ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

この記事に含まれるtag :
XBLA  

【TotemBall】LIVEビジョンカメラ専用ゲーム

   ↑  2013/12/17 (火)  カテゴリー: XBOX 360
13121712.jpg
初期のXBOX360において、もっとも普及していた周辺機器。そんなキーワードで取りあえず思い浮かぶのは、XBOX LIVEビジョンあたりであろうか。
顔出しを好まない日本では、それほど使われていなかったガジェットだが、カメラにソフトのコードが同梱されていた『UNO』を始めとして、海外勢の中ではそれなりに利用者が多かった印象がある。
中にはおのれの局部の様子を実況中継するなど、なかなか不埒な使われ方をされる例もありはしたが、これとてパイ見せライヴという、こちらにとってはありがたい変種も存在した。
13121705.jpg
他にはアイコンを自作したり、自分の顔を取り込んでゲームキャラに貼り付けたりなど、広がりのある使われ方も模索されたが、結局このガジェットはキネクトの登場で存在意義を失い自然消滅してしまう。
その周辺機器がなくなると、たちまち無用の長物と化してしまうのが、専用ゲームだ。
LIVEビジョンカメラの場合は、その性質から、専用ゲームも非常にキッチュな特徴を持っている。
唯一の専用パッケージソフトである、おのれのマヌケな姿を取り込んでミニムービーを作ってしまおうというコンセプトの、『You're in the Movies:めざせ!ムービースター』も相当なモノだったが、それと並ぶ数少ないLIVEビジョンカメラ専用ソフトが、この『TotemBall』だ。
13121707.jpg
LIVEビジョンのゲームへの応用は、キネクトのプロトタイプ的な側面を持っていたが、『TotemBall』はキネクト黎明期の、なんでもかんでも体感操作に走ったアプローチの源流ともいえるような作品。
ただし汎用的なコンセプトを最初から持っていたキネクト構想と違って、LIVEビジョンゲームの場合は、本来は単なるWebカメラでしかない機器から、強引にゲームらしきものをでっち上げる無理の逆算から全てがスタートしているので、その完成型は自然と、誰も途中で疑義を挟み込めなかったトンデモ兵器の実験機みたいな姿になってしまうのだった。
13121709.jpg
画面の両端にあるスライダーを、ビジョンカメラで認識させたおのれの両手で上下させ、トーテムポール状のキャラクターを動かすという、要はそれだけのゲーム。
思うようにままならずあたふたするアナログ操作に、妙味を見出せさせようというつもりだったのだろうが、前身を躍動させるキネクトの体感ものと違って、こっちの場合は突き出した両手だけを、まるで仕込みにを忘れてきたMr.マリックのようにアテもなくふらふらと動かすばかり。
せせこましい上に両腕ばかりが異様に疲れるだけで、体を使って何かを操作させる楽しみがカケラもないという、体感操作ゲームとしては根本的に欠陥がある造りとなっている。
13121710.jpg
また、ただでさえプレイヤーの肉体に負担をかける上に、設定された実績は「休まずに20分間動かし続けろ」など、さらに嫌がらせに近いモノとなっているので、実績マニアの人間たちからも敬遠され、無料で配信されているにも拘わらず、あの伝説の『Yaris』と並んで、タダでありがたいどころか、遊んだこっちが慰謝料を貰いたいくらいのゲームという不名誉な烙印を押されて、今では誰にも顧みられることもなく、ひっそりとマーケットプレースの片隅に佇んでいる。
不憫に思うのならば、せめて落とすだけ落としてやって下さい。

この記事に含まれるtag : XBLA 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-1990.html

2013/12/17 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【TotemBall】LIVEビジョンカメラ専用ゲーム

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback