは"街中で使う地図がコンセプト。
手にしたPSPをナビ代わりにして街を歩くのが、このソフトのメインコンセプトだ。
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それをサポートするのが任意のスポットを地図上に登録するMyスポット機能と、ショッピングや外食店などが紹介された様々なコンテンツをダウンロードできるガイドブック機能(こちらは既にサービスを終了)。
特に使う人の行動スタイルが軸となるMyスポット機能は、それを見ただけでその人のなりが分かってしまう恐ろしい機能である。登録するものが思いつかないからと、安易にキャバクラなどをスポット登録しまくるのは、なるべく控えたほうがいいだろう。
だが街中でナビ代わりにするといっても、PSPを手にきょろきょろしながら繁華街をうろつくのは、やはり大の大人には抵抗があることは確かで、私はもっぱらこのソフトを外ではなく、布団の中で手軽に起動しては、「この高円寺の北口からすぐ西に行った通りが、なんとも素敵な空間で」とか「新宿区役所のすぐ裏の道が、これまた胸ときめくところで」などと、離れた土地に思いを馳せて一人うひょうひょする就寝のお供として利用してきた。
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LRボタンでの地図回転や、□△ボタンでの拡大縮小。その操作にさくさくと反応するレスポンスのよさはなかなか心地よいが、反面縮尺レベルを上げると地図上の情報が極端にすかすかとなるなど、デジタル地図としてはそれぞれに一長一短がある。
続く『みんなの地図2』、同『3』では、細かい不満点が解決され、さらにGPSレシーバーに対応しナビルート検索も可能になるなど着実な進歩を見せていったが、しかしスマートフォンにグーグルかヤフーの地図アプリをダウンロードすれば、それで事足りる時代の到来を前にしては、UMDディスクというドン臭いメディアを介さなければならないこのシリーズは、急速に過去の遺物と化してしまうのあった。



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2014/07/11 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


地図としての性能はどうか知らないがPSPで地図ゲーといえば「ニッポンのあそこで」が抜群に面白かった

 |  2014/07/11 (金) 19:58 No.860


ありましたね、地図の上で釣りさせる妙なゲーム。
荒削りなコンセプトでしたけど、なかなか癖になって私も結構好きでした。

与一 |  2014/07/12 (土) 17:39 No.861

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