ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【アナザー・マインド】PS実写ゲームの金字塔

   ↑  2014/06/19 (木)  カテゴリー: PS1
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「あなたは誰?」 そんな疑問はもっとものこと。
花も恥じらう女子高生の意識に巣くう他人の精神。アナザーマインドとはあたくしのことでございます。
もしある日、自分の頭の中にまったく見ず知らずの他人がどかっと居座って、「よう」なんて馴れ馴れしく話しかけてくれば、普通の人なら「出てけ、バカヤロウ」となるとこですが、さすが育ちのいい女子高生は人間ができている。
「なんで人の心の中にいるんですか?」と戸惑いながらも、敵意むき出しというわけではありません。
「何をされている方なんですか?」「無職」「……そ、そうですか。いい仕事が見つかるといいですね」「ハハハハ、……ほっとけ!」
初っぱなから思い切りドン引かれ状態。事故で病院に担ぎ込まれ、しばらく昏睡状態だった純情女子高生と、その隙に意識の片隅にちゃっかり居候してしまった、実体もなければ記憶もない迷惑な男の、奇妙なスピリチュアル同居生活の始まりです。
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予め決められた行動を任意に選ぶアドベンチャーゲームのコマンド選択システムは、プレイヤーにユーザビリティをもたらし、それまでのコマンド入力形式をあっという間に駆逐してしまいましたが、それと引き替えに喪失してしまったのが、ゲームの登場人物とのコミュニケーション感です。
「はなす→XXXについて」なんてコマンドは、結局は用意されたフラグキーワードをチョイスしているだけであって、自分の意思で何かを語りかけているわけではありません。
「誰が」「何に」「どうする」文節ごとに言葉を選択して会話を構築する、『アナザー・マインド』のダイアローグシステムは、一見コマンド選択方式の亜種に思えるかもしれませんが、制限付きとはいえ自ら組み立てた意思表示と、それに対するヒロイン女子校生・瞳のテンポのいいレスポンスには、しっかりとした人と人同士の会話、コミュニケーションが確かに成立しているのです。
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そんな"生身の会話"を軸に進行するのは、プレイヤーの自分探し。
この場合の自分探しは青臭いものではなく、どこの誰かも分からない記憶と、存在しているのかも定かでない体の両方を探さなければならないのですから事態は深刻。
なにせプレイヤーは自分の体がありませんから、行動のすべては瞳ちゃん頼り。何かして欲しかったらいちいちお願いしなければなりません。
得体の知れない男に頭の中から出て行って貰うために、いちいち無理難題を聞かなければならない瞳ちゃんこそいい面の皮ですが、そんな迷惑を知ってか知らずか、露天温泉で「友だちの裸体を上から下まで舐めるように見ろ!」と、厚かましいを通り越したセクハラ要求を連発する主人公。
へっ、こちとらせっかくJKの体の中に入ったんだ。楽しめることは全部楽しんでおかなきゃ勿体無いじゃねえか!
おかげでこちらに対する瞳ちゃんの好感度(隠しパラメーター扱い)は、ちっとも上昇しないようです。最ラブラブエンディングが見れた試しがありません!
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心が通じあってんだかないんだか傍目にはさっぱり分からない二人の体験する物語は、学園ドラマに始まって、湯けむり旅情サスペンスに爆弾スリラー、ちょっと奇妙な物語にロマンチックストーリーとバラエティ豊か。
そしてその全てにメインストーリーに繋がる伏線が細かく張り巡らされている芸の細かさです。
合間には図書館に通って新聞スクラップをひっくり返し、主人公に関係する手がかりがないか調査。
「無職の男性が就職難を苦に首吊り自殺……。まさか……」
冒頭でつい無職申告してしまったがために、余計なところで瞳ちゃんに心配かけるハメになってしまいました。
無職プレイ、細かいところで何かと反応が楽しいので、なかなかオススメです。
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チャプター毎の各ストーリーを伏線でひっ絡めて回収しながら、やがてメインストーリーは怒涛の展開へ。
そこで繰り広げられる爆弾解除やラストの問答は、『アナザー・マインド』独自のダイアローグシステムがその真骨頂を発揮する、手に汗握る緊迫のシーンとなることでしょう。
量は少ないながらもしっかりと作りこまれた実写ムービーに、実写取り込みキャラが表情豊かに会話テキストとシンクロするサブウィンドウ、多彩で充実したシナリオ。
バブリーだった頃のスクウェアだからこそできた、予算とリソースをしっかり割いて丁寧に作りこまれた実写ゲームの金字塔。
サスペンスあり、ロマンスあり、そして何よりも女子高生とのめくるめく"生"のやりとりの日々。
そしてこのゲーム最大のキラーチューンは、なんといっても松下恵演じるヒロイン女子高生の圧倒的な可愛さなのです。



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2014/06/19 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


自分もこのゲーム大好きなんですけど、
仲良しエンディングを迎えたいばかりに
やせ我慢プレイに徹しておりました。
恵ちゃんがかわいかったのと
筧利夫が今と違うキャラだった以外はほとんど忘れてるし、
久々にもう一周遊ぶかな~

どらお |  2014/06/19 (木) 23:02 No.845


ボクもこれ、十数年ぶりくらいに遊んだんですけど、ほどよく忘れていて実に新鮮に楽しめましたよ。
このゲーム、出ている女性がみんなステキですね。鈴も瞳に負けず劣らず可愛いです。

与一 |  2014/06/21 (土) 18:17 No.846

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