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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Just Cause】ビバ・レボリューション

   ↑  2018/11/22 (木)  カテゴリー: XBOX 360
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よう、オレはリコ・ロドリゲス。CIAのエージェントにして『Just Cause』シリーズの通しの主人公だ。
タキシードで気取ったイギリス野郎のせいで、スパイといえばマティーニを優雅にあおったり、出会ったばかりの女をいきなりベッドに誘うのが仕事のように思われがちだが、それは大きな誤解だ。
スパイの仕事ってのは、とにかく迷惑を振りまくことに集約される。
どっかでアメリカの意にそぐわない国があれば、乗り込んでそこの厄介者を支援する。
反政府ゲリラでも極右でもマフィアでも、なんだったら酔っぱらいの集団だって構わない。
とにかくそんなイカれた跳ねっ返りどもを適当に焚き付けて、ついでにちょっと手を貸して、その国がアメリカの介入なしじゃ立ち行かないほどの混乱に陥れる。
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まぁしっちゃかめっちゃかにするまでがオレのビジネスだな。
後のことはワシントンでふんぞり返っている奴らの領分だ。地元の人間がどれだけ迷惑を被ろうがオレの知ったこっちゃねえ。
こう見えてもけっこう忙しい身でな。もうすぐ4度目の大きな任務が南米のソリスって国で控えてるんだが、それに合わせてだかは知らないが、オレの記念すべき最初の仕事がXbox Oneに互換対応した。
あれも10年以上前の出来事になるのか。ちょとした回顧録みたいになるが、まぁ少しばかりあのときの話に付きあってくれ。
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当時の世界情勢についてまず少し説明しておこうか。
俗にオープンワールドって呼ばれるジャンルがそれなりに一般化してきて、どこの国もマップの広さを競うのが時流となっていた。
そんな時代にお前行って来いと言い渡されたのがサン・エスペリートって国だ。
南米にあるささやかな群島国家だが、それでも一つの国だ。マップの広さはどのくらいあっただろ? 確か東京ドーム2万個分とか吹いていたんじゃなかったっけな。
そりゃその頃はマップが広ければ広いほど有難がれる風潮はあったけどよ、さすがにそれは広すぎんじゃないかと思ったよ。
なんせ東京ドームを単位に持ち出されるとな。ほら、オレっていつも三塁側4階席から一塁側にある札幌蟹工船に弁当買いに行くだけでへとへとになってるからよ。それの2万倍だぜ!?
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そんなわけで恐る恐る向かったサン・エスペリートだけどよ、スパイの入国常套手段で空からスカイダイビングで訪れてみると、やっぱり目の前に広がる青い海と綺麗なビーチ、一面の青空ってのは気持ちいいもんだな。
なんせそれまでのオープンワールドゲームって、薄汚えダウンタウンとかそんなんばっかだったじゃん?
風光明媚はいいけれど、問題はこのだだっ広い国を巡る移動手段。だけどそれもまあすぐに解決されたよ。
グラップリングフック。そこらを走るクルマにこいつを引っ掛けてパラシュートを開けば、いつでもどこでも自由な空の旅が楽しめる。面倒くさい山や谷もあっという間にショートカットだ。
CIAはいつもドブにカネを捨てるように予算を消費しているけど、まぁこの開発費だけは元を取ってんじゃねえか?
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それにいざとなりゃヘリコプターだってある。
この国の警察はちょっとクルマを擦ったくらいで武装ヘリ持ち出して地上にロケットランチャー乱射するくらい短気な連中だが、まあこれは見方を変えればいつでもどこでもオレにヘリをデリバリーしてくれるようなもんだ。
グラップリングフックでヘリに飛び移って、パイロットさんはちょっと外に出てもらっって、ヘリごっちゃんです! ああ楽ちん。
そりゃ時にはヘリが撃墜されて迎えも来られないようなとんでもない山奥をさまよう羽目になったことも何度かあったが、それも今となっては楽しい思い出だ。
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まあ色々あるけど、なんつってもゲーム全体を貫くおおらかなラテン気質っての?
ミッションはどれもざっくりしてるし、ビークルやNPCの挙動やAIも当時としてもかなり大雑把だったんだけど、それが人がころころ巻き添えくって死にまくるCIAの蛮行を、コントみたいにうまく中和してくれてさ、オレも味方の反政府ゲリラや一般市民を巻き込むことをちっとも厭わなくなったぜ。どうせこの国に長居するわけじゃねえし。
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この良くも悪くもおおらかな部分ってのは、やっぱりこのサン・エスペリートが頂点で、以後のシリーズは完成度の充実と引き換えにそれがどんどん減退しているような気もすんだよな。まあ時代性もあるんだろうけど。
そんなこんなで今となっては懐かしい南米の小国。だけどオレはこの小さいけどだだっ広い国をざっくばらんに巡って、虱潰しに何かをするのがサイコーに楽しかったぜ。
じゃ、またどっかの因業な国で会おうな!
<Xbox One互換対応タイトル>

*関連記事
【Just Cause 2】傍迷惑なストレンジャー
【Just Cause 3】世界一迷惑な里帰り

この記事に含まれるtag : ONE互換 オープンワールド 

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2018/11/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Tom Clancy's EndWar】コマンドと感情の齟齬

   ↑  2018/11/28 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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UBIが2008年にトム・クランシーブランドのもとに放ったリアルタイムストラテジー『エンドウォー』。
戦闘ヘリ、戦車、輸送車の関係をじゃんけんのような三すくみ構造に設定し、メインユニットをこの3つに絞り込むことで、RTSとしてはかなりシンプルなシステムだ。
こうも簡略化された基本システムを採用したのは、このゲームのメインのウリが、当時としてはまた目新しかったボイスコマンドでの指示に置かれていたから。
マウスやパッドでいちいち煩わしく目標を指定せずとも、マイクで臨機応変に指示を与えられるという触れ込みだ。
まずは精度が高いと評判の音声指示機能を学ぶボイスコマンドトレーナーから。右トリガーを引きながら、指定されたコマンドをゆっくりと読み上げる。
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「部隊一、移動、アルファ」
<聞き取れません。もう一度>
「部隊一、移動、アルファ!」
<もう一度>
「ぶ・た・い・い・ち、い・ど・う、あ・る・ふぁっつってんだろうが! 人の言うことちゃんと聞けやぁ!」
<もう一度>
「貴様なぁ。………ひょっとして一(いち)じゃなくて部隊1(ワン)、移動、アルファじゃないと受け付けてくれないんでしょうか?」
<部隊1、了解しました>
「……オペレーションのシステムナレーターは部隊いち、部隊に、部隊さんって読み上げてるのに、なんでプレイヤーの方はダメなんだかなぁ」
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精度は高いながらもいまいち痒いところに手が届かない日本語によるボイスコマンドシステムにちょっとやきもきしながら、ヘッドセットを駆使した米欧露三すくみの近未来に突入。
そこで露わになるのは、一見便利そうながらも、これまたやはり痒いところに手が届かないボイスコマンドのもどかしさなのであった。
「部隊1、攻撃、エネミー1」「グループ1、移動、フォックス」「部隊3、後退」「部隊2、占領、デルタ」
抑揚をつけず常に冷静にこのように音声指示をできれば、確かに合理的な部隊運用が可能かもしれない。
しかしRTSには不測の事態や思いもよらぬ展開が常に起こりがちなものだ。
そんななときにマウスやパッドによる操作ならまだしも、自分の声という非常にエモーショナルな手段を使うとどうなるか。
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「部隊3、後退」や「部隊2、移動、ブラボー」なんて機械的な言葉が、そんな時に普通に出てくるだろうか?
「おいおいおい、危ない危ない、下がれ下がれ下がれっちゅうに!」「手の空いてる奴、あの戦車助けに行け、早く! おい、そこで油売ってるヘリ、聞こえてんのか!」
オレの口をついて出てくる言葉はこんなんばっかりだ。
そして当然の如くこれらの命令はさっぱり受け付けて貰えず、自軍の被害はさらに拡大していく一方なのである。
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マウスやコントローラーで指示を与えるのは思えば実に合理的な手段だ。そこには言外に含めた思惑や感情などというものは存在しない。
しかしそれが音声だとどうなるか。会話でものを伝えるという極めて人間的なコミュニケーション手段を使うとどうなるか。
会話による伝達が成立してしまう限り、こちらはついつい相手も"意志や感情を持った融通のきく存在"と錯覚してしまいがちだ。
だがこのエンドウォーの部隊たちは徹底して非人間的な文字通り駒のような存在。そのあまりにも機能に徹した姿は、こちらの思い入れを一切はじき飛ばす冷徹さに満ちている。
そんな相手に言葉というエモーショナルな手段で指示を与えることの虚しさときたら。
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「きもち頑張れ」「無理すんな」「根性で耐えろ」「やばいと思ったら逃げろ」「大和魂でどうにかしろ」
せめてこんな指示が与えられたら、どんなに気が休まることか。
マウスやコントローラー入力の単なる代用品となったボイスコマンドで、事務的な言葉をただひたすら反復する行為にちょっぴり気疲れしながら、当時のオレはファジーなコミュニケーションが成立するボイスコマンドゲームが登場する近いんだか遠いんだかわからない未来を、ぼんやりと夢見ていたのであった。

<Xbox One互換対応ソフト>

この記事に含まれるtag : ストラテジー ONE互換 

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