FC2ブログ
 

ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

この記事に含まれるtag :
シネマゲーム  オープンワールド  

【Scarface: The World is Yours】極道人生仕切り直し

   ↑  2013/10/21 (月)  カテゴリー: PS2
13102103.jpg
『GTA』シリーズ、中でもとりわけ『Vice City』は、映画「スカーフェイス」から非常に強い影響をうけている。
その「スカーフェイス」の直接的なゲーム化である『Scarface: The World Is Yours』は、自分の模倣である『GTA』に対するカウンター的な意味合いを持った作品であったが、純粋なゲーム部分は、ヤクザビジネス周りのプチシミュレーション風味がやや目を惹くものの、全体的にはちょっとしょぼいGTAのような内容であった。
しかしそこに「スカーフェイス」公式の一言が加わると、話は違ってくるわけで、何よりもしっかりとがに股ヤクザ歩きをするトニー・モンタナを、おのれの手でいかにモンタナらしく振る舞わせるかは、原作映画に思い入れがあればあるほど、やりこみの充実度が高まってくるだろう。
13102106.jpg
このゲームでもっとも素晴らしいのは、そのイントロダクションだ。
原作映画のラスト。ソーサ一家の刺客たちを相手に、我らがトニー・モンタナがM16の弾丸と四文字言葉を撒き散らして大暴れするあの名シーン。
誰も止められないトニーの背後から音もなく近寄るサングラスの暗殺者。スクリーンの前の誰もが思わず「トニー、後ろ後ろ!」と心の中でも悲鳴をあげた瞬間。ゲームの方のトニーはくるりと後ろを振り向き、あの不気味な暗殺者に返り討ちの銃弾を浴びせるのだった。
13102105.jpg
そのまま無数の銃弾を食らいながらも、ヤク中×ゲームキャラならではのタフネスぶりを発揮して、秘密の地下通路からの脱出を果たすトニー。
肉親も親友も部下も豪邸もWorld Is Yoursの彫像も、もう何もかもすべてを失った。しかし命だけはまだある。
かくして映画の結末とは違ったif世界、トニー・モンタナの人生出直し物語が幕を開ける。
だがあのトニー(『GTA Ⅴ』のトレバーも、この人と比べれば可愛いもんだ)のことである。更正なんて言葉とは縁があろうはずがない。そのやり直しの人生も、当然のごとく硝煙と鮮血とドラッグと四文字言葉にまみれているのであった。
13102109.jpg
その後流れが、小さなことからコツコツとドラッグディーラー稼業をやり直すトニーの思わぬマメっぷりに、ちょっぴりこっちもテンションが落ちたりもするのだが、マイアミの明るい太陽の下、オープンカーで街を流す復活のトニー・モンタナと、そのバックにかかるデビー・ハリーの"Rush Rush"のコンボがあまりにも眩しい必殺のオープニングタイトルの前には、そんな少々の不満などすべて帳消しになってしまうのだ。

<海外版 / 日本のPS2本体では動作しません>



関連記事

この記事に含まれるtag : シネマゲーム オープンワールド 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-1949.html

2013/10/21 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメント:を投稿する 記事: 【Scarface: The World is Yours】極道人生仕切り直し

お気軽にコメント:をぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント:) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメント:として投稿する。(管理人にのみ公開)

Trackback