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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【World of Tanks: Xbox 360 Edition】カッ飛びニューマシン

   ↑  2014/05/12 (月)  カテゴリー: XBOX 360
有料ゴールドを購入して、ついに課金戦車とやらに手を出してしまった。
とは言っても強力な戦車は、ゲームオンデマンドがセールで3本くらい買えてしまうくらい値が張るときてる。
オレが買ったのは、ささやかでリーズナブルなTier2戦車。されど侮ってはいけない。『World of Tanks』に登場する戦車の中で最高速の、時速72キロを誇るT2 Light Tankだ。
装甲は紙。武装はショボい。索敵能力も案外乏しい。だけどとにかくバカっ速い。
ミリオタというわけではないオレにとって、他よりも飛び抜けて速いマシンってのは、何よりも魅惑的なセールスポイントだとも。
主武装の20ミリ機関砲がクソの役にも立たない? カンケーねえよ。撃ち合いなんかしねえもん。そいつは血気盛んな他の連中に任せた。オレは地平線を目指してアクセル全開でカッ飛ぶだけだ!
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これに乗ると戦争なんかほったらかして、闇雲に戦場を走り回りたくなってしまうから困る。
とにかくT2 Light Tankは、ゲーム本来の目的を見失わせて、ひたすら暴走行為に乗り手を誘う本末転倒な戦車なのだ。
余ったゴールドで戦車に貼り付けるエンブレムや迷彩もついでに買ってしまったが、この戦車に施したいカスタマイズは、本当はそんな野暮なものじゃない。
身を隠さなければいけない戦車の本分を忘れて、ド派手な竹ヤリやデッパをつけたり、エンブレムにしたって「スペクター」とか「地獄の軍団」とか、そんなうっかり買うととんでもない額をふんだくられて、なおかつノルマ販売分まで押し付けられそうなやつ。
あいにくとWargaming.net社に、そんな気の利いたサービスを望むべくもないので、仕方なしに迷彩にピースマークを貼ったりして、マイタンクをドレスアップしていたのだが、あるマッチで開始前からエンジンをふかすオレのイカしたT2 Light Tankの横に、同じフォルムの戦車が並んで鎮座しているではないか。
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T2 Light Tankのバッティング。例えるなら交差点でスポーツコンパクト同士が隣り合ったようなシチュエーションである。
こうなるともう意地の張り合いが起こるのは決まりきったことだ。戦場にひしめく戦車操縦士の中で、オレとそいつだけがもう戦争映画ではなく「ワイルド・スピード」の登場人物みたいなメンタリティになってしまっている。
マッチスタートと同時にアクセル全開。貴様をオレの前には決して行かせはしない。けたたましいホイールスピンの音、……じゃなかった。戦車の場合はキャタピラスピンか。とにかくそいつを猛然と響かせながら、2台のT2 Light Tankは前方めがけて意味もなく猛進を始めるのだった。
偵察の役目も、野暮な敵たちも、そもそもここが戦場だということも全部忘れて、オレの現在の敵は隣のこいつだけなのだ。
とにかくこいつをぶっちぎってバックミラーの肥やしにしてやる! ……って、戦車のバックミラーってどこだ!?
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大阪の陣を描いた司馬遼太郎の小説「城塞」の中で、大阪方の塙団右衛門と岡部大学の二人が一番槍を争い、後に続く味方を置いてきぼりにして浅野勢の大群に単身突っ込んでゆくエピソードがあったが、今の我々はまさに団右衛門と大学のむちゃくちゃな突進みたいなシチュエーションなのであろう。
「敵は関東方ではなく大学」「負けてはならない相手は浅野勢ではなく団右衛門」。そんな調子で全速力で駆けていたら、軽戦車やら駆逐戦車やらがだまになってまだバラけてない敵の一団と遭遇。
樫井の戦いで浅野勢は、団右衛門と大学のその意図がまったく掴めない意味不明な突進に泡を食って算を乱していたが、この場合の敵も似たようなものだ。
なにせマッチ開始早々ありえない地点で、何を考えてるんだかまったく分からないまま突進してくる二両の敵と遭遇したのだから。
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「なんだなんだこいつらいったいなんなんだ!?」と慌てふためきながら迎撃態勢をとる敵の間を、「邪魔すんじゃねえ!」とばかりに猛スピードで走りぬけ、逃げ惑う自走砲を無視してフラッグ脇を突っ切り、あっという間にマップの端まで到着。
オレたちの決着をつけるには、この戦場は小さすぎる。仕方なしに揃ってUターンし、「まだまだ勝負は終わってねえぞ!」とばかりに、来た道を逆戻りして再びアクセル全開。
今度は背後の方から意味不明なままに猛スピードで突っ込んできた二両に、「なんだなんだだからこいつらなんなんだ!?」と再び慌てふためく敵たちの砲火をくぐり抜け、そろそろと前進する味方の横を突っ切り、オレたちは地平線を目指して傍迷惑な暴走のバトルを延々と続けるのであった。



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