ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

この記事に含まれるtag :
ストラテジー  XBLA  

【Toy Soldiers Cold War】アカを殺せ!

   ↑  2014/04/04 (金)  カテゴリー: XBOX 360
14040408.jpg
"アカを殺せアカを殺せ死にたくねー! アカを殺せアカを殺せ戦争やだもん! アカを殺せアカを殺せ殺られる前に殺っちまえ!" <Gang Green - Kill a Commie>
ブリキのおもちゃの焦げたり溶ける臭いは知らない。だけどプラスチックの焼ける匂いは知っている。
生来のアバウトな性格により不細工に仕上がったタミヤの兵隊フィギュアプラモ、ミリタリーミニチュアを、最後は爆竹で吹っ飛ばして処分するのは、小さなオレたちのちょっとした恒例行事だった。
曲がりなりにも人の形をしたモノが、四肢を撒き散らしながら天高く舞い上がるのを、ケラケラ笑って眺め、あまつさえそれを"ジョニーは戦場へ行ったごっこ"などと呼んでいたのだから、その後大人になりマチュア指定のゲームばかりにハマる素養は、既にこのときにしっかりと養われていたわけだ。
14040403.jpg
『Toy Soldiers Cold War』のベトナム戦争を模した密林ステージには、「プラスチックの匂いは目覚めに最高だ」なんて、「地獄の黙示録」をパロった一節が出てくるが、オレにはそれが洒落としてでなく理解できる。あれが焼け焦げる不健康な匂いは、冗談抜きにホント最高だ。
横たわってくすぶり続けるフィギュアの体。溶けて原型を留めなくなった樹脂。無理矢理徴用され巻き添えを食って燃やされたS君の戦車プラモ(S君はガン泣きしていたが知ったこっちゃない)。戦争の悲惨な現実がそこにはあった。
そして歴史上の出来事である第一次大戦と違って、冷戦は我々の世代にとっては、ついそこに実際にあった戦争だ。
ブリキのおもちゃからプラスチック樹脂のおもちゃへ。第一次世界大戦から冷戦へ。おもちゃが織りなす悲惨極まりない戦争の情景、『Toy Soldiers』が、より生々しく、そしてちょっぴり遊びやすくなって帰ってきた!
14040406.jpg
イワンがG.I.ジョーに会う時、そこでは問答無用にドンパチがおっ始まる。
味方の屍を乗り越えて、次から次へと押し寄せてくるのは、世界を全体主義に呑み込まんとするアカの皆さん。歴史上のドイツ人と違ってとても身近な連中。
重機関銃をぶっ放して、彼らの屍を右から左へと量産してゆく行為の罪悪感もひとしおだ。だけどやらなきゃこっちがやられちまうんだよ。Kill a Commie、Kill a Commie、アカを殺せアカを殺せ。
14040407.jpg
機関銃に戦車に毒ガスと、第一次大戦で登場した兵器の数々は戦場の悲惨さを当社比3倍に変えたが、それから数十年の時を経て大量殺戮兵器はさらにその威力を増しました。
ナパームだ! 奴らを骨……、いや、プラスチック樹脂の芯まで焼き尽くせ。 ガンシップだ! ゲーム感覚で兵士を肉塊……、いや、プラスチックのゴミ屑に変えてしまえ。
そして何よりも一番恐ろしい大量殺戮兵器は、もじゃもじゃ頭にバンダナを巻きつけた半裸のマッチョマンであることは言うまでもないだろう。見よ、ミグ戦闘機の群れをもばったばったと撃ち落とし、原子力潜水艦ともサシの勝負を辞さない80'sヒーローの勇姿を!
14040401.jpg
巻き上がる爆炎、立ち上る黒煙。セピア色の第一次大戦から華やかに色鮮やかに変貌を遂げた戦場。
悲惨で無慈悲で滑稽なアクティブ戦争ジオラマというコンセプトはそのままに、何もかもが生々しくなった冷戦版『Toy Soldiers』。
現実感を増したということは、本来ならあんまり洒落にならなくなってるはずなのだが、それが紙一重のところで留まっているのは、やはり東西の全面戦争が実際にはなんとか寸前で回避されているからであろう。
もしアカどもがホントにベルリンの壁を超えて世界を支配していたら、およそぼんくらなゲームの類なんか真っ先にその存在を許されていないだろうから。だからKill a Commie、Kill a Commie、存分にアカを殺しまくれ!

この記事に含まれるtag : ストラテジー XBLA 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2066.html

2014/04/04 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【Toy Soldiers Cold War】アカを殺せ!

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback