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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

雑誌【ファミ通XBOX360発売記念スペシャル増刊号】

   ↑  2013/11/15 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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今月、後継機XBOX ONEが北米で発売されることにより、ついにその歴史に節目を迎えてしまうXBOX360。
足かけ八年に渡って活躍する、思いもよらぬ長寿ハードとなったのだが、ただその初期と後期とでは、同じハードとは思えぬほど、その様相を違えていたりする。
初期タイプから一回り小さくなったXBOX360Sと一回の大きなお色直しを経ているが、360の劇的な変化は単純にモデルの代替わりだけには留まらない。
幾多のアップデートと続々と加わる周辺サービスは、初期と後期ではまるで別のハードであるかのように、360の姿をそのたびに大きく革新していったのだ。

XBOX360の発売日直前に刊行された、この「ファミ通XBOX360発売記念スペシャル」号は、立ち上げ間もない頃の、最初期360の姿を伝えてくれる増刊号。
全体的な仕様とロンチや発売予定タイトルの軽い紹介に留まるカタログ的な内容で、価格はハードにちなんだ360円(まさか数年後に、本誌がこの倍以上の値段になるとは)。
薄緑とオレンジが基調となった配色のダッシュボードも、今ではかなり懐かしく感じるが、当時はより一層利便性が増したXBOX LIVEの衝撃と相まって、やけに新鮮に思えたものだ。
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この号でも重点的に語られている新生XBOX 360のセールスポイントは、ハイデフと刷新されたXBOX LIVE。
ハイデフという言葉の響きは、現在では半分ギャグみたいなものだが、一方でXBOX LIVE は、その後八年に渡って360を第一線で活躍させる、様々なサービスの母艦となり続けた。
それくらい360で提供されたXBOX LIVE は完成度の高いものであったし、それだけのクオリティを最初から維持できたのは、旧XBOXで試みられたXBOX LIVE のプロトタイプがあったからこそだろう。

そしてロンチタイトルも、やはり旧XBOX時代の流れを因縁的に受け継いでいる。
頼りは相変わらず『DOA』。そして『リッジレーサー6』に『真・三國無双4Special』と、顔ぶれだけは一応揃ってはいるものの、これまた相変わらずあてにもこてにもなりそうもない国内メーカー。
岡本某がまったく頼りにならないことも、早々と露呈してしまったし、結局計算が立つのは海外ゲームしかないのであった。この道はいつか来た道。
この号において、無邪気かつ期待をもって触れられている、発売予定の国産RPG大作群記事も、その結末を知る今となっては、虚しさばかりが漂うのみである。

本誌の発売予定リストをざっと見ていても、『ズーキーパー』を筆頭に、『侍道オンライン』だとか『三國封神』だとか『海洋アクションゲーム(仮題)』だとか『タイトル未定』だとか、「お前らそもそも出す気あんまりないだろ!」とツッコミ入れたくなるようなタイトルが並んでいるが、実際これらはいずれも、「ええ、実は出す気ほとんどありません!」と、笑顔で切り返されておしまいだった。分かりました、もう今後お前らに一切期待しません!
誌面にページが大きく割かれているタイトルの中で、唯一未発に終わったのはナムコの『フレームシティ』。
これもスクリーンショットを観る限りは、お互いのために出なくてよかったという雰囲気しか漂ってこなかったりする。ナムコには最初から期待なんかしてねえ!
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DVDやPC(Windows XP Media Center Edition2005!?)、iPodにデジカメなどとの連携を謳うこの時点でのマルチメディア対応も、この時点ではまだこれしかできなかったのかという驚きと共に、やはり時代を感じさせる。
それから数度のバージョンアップの過程で、キネクトやXBOX VIDEO、HuluやSmartglassなどのオプションを手に入れた現在の360にとっては、DVD-Videoのような光学メディアも、もはや前時代的な位置づけだ。

360と過去の様々なハードとの一番大きな違いは、まるでWindows OSの変遷のように、幾度のバージョンアップを経てロンチの時点での姿から、その基本的な性質までも大きく変えながら進化していったところだ。
だから一応の現行機にも拘わらず、この号で伺える最初期360は、まるで前世代ハードのような印象すら受ける。
今となっては気恥ずかしいハイデフ宣言も、八年に渡ってダイナミックに進化し続けていったハードの、ほんの産声だったのだ。



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2013/11/15 | Comment (5) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


結局初代XBOXとのエミュレーション互換も中途半端で終わってしまいましたね。とはいえ、対応していなくても世間的に見て大きな影響が無さそうだったのが皮肉ですが…。自分としてはダッシュボードは初期のブレード型がいちばん使いやすかった気がします。

reddot. |  2013/11/16 (土) 00:57 No.674


思えば遠くへ来たものですな。
実績だとかダウンロード専売タイトルとか、いろいろとトレンドも作ってきましたな。
個人的には実績システムにやられました。なぜかすべての実績解除にやっきなってしまう。そして達成できずに諦める。

neb |  2013/11/16 (土) 02:30 No.675


>reddot.さん

ブレード時代のダッシュボードは、何より見やすかったですよね。
ダッシュボードで扱う情報量が格段に膨れあがったために、今の形に変わっていったんでしょうけど、そうやって加わっていったコンテンツの影で、なくなっていったモノも少なくないかもしれません。
初代ソフトとの互換は、その最たるものかも。


>nebさん

ダウンロード専売タイトルも、この号の時点ではビリヤードにトランプにミッドウェイのレトロアーケードと、今見ると相当貧弱なラインナップですけど、それがここまで栄えるとは。
実績は当時、ちょっと目新しいフィーチャーだな程度に感じていたんですけど、そちらもまさかここまでのトレンドになるとは思いもしませんでした。

大沢与一 |  2013/11/16 (土) 17:36 No.677


ああ、もうすぐ360は旧世代機になるんだなぁ。
レトロゲームばっか漁って、二年ほど前にようやく360に手を出したら、もう次世代機発売だなんて。時流にゃついてけないわい。
ところで、与一様はONE購入するのですか?

性サターン |  2013/11/16 (土) 18:48 No.678


Re: タイトルなし

八年間の豊穣な資産を遊び尽くそうとすれば、しばらく次世代機の必要はないかもしれませんよ?w
ONEは国内で発売されたら買うつもりでいます。これも360以上に、その姿を長期に渡ってどんどん変えてゆくようなハードになりそうな気がしています。

大沢与一 |  2013/11/18 (月) 17:07 No.679

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