ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【Lara Croft and the Guardian of Light】本田ララと踏み台男

   ↑  2014/07/07 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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昨年発売された通算10作目となる新無印『Tomb Raider』は、シリーズの新たな仕切り直しとも言える大胆な刷新が話題となったが、その中でも最も象徴的だったのが、ヒロインであるララ・クロフトのキャラクター造形の大幅なリニューアルだ。
そのキャラクターの変貌ぶりは、日本版の声優がそれまでの本田貴子から甲斐田裕子に変更されたことに端的に表れている。
新ララの評判は大きく分かれているところだが、とにかくこの稀代の墓荒しは、本田貴子の毅然としてクールな声とは相性の悪いキャラクターへとモデルチェンジしてしまったのだ。
それまで緒方恵美、田中敦子と、錚々たる面々がララ・クロフト役を務めてきたが、『トゥームレイダー レジェンド』から抜擢された本田ララは、そのビッグネームたちを上回るハマりっぷりで、ララ・クロフトというキャラクターに生命を吹き込んでくれた。
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思わず尻を突き出して、「どうかその編み上げ靴で私のケツを思い切り蹴りあげてください!」と懇願したくなるような凛とした声は、ミソジニストさえもひざまづかせる女傑のイメージに、まさにぴったりだったのだが、我々が長いこと慣れ親しんだララ・クロフトも、本田貴子のキャラクターボイスと共にしばし封印となる。
そんな旧ララ、本田ララの最後を飾ることになった作品が、本編シリーズからのスピンアウトである『Lara Croft and the Guardian of Light』。
遺跡荒らしの代償で太古の悪魔を呼び覚ましちゃっても、相も変わらず平気の平左でクールを決め込むララ姐さんと、それを横目に「なんだこのアマは……」と内心呆れ返ってるに違いない遺跡の守り人、トテックの二人を操作する見下ろし画面のCo-opアクションゲームだ。
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「この爆弾で傷つくのは、あなたのプライドだけじゃないわよ」などと、初っ端からララ節全開の姐さんに、もしトテックを操作する側だったら、「悪魔の封印はとりあえず置いといて、その編み上げ靴で私を思い切り踏んづけてくれないか?」と脱線もしたくなってくるが、そうでもしないと方や天下のララ・クロフト、方や新顔のワケの分からないおっさんという、1P側と2P側の大きなギャップはなかなか納得できないだろう。
そんなトテックとの二人三脚の道程は、見下ろし画面ならではのメリハリきいたテンポ(緊急回避アクションが気持ちのいいくらい有効に機能している)と、程よい難易度のアクションパズルに加え、全方位STG的な爽快感までものの見事にミックスさせ、ソロとCo-opで二倍楽しめる至れり尽くせりぶり。
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かつて『トゥームレイダー プロフェシー』などの携帯機用外伝で、何度も試みられては失敗してきたトゥームレイダーの軽量化を、ここにきてようやく結実させた、TR名義を抜いたスピンアウト扱いのタイトルがもったいないくらいの充実作
捨て台詞だけは威勢がいいが、よくよく考えてみれば逃げまわってるばかりの悪魔の脅しを、柳に風とクールに受け流すララさんは、もちろん本田ボイス。
大岩が転がってこようが槍が降ってこようが、例え世界が明日終わることになったとしても、まったく動じることのなさそうな、世界一肝っ玉の太い女、ララ・クロフト。
その引退を飾る作品に、従者然として出ずっぱりでララの下風に立つトテックは、思えばなんと幸せな男なのだろうか。オレだって是非ともあの編み上げ靴の踏み台になりたかったぜ!

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