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映画【100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!】

   ↑  2013/09/17 (火)  カテゴリー: 映画・DVD
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バレンティンのシーズン最多本塁打日本記録の更新。あのホームランボールをキャッチした人は、ボールと引き替えにサイン入りバットを貰ったみたいですけど、もし私がその立場だったらボールを片手に「これにいくら出す!? もし無理に取りあげようとしたら、呑み込んでやるからな!」とゴネたい誘惑を抑えられそうにありません。
何せメジャーリーグに於いて、マーク・マグワイアがシーズン記録更新をきめたときのホームランボールは、なんと270万ドルで売れたそうですから。
ボール一つで一生遊んで暮らせるのです。そりゃあマグワイアの後に、その記録を更新したバリー・ボンズのホームランボールにも、みんな目の色を変えて群がるというもんです。
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サンフランシスコの海辺にあるAT&Tパーク。ボンズのシーズン73本目となるホームランボールは、海を背にしたライトスタンド目がけて一直線に飛んでいきました。
お宝のホームランボールに人々が殺到し、大混乱を極める中でボールを手にしたのは、パトリック・ハヤシという小柄な日系人。
しかし、事は新たなホームランボール長者の誕生というわけには、簡単にいきませんでした。
当のボールを最初にキャッチし、その後グラブの中から強引にもぎ取られたと主張するアレックス・ポポフという人物が名乗り出て、それを裏付けるような証言をする目撃者も現れました。
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いかにもアジア的な不可思議で不気味な笑みを絶やさないハヤシと、自意識が服を着て歩いているかのようなポポフ。
二人の当事者のキャラが絶妙だったこともあって、法定に持ち越されたボールを巡る愉快な争いに、人々は肝心の記録や、おっ始まったイラク侵攻なんかそっちのけで注目します。
特にアレックス・ポポフの、アメリカ人ですらドン引きするほどの自己顕示欲は強烈です。
このポポフ氏の強烈なキャラクターによってこの映画は、ホームランボールを巡る争いのドキュメンタリーの他に、元来自己顕示欲が強い人間が、世間に注目されさらに暴走していく過程を描いたドキュメンタリーとしての側面も備えています。
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「輝かしい記録を、こんな馬鹿げた争いで台無しにするなんて、全く遺憾な事だよ」と表面上ではすました態度を取りながらも、内心ではこの騒ぎに対して興味津々のコメンテーターや評論家たち。
「やっぱり最初にキャッチした奴の物だろ」「いやいや、ファンブルしちゃ意味ねえよ。最後にファンブルリカバーした奴こそが正当の所有者だろ」と、これまた興味本位で騒ぎ立てる第三者たち。
迷惑なのは法廷に証人として引っ張り出されたメジャーリーグのアンパイヤ。
「どの体勢に至れば捕球したとみなされるんでしょうか?」
問われているのはフィールド内ではなく、観客席で起こった事象。答えようのない質問に困り果てる審判員。
そしていよいよ迎えた結審は……。
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紆余曲折を経て、問題のホームランボールをオークションで落札したのは、HALOのトイ・デザインなどでお馴染みの、アメコミ作家トッド・マクファーレン。
しかしこの記念すべきホームランボール。後にボンズの様々な疑惑によって、さらにケチが付いてしまうなど、相変わらず散々な運命を辿るのでした。

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