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【TRICK DS版 ~隠し神の棲む館~】

   ↑  2014/01/21 (火)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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フィナーレを飾る劇場用映画、「TRICK劇場版 ラストステージ」も公開がスタートし、関連本なども登場するなど、最後の盛り上がりを見せているトリック界隈。
その唯一のゲーム化作品は、原作ドラマ付きの推理ADVが乱立したニンテンドーDSから。
2010年という、推理ゲームフィーバーも一段落し、DSの市場自体が大きく収縮しつつあった時期に発売されたために、ちょっぴり不遇を囲ってしまったが、やっつけのいい加減なゲームが目立つ原作付きADVの中では、フロムソフトウェアの金田一耕助シリーズと並んで、数少ない良質な作品だ。
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開発は神宮寺三郎シリーズで推理ADVには定評のあるワークジャム。
ストーリーは完全オリジナルだが、過疎の村で持ち上がる呪われた館騒ぎ(人食いピアノに人食いカーテン)に、それをきっかけに起こるインチキ霊能者の連続殺人と、「TRICK」シリーズのツボはしっかりと押さえてある。
原作ドラマ出演者たちの実写や声の出演はないけれど、それぞれのキャラクターは、しっかりとイメージ通りに再現され、その掛け合いもお馴染みなドラマの「TRICK」そのままだ。
奈緖子と上田のテンポ抜群なやり取りも、プレイヤーの脳内で自然と仲間由紀恵と阿部寛の声に変換されることだろう。
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通常のADVパートで証拠となる各種カードを収集し、推理モードでこれらを組み合わせてインチキの数々を暴く(カードの組み合わせ次第で、正解やとんちんかんな推理が浮かび上がる)、どことなく逆裁ライクなシステムも、「TRICK」の世界には、なかなか相性がいい。
プレイヤーの立場はもちろん奈緖子。一つまるっと真実をお見通しして、上田の顔をなんとか立ててやろうではないか。
ゲームとしての難はボリューム不足とインターフェイスが煩雑なところ(特に移動周り)。「TRICK」の版権モノとしての難は矢部の出番が少なすぎること。
逆に言えば、これしか粗が見当たらない、推理ADVとしても「TRICK」のゲーム化としても、非常に丁寧に作られた一作だ。



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