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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

書籍【ゲーム機器があなたを殺す日がくる! ノストラダムスの預言成就! マシーンに隠された獣の数字666の秘密】

   ↑  2013/07/10 (水)  カテゴリー: 書籍・コミック
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いわゆるゲハ関連のサイトやその周辺を覗いてみると、本来はみんなで仲良く楽しみを共有するためにあるゲーム機が、諍いや憎悪のタネを生み出している現実に、暗澹たる気分に襲われます。
人々の負のパワーを増幅させるなにかが、もしゲーム機本体から放出されているのだとしたら?
私の立場的には、あまり認めたくない話ですが、しかしゲーム機の話題がここまで人々の荒んだ一面を露わにしている事実を前にすると、それを一笑に付すわけにもいきません。

この「ゲーム機器があなたを殺す日がくる! ノストラダムスの預言成就! マシーンに隠された獣の数字666の秘密」は、多くのノストラダムス書が終末の年と予告した1999年の後に出された、いわゆるアフター1999本の一つなのですが、予言の外れた言い訳や、期日が変更になった屁理屈に終始する他と違って、「いや、ノストラダムスの予言は確かに成就した。恐怖の大王は確かに1999年7の月に、この地上に降り立っている!」と断言した男気溢れる一冊でもあります。

"1999年7の月に、恐怖の大王が店から降ってくるだろう"
ノストラダムスの諸世紀の、あまりにも有名な一節ですが、では著者の言う恐怖の大王の驚くべき正体とは、一体何なのでしょうか?
【今やどこの家庭にも一台はある家庭用ゲーム機だ。ふざけているわけでもジョークでもなんでもない。日本が世界に誇る家庭用ゲーム機なのだ! バカにするにもほどがあると思われる読者もおられるだろう。しかし、これこそまさにノストラダムスが預言する「恐怖の大王」にふさわしいものなのだ】

日本産のゲーム機が何故そのような反キリストの傀儡と化したかについて、著者は日本のメーカーが提携先のフリーメーソン企業、モトローラやマイクロソフトに利用されているからだと喝破します。
そして全国津々浦々の家庭に行き渡ったゲーム機は、やがて衛星からの電波と連動して魔の波動を発信し、それを遊ぶ子供たちに反キリストのサブリミナルメッセージを植え付ける。
やがては【子供たちは、その力に支配され、暗黒の時代に子は親を殺し、友を殺し、兄弟との憎み合いが日常茶飯事となり、殺戮が繰り返されます】
これを馬鹿馬鹿しいと切って捨てることは容易いですが、しかし本書が出版されてから10数年が経過した今、ゲハに代表されるゲーム機界隈を見渡してみて、それを妄想に過ぎないと断じることが果たして出来るでしょうか? 我々は知らず知らずのうちに悪魔の波動を受信し続けて、いつの間にやら暗黒時代の諍いの尖兵となっていたのです!

しかし無駄にゲーム機の知識だけはある私たちは、ここでちょっと首をひねるはずです。1999年の7月に発売されたゲーム機はありません。
だが、そんな疑念を著者は大胆な後付け新解釈で打ち払います。まずそれはゲームソフトの形で世に放たれると。そしてそのソフトは、おぞましい人類の未来、人と獣の交わりの姿を先取りしていると。
【新人類…動物から人間が生まれるのです。獣と人の交わりは、神を冒涜するありとあらゆる創造物の変形を生み出すことになるのです】
1999年の7の月に、確かにそのような内容のゲームが発売されていました。その名は『シーマン 禁断のペット』。ノストラダムスが預言した恐怖の大王とは、シーマンのことであったのです!

悪魔の手先が数千年の時間をかけて仕込んだ反キリストの時限爆弾、それはまさかのシーマンでした。
確かにシーマンは、ドリームキャストの中では一番のセールスを記録したソフトですが、それでもその実売は50万本程度。
世界をひっくり返す壮大な計画の道具に、影響力にはおよそ乏しいセガのハード(ドリキャスのキーキーカリカリという妙な駆動音も、魔の波動を受信していると思えば納得できますね)を選んでしまうあたり、悪魔の勢力のあまりな杜撰さを感じなくもありませんが、まあ数千年というスパンだと、かなりの誤差が生まれてしまうのかもしれません。
それにセガマニアと呼ばれる人々の度を越して業の深い様も、悪魔の波動により洗脳されていると考えれば、なんとなく腑に落ちるではありませんか。

本書の中盤以降は、何故かゲーム機の話がほったらかしになって、「アンゴルモアの大王を甦らせるために」を、モンゴルに反キリストのアイコンが生まれると解読した著者が、それを探すために実際にモンゴルに旅立ってしまうスチャラカ旅行記にシフトチェンジしてしまいますが、思い込みの元に行動する著者と、それに困惑する木訥なモンゴルの人々、そして観光スナップ同然の豊富な口絵のコラボレーションは、それはそれで大変味わい深いものとなっています。
それにしても、まさか本当に"悪魔の子"を探して、現地の赤ん坊にランダムで接触を図るとは思いもよりませんでした。著者のその類い希なる行動力には感心するばかりです。そして「おたくの赤ん坊は、アンゴルモアの大王なんじゃないの?」などと、ワケの分からない疑いをかけられた現地の親子たちは、ホントいい迷惑ですね。

本書の中では、ゲーム機のみならずロック音楽についても、「ウッドストックを主催したのは魔女結社」、「マリリン・マンソンは悪魔の手先」、「もちろんフジロックも悪魔勢力の祝宴」などと、その隠された獣の正体を喝破する著者には、「ロック音楽があなたを殺す日がくる フリーメーソンの謀略計画!」という、やはり大変香ばしい著書があったりします。こちらも要チェックですね。



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2013/07/10 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ノストラダムス信者による業界のネガキャン…
たちの悪いゲハ住民と変わりませんよね。この人。
セガサターンも実は土星でなく、サタンの事だった!とか。

性サターン |  2013/07/10 (水) 21:42 No.520


主張があまりにもぶっ飛びすぎて、ネガキャンの役割すら果たしていないところが、まあ救いといえば救いですw
そう言えばサターン=サタンと主張するトンデモ本も、以前にホントにあったような気がします。
預言が外れた直後のノストラ本は、どれもヤケクソ度満点で、別の意味で色々と面白いんですけど、中でもこの本はインパクトありましたねえ。

与一 |  2013/07/11 (木) 17:21 No.523

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