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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Grand Theft Auto Online】ロス・サントスのハッピーニューイヤー

   ↑  2019/01/01 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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2018年も終わりを迎えようとしているその時、ロス・サントスは雪景色だった。
この街は今から4,5年前に長く暮らしていた地。年末年始だから帰省とも言えなくないが、その直前に『Cities Skylines』で都市計画がにっちもさっちも行かなくなって、市長職を放り出して逃げてきた経緯を考えると、尾羽打ち枯らして馴染みのある街に逃げ帰ってきた感のほうが強い。
前回(Xbox 360版)は確か強盗アップデートが実装される前に、なんとなくこの街から遠ざかっていったのだが、さすがにそこから5年の月日は大きな変化がある。
今回(Xbox One版)久々に帰ってみると、その強盗モードの他にスタントライダーズだのバイカークラブだのナイトライフだのと目新しい要素が次々と追加されていて、街は大きく様変わりしていた。
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だがそれらの華やかな新要素はレベル1無一文で舞い戻ってきた今のオレには、まったくなんの関係もないし、もしかしたら将来的にも縁がないかもしれない。
オレにとって『GTA Online』は街の生活シミュレータであり、あるいは『ウルティマ・オンライン』のようなロールプレイングゲーム(巷で言うRPGとはおそらく概念が違うかもしれないが)だ。
このゴミ溜めみたいな街の中でいかにそれっぽく生きるか。大事なのはそこかしこの生活感のある事象であって、効率のいい稼ぎとかレベルアップとかは心底どうでもいい。
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凍てつく冬のロス・サントス。カネも住所もないオレがまず最初にしたことは職探しだった。
スマホにはどっからオレのことを聞きつけたのか知らないが、この街の裏社会の実力者であるマーティン・マドラッゾからひっきりなしに裏仕事のお誘いが入ってくるが、今のオレにそれをこなす器量があるはずもない。
人間やっぱり地道に働くのが一番だ。オレはダウンタウンにあるタクシー会社に足を向けた。マジメに働くんで雇ってくださーい。
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……5年経ってもタクシージョブは実装されていたなかった。
スタントレースだのアリーナウォーズだのと華々しいことには熱心だけど、『GTA Online』は『GTAⅤ』本編内では可能な小ネタ的なジョブに対しては、いつまで経っても冷淡だ。
オレはマジメにタクシーを転がして、ろくでもない客たちの相手をして鬱屈を溜めまくり、初デートにポルノ映画館をチョイスして、最後はやけっぱちになって頭をモヒカンにして、どデカいことしでかしたいんだ。頼むからオレにトラヴィス・ビックルごっこをやらせてくれ!
ジョブの発動地点を訪れてインスタントに発動する犯罪なんて犯罪じゃねえ! 犯罪ってそこまでに至る過程が大事なんだよ!
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いくら大金を必要としていないと言っても、先立つものがなければピストルの弾も買えやしない。
人手に困ってそうなコンビニを訪れても、雇ってくれる気配もない。ごめんなあ、オレだってこんな強盗なんかしたくなくて、ホントはここで働きたいんだよ。年越すカネくらい真っ当に稼ぎたいんだって。
帰省早々どん詰まりとなったオレのもとに入ってきたのは、ど田舎のブレイン郡に住む賞金稼ぎのババア、モードからのメールだった。
アバズレを一人引っ攫ってこい。相応のカネは出すと。
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雪がしんしんと降り積もる中、白い息を吐きながらロス・サントスの郊外を彷徨い歩き、そこらの家の軒下にようやく賞金首の女を見つける。
「へい彼女! おじさんと一緒にちょっとドライブしないか?」
もちろんそんなナンパが通用するような女じゃない。ナイフ振り回して襲いかかってきやがった。
仕方ないんで言うこと聞かせるために容赦なく殴り倒して、うずくまったところにぼっこんぼっこん蹴りを入れる。そんな瞬間にめでたく年が明けた。
凍えるような景色の中、人けのない住宅街の片隅でやりきれない暴力を振るう男と振るわれる女。
ハッピーニューイヤー2019。ロス・サントスは相変わらず最低にくそったれで最高にろくでもない街だ。

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2019/01/01 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【闘魂 猪木道 ~ぱずる DE ダァーッ!~】今年の干支ゲー

   ↑  2019/01/04 (金)  カテゴリー: PS2
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あけましておめでとうございます。
新年の初めには干支にちなんだゲームを取り上げるのをなんとなく続けてきて、もうそろそろ干支が一周しそうな頃合いになってきました。
干支ゲーといっても案外とネタに困ることは多くなかったのですが、それでもたまにはゲームにはあんまり縁のないような動物が主役を張る年だってあったりするわけで、今年の干支である亥はまさにその代表格。
イノシシのゲームってパッと思いつきます? つかないでしょ!?
いいや、もう、どうせこのブログ最近サボりがちだし、干支ゲーも去年で打ち止めにしちゃおうかなあと弱気なことを考えながら、それでもすがるようにゲーム棚からイノシシの文字を探していると……、あるじゃねえか、バカヤロー! ダァーーーーーッ!
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困ったときのアントニオ猪木頼み。これであと3回くらい亥年迎えても大丈夫だぞ、コノヤロー!!
現在猪木のいの字もないリングで何度目かのブームを迎えている新日本プロレスですが、やはり昔からのプロレス者としては新日本と猪木は切っても切れない関係。
そして新日本プロレスにとっても一時期の猪木さんは、関係を切りたくても切れない面倒くさい関係。
さっき困ったときの猪木頼みと言いましたが、このゲームが出た当時の新日本にとっては、猪木さんがいる事自体が困りものという大変な時期でした。
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社長がこんにゃくなのをいいことに度重なる強権発動。魔界倶楽部、MMAの選手を呼んでのしょっぱい試合、ジョーニー・ローラー、新グレート・ムタ、猪木問答、混乱の向こうで右往左往させられる永田中西天山。
……なんか古株のスレたプロレスファンが今の新日に物足りなく感じてる部分のほとんどが詰まってるような気もしますが、とにもかくにもゼロ年代初頭の新日本プロレスは、アントニオ猪木という象徴に祭りあげたいんだけど本人が絶対にそれを納得しない存在に振り回されていたのでした。
そんな時代の猪木=新日ゲームも当然のごとく混迷を極めておりまして、あの悪名高い猪木事務所とパートナー関係を結んでいたのは、海外資本に買収されて社名をパシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパンに改めていたジャレコ。
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普通のプロレスゲームにしておけばいいものを、普通を嫌う猪木さんの影が大きかったからでしょうか、このタッグチームが出した猪木版権ゲームは、そのどれもがプロレスファンとゲームファン双方の斜め上を行くものばかり。
猪木に輸血され闘魂遺伝子を受け継いだ小学生が、学業の合間に新日本プロレスの興行にマスクマンとして参戦するゲームボーイアドバンス作品『闘魂ヒート』なんてのがその代表格。
こちらは実際にヒートを名乗るマスクマンが、タイガーマスクや獣神ライガーの頃からは想像もつかない、やる気のかけらもメディアミックスで、新日のリングに登場する一幕もありました。
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そしてこの『闘魂 猪木道 ~ぱずる DE ダァーッ!~』。
タイトルだけですべてを理解できてしまいそうですが、そのとおり、ありがちな落ち物パズルにアントニオ猪木を抱き合わせたゲームです。
だがさすがにそれだけではインパクトに欠けると思ったのでしょうか。ゲームに登場する新日レスラーのキャラクターデザインに起用されたのは、「元祖!浦安鉄筋家族」の浜岡賢次。
おかげで猪木を筆頭に中西、永田、ライガー、安田、蝶野、天山、健介と、出てくる選手すべてが、自分をレスラーと思い込んでいる危ないおっさんたちにしか見えません。健介に至っては単なる半グレのあんちゃんです。
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しかし反則球だのタッグマッチモードだののギミックで無理やりプロレスにこじつけたパズルは、あくまでPS2で商売するための体裁のようなもの。
このソフトのメインは、あくまでゲームの進行に応じてゲットできる猪木語録や秘蔵映像など。
聞いてるそのときは思わず高揚してしまうが、冷静に考えるとアバウト極まりない猪木語録は、もちろん本人の肉声。
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それ以上に必見なのは、参議院に出馬したときの得票数などの小ネタに混じってに、中には猪木本人にとってはツッコまれたくないような情報もさり気なくぶっこんだ、ローディング画面に表示される猪木トリビアではないでしょうか。
初回限定盤には浜岡賢次イラストの猪木ペーパークラフトが付属。
ということでどうにかこうにかお茶を濁した今年の干支ゲー。本年もマイペースで更新するのでよろしくお願いいたします。
1・4ドーム? そんなの知るか、バカヤロー!!

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2019/01/04 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Grand Theft Auto Ⅴ】運命の交差点

   ↑  2019/01/08 (火)  カテゴリー: XBOX ONE
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正月早々『Grand Theft Auto Ⅴ』をXbox One版で再プレイ中。
今回は主人公のどん詰まり三人組に加えて『GTA Online』のマイキャラクターもスウィッチングしながら同時進行でプレイしているのだが、それによってより強く感じたのが『サウンドノベル 街 -machi-』との近似性だ。
複数の主人公を切り替えながら進行できるからだけではない。
ゲームの真の主人公は、無数の人々の生活と人生の容れ物となった巨大な街そのもので、表面的な主人公たちは、その容れ物の中身から特別にピックアップされた存在だ。
主人公たち以外の(ストーリー上では)脇役や、オンラインでこの街に根を下ろす世界中のすっとこどっこいプレイヤーや、街を歩くたくさんのモブキャラクターたち。
それぞれにこの街の中で人生や役割があり、プレイヤーはそれぞれの運命の管制官として機能する。
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『Grand Theft Auto Ⅲ』以降、GTAシリーズの主人公はずっと街だった。
バイスシティ、リバティーシティ、そしてロス・サントス。これらの舞台にまるで住民票をおいていたかのような郷愁を覚える人も多いだろう。
街は生き物だ。そしてその中には細胞のように無数の人々の営みが包み込まれている。
マイケル、フランクリン、トレバーだけじゃない。レスター、バリー、ラズロウ、パッキー、ソーンヒル夫人、ストーリーに深く絡む奴らから、プレイヤーによってはまったくすれ違うことなく終わるランダムイベントのキャラクター。
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街角でスマホ片手に佇む人々にブレイン郡の真っ昼間から飲んだくれてる無気力な連中。あなたがおまわりから逃げるときにうっかり撥ねてしまった不運な通行人まで。
ベンチで黄昏れているやつは、たった今ライフベンダーからレイオフを言い渡されたばかりかもしれないし、バインウッドに豪邸を構えるセレブだって、実は投機の失敗で人生の後始末を考えている瞬間かもしれない。
社会に怨念を抱く足の不自由な頭脳犯罪者、反体制気取りのマザコン葉っぱ野郎、宇宙と交信している若者にクソの役にも立たないセラピスト。ああ、そしてもちろん家庭に問題を抱えた中年元犯罪者に至るまで。
生死にいささか不平等があるにせよ、それはみんな等しくこのろくでもない街で生きる人々だ。
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そしてそれぞれとすれ違うも運命なら轢き殺すのも運命。
そんな人々のちょっとした縁の絡み合いの中には、『GTA Online』で登場するオレやあなたの分身だって当然含まれる。
素寒貧のオレが「この中のモノを全部かっ攫えたら」と妄想しながら前を通り過ぎる宝石店は、数時間前にフランクリンとマイケルが叩いた場所だ。
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キャラクターチェンジ時に、いったんロス・サントス一帯を上空から見下ろす画面に移動し、そこから当該キャラクターにズームインする過程は、そんな街で蠢く人々のささいな縁のほつれあいを象徴するような演出だろう。
ロス・サントス。星のような数の人々の日常や非日常やトラブルやハプニング、野望に欲望をパッケージングした巨大な生き物。
街のあちらではマイケルがバカ息子に振り回され、ビバリーはカメラ片手にゴミ箱の中に潜み、IAAとFIBは今日もまた罪もない民間人を拷問し、そしてオレは素寒貧の鬱屈を、たまたま通りがかったそこらのドライバーに八つ当たりしている。
どこかで絡み合うのも縁ならば、そのまますれ違うのもこれまた運命だ。

この記事に含まれるtag : GTA オープンワールド 

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2019/01/08 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【サウンドノベル 街 -machi-】渋谷のモニュメント

   ↑  2019/01/11 (金)  カテゴリー: セガサターン
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渋谷駅の南口から首都高を越えて山手線沿いに南に下った桜丘。
再開発プロジェクトで大きく変貌した渋谷にあって昔からの街並みを残す場所であったが、やはりここにも再開発の手は及び、昨年あたりから店舗が次々と立ち退き、少しずつゴーストタウン化していた。
そしてついに道路も封鎖され、あとは一帯の取り壊し~長い長い工事期間を待つばかりだ。
街は生きものだ。その姿は否応なしに変わってゆく。
ましてや渋谷のような人々の思惑に大きく振り回されるような土地ならば、その変貌もドラスティックだ。
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こう見えても浮かれた学生時代を送っていたオレにとって渋谷は色々な思い出が詰まっている街だが、それ以外にも90年代の終わり頃に、ある8人の運命の糸を結んだりほつれを解いたりと悪戦苦闘させられた舞台でもある。
『サウンドノベル 街 -machi-』。『弟切草』『かまいたちの夜』に続いてチュンソフトが放ったサウンドノベルの第三弾だが、オレの中では前二作を遥かに超えた別格の存在だ。
このゲームのメインシナリオライターを務めた長坂秀佳氏のインタビューで、渋谷のスクランブル交差点に発想を得たなんてことが述べられていた覚えがある。
四方八方それぞれの方向に歩を進め、肩を接触せんばかりにすれ違っていく無数の人々。
それは人々がそれぞれの生活や人生を抱えて思い思いに生きていく都市生活の凝縮した姿だ。
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こんな事情を持ったやつにあんな事情を抱え込んだやつ。
いつもだったら街なかですれ違って終わりの二人に接点を持たせたら、果たして双方の運命はどのように変転するのだろうか。
ただ読み勧めて選択肢に行き当たるストーリー主導のADVではない。巨大な街の中をすれ違う無数の運命の管制官となって、ときにはその行く末を整理して導き、ときには冷たく突き放す。
そして合間には8人以外の脇役キャラクターたちのTIPSから、主人公たちに負けじと劣らずドラマチックな彼らの運命を想像する。
そんな人の運命を左右する立場に心底打ち震えた。前月に発売された『グランディア』と並んで、セガサターンの最後の力を振り絞った輝きとなった名作中の名作だ。
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その『街』もいまや20年前の立派なレトロクラシック。
ただでさえこの数年のうちに大きく様変わりしているのだ。このゲームに残された20年前の渋谷の風景などは、もはや一種の歴史モニュメントみたいなもんである。
このゲームの発端となったスクランブル交差点も、本作の中のそれは肥大化した今のそれに比べたら、幾分ささやかな人の数だ。
大きく変貌した駅周辺やセンター街、道玄坂界隈に対して、昔からの建物も残っている。
細井美子がバイトをしていたタワーレコードは今も健在だ。篠田正志が暇を潰していたマルハンパチンコタワーのように、建物自体は残りながらもテナントが入れ替わってしまった(現在はメガドンキ)ロケーションも多々ある。
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そして桜丘。
『街』の中では刑事ドラマのロケ隊が訪れるこの地は、現在もほぼその姿を残しているものの、あと一、二年もすれば高層ビルが屹立する、往時をまったく想像することのできない風景に変わってしまうだろう。
もちろん『街』で描かれる渋谷は90年代のあの地にあった空気をすべて切り取ったものではない。その姿は一面的な視点にものだ。当時の渋谷には一方で毒々しく荒んだカルチャーが狂い咲いていた。
それでも『街』がモニュメント足り得ているのは、その名の通り、キャラクターやシナリオを母艦のように包み込んだ渋谷の街そのものが、このゲームの真の主役である証なのだろう。

この記事に含まれるtag : 実写ゲーム ミステリ 

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【Hannah Montana The Movie】ハンナ・モンタナ・ザ・ゲーム

   ↑  2019/01/13 (日)  カテゴリー: XBOX 360
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マイリー・スチュワートはごく普通のスクールガール。しかし彼女には、隠されたもう一つの顔があった。
実はマイリーは全米で屈指の人気を誇るポップスター、ハンナ・モンタナであったのだ。
彼女の二重生活の秘密を知る者は、スチュワート家の人間と彼女の親友のリリーとオリバーのみ。
ゼロ年代後期に全米でローティーンの女の子を中心に怪物的な人気を誇ったTVドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」。日本でもディズニー・チャンネルの他にテレビ東京系で地上波放映も果たしていた。
主人公を演じるマイリー・サイラスは、一躍全米のトップポップスターの座に駆け上がり、そして人気ドラマの常として2009年には映画版「ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー」が公開されている。
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その映画版をベースにしたゲームが、この『Hannah Montana The Movie』。
舞台となるのは、いつものカリフォルニアではなく、スチュワート一家の故郷であるナッシュビル。
おばあちゃんの牧場や愚兄がバイトする移動動物園、カーニバルや大学のキャンパスなどで、文字通りお使いと言ってしまっていい単純なクエストをこなしつつ、映画版に準じたストーリーを進めていくという内容だ。
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各パートのラストには、マイリーがハンナ・モンタナとなってステージで歌い踊る、音ゲー的なパートが用意されているのが特徴。
このパート、音ゲーと言い切ってしまうといささか語弊があるかもしれない。
ハンナ・モンタナの楽曲が流れる中で指示に合わせてポーズを決めたり、ギタリストの元に駆け寄ればギターヒーロー風の簡易音ゲー、ドラマーの元に駆け寄れば簡易リズムゲーと、まあゲーム風味でハンナのステージ気分を疑似体験させるパートとなっている。
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本作は基本的に10才くらいの女の子に向けた電子版ドールハウスのようなもの。
物語の進行やミニゲームによって得られるコインでのお買い物と、購入した服をカスタマイズしてマイリーに取っ替え引っ替えさせる着せ替えモードこそが、このゲームのメイン。
この手の電子ドールハウスゲームには、PS2などで出たBratzやバービーシリーズなどがあるが、元々がドールであるBratzなどと違って、このハンナ・モンタナのベースは生身の人間。
これが日本のメーカーであったら、例え実在の人物がモデルでも、それをうまく二次元キャラ化してゲームに落とし込むところだろうが、このハンナ・モンタナの場合は実在のモデルをそのままリアルに再現。
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しかし、その妙にリアルな再現ぶりが負の方向に作用して、『DIGITAL DANCE MIX 安室奈美恵
』チックなマイリーがゲーム中に登場する事態となってしまっている。
このゲームは、どうも男キャラの再現度がそれなりなのに対して、マイリーやリリーの再現度がイマイチ微妙なシロモノ。
ハンナ・モンタナのキャラクターゲームであるのに、肝心のマイリーがちっとも可愛くないのは、致命的であるようにも思えるのだが、まぁその判定は実際にこのゲームの対象となっている彼の国の少女たちに任せるしかないだろう。

<北米版・リージョンフリー / 日本のXBOX360本体で動作します>

この記事に含まれるtag : シネマゲーム タレントゲー 

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