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スーパーマリオを詐称したプロレスラー

   ↑  2013/02/10 (日)  カテゴリー: ノンセクション
黒マリオ。とは言っても、ボブ・ホスキンスが演じた映画版スーパーマリオではない。
あれは黒歴史であっても、一応はオフィシャルの存在。しかしこっちは任天堂の許可なんかとっちゃいない。もし今だったら大問題になってるところだ。
長州軍団がごっそりと離脱し、さらにはWWFとも手が切れてしまい、外国人レスラーの供給ルートが枯渇するなど、80年代後半の新日本プロレスは、とにかく人が足らなくてどうしようもない状態になっていた。
そんな慢性人材不足の新日本プロレスに、そのスーパーマリオマンという、とんでもない名前のレスラーは、忽然と登場したのであった。

時はファミコンソフト『スーパーマリオブラザース』が発売され、一大ブームを巻き起こしていた頃。
このスーパーマリオマンを、ブームに安易に便乗しようとしたパチモノキャラと切って捨てるのは簡単だが、実際に姿を現したスーパーマリオマンを前にすると、そもそも便乗しようというつもりすらあったのかも疑わしくなってくるのだった。
何せこのスーパーマリオマン、ヒゲのイタリア人どころか、デブの黒人マスクマンだったのだから。
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いかにも急ごしらえなマスクの、白地に赤と緑をあしらったデザインが、辛うじてイタリアっぽさを主張しているが、それ以外はマリオと被るところなど何一つ無い。それでも名前はスーパーマリオマン。
人材不足にあえぐ新日本プロレスは、やはり同時期に、ホッケーマスクを被った暴走族ルックの二人組を、マッドマックス1号2号として売り出していたが(こんなインチキ臭い奴らが、シリーズのエース外国人だったんだから、当時の新日の惨状が分かるだろう)、こちらも当然、映画「マッドマックス」の非公認パチモノ。だいたいホッケーマスク被ってたら、それはもうマックスじゃないじゃん!

そのスーパーマリオマンの中身は、レイ・キャンディという巨漢レスラー。
全日本プロレスでインタータッグ王者になったり、、国際プロレスでは外人側エースを張ったこともある、日本でもそれなりに名の通ったレスラーなのだが、それがなんでまたインチキマリオに変身するハメになったのか、その経緯はまったく不明だ。
まあ恐らく、当初はマリオに外見が酷似した奴(サルバトーレ・ベロモとか)を招聘するつもりだったのがドタキャンされて、もうパンフに名前とかも載っちゃってるので、仕方なくレイ・キャンディに、「お前、マリオになれ」と無茶振りをしたのが真相なのだろう。
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しかしこの急造マリオ、なにせ200キロ近くある超巨漢だから、本家マリオみたいな軽快な動きなどもちろんできるワケもなく、厚かましくもスーパーマリオを自称する黒人が、リングの上でもそもそ動く様を眺めながら、当時の私は「新日本プロレス、いよいよもうダメかもしんない」と観念したのだった。
あれから20年以上の時が流れたが、そのもうダメかと思われた新日本プロレスは、相変わらず激しいアップダウンを繰り返しながらも、何回目かの最盛期を再び迎えようとしているのだから、なんとも逞しい。
それにしても気になるのは、このとき果たして任天堂からクレームの類が来たりはしなかったのだろうか。
もっとも来たところで、「おたくのマリオと関係ありませんよ。だってこいつ黒人だし」の一言で誤魔化してしまいそうだけど。



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