ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【バイオニックコマンドー】ゴムで翔べ!

   ↑  2014/06/07 (土)  カテゴリー: XBOX 360
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ゴムは偉大だ。髪の毛も束ねられれば模型飛行機だって飛ばすことができる。
戦いの世界においてもゴムはとても有能だ。IWAジャパンプロレスのUMA軍団に所属するゴム人間は、伸縮自在の腕で一切の関節技を無力にするし、往年のコントユニットゆーとぴあは、ゴムの凄まじいまでの攻撃力を、我々に生身で伝えてくれた。よろしく~ねっ!
そしてここにゴムの力を駆使して騒乱の地を自在に飛び回る男が一人。その名はネイサン・スペンサー、人呼んでバイオニック兵士。
左手に装着したゴムで、荒れ果てたコンクリートジャングルをターザンのように渡り歩き、モノをを引き寄せて振り回したり人を遠くに放り捨てたりと、まさにゴムの力を体現した最強のゴム戦士だ。
こんなことばっか言ってると、本人から「ゴムじゃねえよ!」と近藤春菜ばりの強硬なクレームが入りそうだが、彼が何故その左手能力に対して頑なな態度をとるのかは、ゲームを最後まで進めてみれば自ずと分かってくるだろう。
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21世紀に復活した『トップシークレット』は3Dにその装いを変えた。
平面世界から解き放たれた新時代の"ラッド"スペンサーは、バイオニック技術を駆使して作られたスーパーゴム(「だからゴムじゃねえっ!」)の力で、上下左右斜めと自在にスウィングアクションを披露する。
これぞ自らの肉体の犠牲と引き換えに手に入れた、あらゆるモノを蹂躙するバイオニックの力。
しかしその力を縦横無尽に駆使するためには、肉体の犠牲だけでは足りない。それには幾多のゲームオーバーとリトライ、そして指先の修練が必要となるであろう。
ゲームを初めて間もない頃には、それを前にして途方に暮れるだけだった空中機雷原の猿渡りも、操作習熟を経たオレにとっては、今や格好のアスレチックランドだ。
宙に浮かぶ機雷から機雷へ、びよーん、びよーん、びよーんと華麗に宙を舞う。ああ、ゴムの力のなんと偉大なことか!(「しつけえぞ!」)
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その力は移動に使うだけではない。華麗なるスウィングアクションによる上下左右変幻自在な位置取りで、マヌケな敵兵どもを翻弄するのは序の口。
ムチの要領で振り回したり、地面に落ちている岩や残骸、死体を相手にぶつけたり、ゴムで引っかけた敵を凧を飛ばす要領で宙に舞い上げ嬲ったり、その戦い方も色とりどりだ。
もちろんアサルトライフルやショットガンだってあるが、ズームして狙い撃つなんて動作はもっともオススメできない。
相手が複数いれば蜂の巣になるのはこっちのようなゲームバランスだ。そんなバカみたいに立ち止まっているより、ゴムをどっかにひっかけて空中をスウィングしながら右から左へ弾をばら撒いてやろう。
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そんなバイオニックパワーにも少々の不都合はある。
ゲーム中、頻繁に登場する地面が冠水したステージ。普通のゲームの感覚だったら、落ちてもなんの問題もないような穏やかな水面だ。深さだって足がつくかつかない過程だし。
しかしスペンサーの左手は特殊なバイオニックアーム。その重さは相当のものだ。その特殊アームを装着したまま水に落ちるのは、コンクリートブロックを抱きかかえて入水するような行為である。
ぶくぶくぶくぶく。無敵のバイオニック兵士、実はカナヅチでした。
この2Dアクションゲームの一発落下死に対する3Dゲームからの回答とも言える水没地帯。特に操作に慣れない序盤のうちは、敵兵以上に手強い難関ポイントとして立ちふさがってくるだろう。
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スペンサー個人のウィークポイントが水に沈むことなら、ゲームとしての大きなウィークポイントは、最大の肝であるスペンサーの特殊能力アクションが、ステージごとに小出しに開放されてゆくところ。
バイオニック兵士としての力がアンリーシュドされるのは、ゲームも終盤に差し掛かってからというケチ臭さは、多彩な特殊能力を自由にやり繰りしてステージを駆け巡るこのゲームの醍醐味を、自ら思い切りスポイルしている。
おかげでクセのある操作にも慣れず、立ち回りのバリエーションも乏しい序盤は、プレイヤーにひたすら耐え忍ぶことばかりを要求する。
その壁さえ乗り越えれば、待っているのはゴムの力を駆使して気ままなアレンジメントがし放題のスウィングアクションパラダイス。
宙を舞うぜ。崖を登るぜ。引っ掛けるとこさえあれば、空だっていつまでも飛んでいられるぜ。ただし水辺と放射能汚染地帯だけはカンベンな。
自らの進化を忘れていつまでも2Dにしがみつく連中は『海腹川背』に置き去りにしてしまえ。オレはこの左腕のゴムと共に、3Dの空間を自在に飛び回るぜ!



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2014/06/07 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ゴムと共に生きゴムと共に死す

ネタ元となるヒットラーの復活が好きすぎて、3Dに懐疑的だったので
2D版のマスターD復活計画だけ遊んで長らく手を出してなかったんですが
いざ遊んでみると思った以上に盛り沢山のワイヤーアクションで、存分に楽しめました。

多分、ユーザーの習熟度をステージに沿わせたいってことと
なんでもできるどこでもいける、ってのが
ステージのバランスチェックの際に
ネックになったんだろうなとは思うのですが
ほんと、できることが小出しになるのはなんか勿体無いですよね。
クリア後に装備保留でリスタートもできないし。

そして、海外ではマスターDの続編が出てて、羨ましいなーと思うのでした。
体験版は遊んだんですけど、支払いめんどくさくて。

湯沢原 |  2014/06/09 (月) 19:02 [ 編集 ] No.838


毎回毎回買いそびれてたゲームをここで漁るんですが、これもハードオフの売れ残りを買おうと決心がつきました!

 |  2014/06/10 (火) 17:52 [ 編集 ] No.839


>湯沢原さん

本文中では、あまり触れませんでしたけど、フィールドの区切りを放射能汚染地帯という形に表したのは、かなりの理不尽さと、もうちょっとやりようがあったんじゃないかなというもどかしさを感じました。
お金と時間をかけた大作にしては、そんな様々な部分が乱雑な造りになっていたのが、ホントもったいなかったですね。




今だとXBLAのマスターDよりも実売価格が安くなってそうですね。
これに限らず2009年前後に出た360ソフトは、どれも中古市場では投げ売り状態になってますが、PS3とマルチのタイトルでも、こっちの方はだいぶお買い得価格が多くて、かなり狙い目ですよ。

与一 |  2014/06/11 (水) 00:16 No.840

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