ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

このページの記事目次 ( ← 2017-12- → )

total 3 pages  次のページ →  

【Pinball FX3】Carnivals and Legends

   ↑  2017/12/31 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
171231006.jpg
台を継承しつつバージョンアップを重ねながらついに10周年。しかしそのユーザーインターフェースはどんどんダサくなってるZen Studiosのデジタルピンボール『Pinball FX』。
特に最新版である『Pinball FX3』は無事国内Xboxストアでもリリースされたものの、タイトルやメニュー画面の野暮さはさらに極まった感がある。
『Pinball FX2』あたりからMarvel Comicsなどのキャラクター、映画版権ものが中心となってきた同シリーズだが、この度新たに配信された『Carnival & Legends』は久々に非版権のオリジナル台のみで構成されたパック。
171231003.jpg
収録台は2つ。
『Adventure Land』はカーニバルの移動遊園地をテーマとしたエレメカ感あふれるテーブル。
うねうねと走るループレーンは、なんとも頼りない木製コースターのレールをイメージ。
打ち出し口やホール部分には小さな券売所。観覧車などの遊具に各種ミニゲームもこれまたエレメカテイストで統一された、賑やかな盤面は見ているだけで飽きがこない。
171231004.jpg
もう1つの『Son of Zeus』は比較的簡素なフィールドをキャラクターフィギュアが縦横無尽に飛び回って賑やかす、Marvelキャラクター台の流れを汲んだ作品。
「ストレンジャー! ちょっと手を貸してくれえ!」
いちいちやかましいギリシャ神話の英雄ヘラクレス(ジュラシックパワーズの片割れ似)を、なんの因果か鉄球で手助けしなくちゃならない、厚かましく暑苦しいヘラクレスのキャラクターがメインの台だ。
171231005.jpg
毒蛇、怪鳥、地獄の番犬など、役物はすべてヘラクレス神話にちなんだものばかり。
実体化したヒュドラの両顎を必死に抑えながら、「ストレンジャー! 早くなんとかしろお!」と大騒ぎするヘラクレスの大仰な芝居を堪能しつつ、レーンにボールを叩き込んでヘラクレスに代わってヒュドラを退治してあげよう。
「よくやったストレンジャー! 手柄はオレ様のものだあ!」

この記事に含まれるtag : ピンボール 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2723.html

2017/12/31 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fable 2】めでたしめでたしの後の世界

   ↑  2017/12/27 (水)  カテゴリー: XBOX 360
171225008.jpg
英雄は頼もしき三人の仲間と共にルシアンの邪悪な企みを打ち砕きました。
そして一つだけかなえられる願いに、名も無き多くの人々を救う無私無欲の選択をとったのです。
こうしてアルビオンには平和な日々と民衆の笑顔が戻ってきたのでした。めでたしめでたし。

               <アルビオンの古い伝承より>
171227002.jpg
いにしえの塔から戻ったら、いつもは子供が飛び出してきてまとわりつく家の中はガランとしていた。
妻の姿もどこにもない。きっと旧市街妻やオークフィールド妻の家も同様なのだろう。
バウアーストーンのはずれにある広場には、市民たちの手によって英雄の銅像が建てられたという。
「あなたは素晴らしい人だ」「あんな立派なこと、できるもんじゃない」「尊敬します」
みんな口々にオレの英雄をそう讃える。人妻だろうがなんだろうが片っ端から手をつけたり、旦那の方は人買いに売り飛ばしたり、他人の家のタンスを物色したり、全裸で通りを徘徊したり、そんなふるまいがさんざんあったのを忘れたかのような掌返しっぷりだ。
171227005.jpg
だけど英雄の家族に対する悔みをのべる人間は一人もいやしない。
多くの人々の命を救うか、家族の命を救うか、それとも大金を得るか。
いにしえの塔の問いかけに家族を差し置いて民衆を助ける答えを今回選んだのは、ぶっちゃけ"家族を助けた"の実績は初回プレイ時に解除していたからだ。無私無欲の選択でもなんでもない。
だけど多大なる犠牲を払った気分だけは一丁前だ。
いや、家族はこの際いい。妻の誰かから脅迫状が送られる事態にまで発展していた重婚問題(あの脅迫状は、一番愛想がよかった旧市街妻が犯人なんじゃないかと思ってる)が解消されて、むしろホッとしていたりもするし。
だが苦楽を共にした愛犬が戻ってこないことは、そう簡単に割り切れるもんじゃない。
171227006.jpg
駆け出しながら発掘ポイントを知らせる「わん!」という吠え声も、曲がり角の向こうに敵の姿を感じ取って「ううう」という唸り声も、もう聞くことはできない。
愛犬が常にかたわらに侍る光景こそが、アルビオンの一番あって当たり前の日常であったはずだ。
それが失われたというのに、お前らなんでそんなに浮かれていられる? いつも通り普通に店を開けていられる?ハートマーク頭上に輝かせて英雄に寄ってこれる? わんこのいない世界に、果たしてどれだけの存在価値があると思う? このモブの役割を愚直に務めることしかできないちっぽけな生き物どもが!
171227004.jpg
きっとルシアンもこんな感情から、あんな世界を滅ぼすような大それた野望に至ったのだろう。
彼もおそらく元は慈愛に満ちた善良な人物だった。むしろ清濁をカフェオレみたいにしていたオレの英雄より、はるかに立派な人だったのかもしれない。
だけどオレの英雄にはルシアンと同じ轍を踏む道は残されていない。せいぜい彼の旧宅であるフェアファックス城を買って、そこにふんぞりかえるだけだ。
171227003.jpg
まだ一応やることは残っている。DLCクエストの「ノットホール島」と「未来の行方」の二つが。
だがそれも寒いだの暑いだの文句ぬかす島民のパシリ以外のなにものでもない冴えない仕事だ。
そんな仕事すらもオレの英雄は、もはや惰性で黙々とこなす。わんこのいない空虚な世界で、存在する意味をなんとか見出すかのように。
鬼ヶ島から帰ってきたあとの桃太郎、玉の輿を射止めたあとのシンデレラ。寓話の主人公のその後は誰も知らない。
いや、知ったとしても語り継いでもしょうがないから、思い切り省略される。
だけど『Fable 2』のエンドロール後は、プレイヤーの意思次第でいつまでも続く。
めでたしめでたしの後の世界。そこにはなんの意味もないけれど、血の通った英雄にとっては、平和な世の中に対して腹に一物もちつつわんこを偲ぶ立派な余生ではあるんだ。
ああ、そうそう、それから頼もしき三人の仲間。語り部がどう伝えるのかは知らないけど、あいつら単なるフラグ以外の役には何一つ立ってない穀潰しどもだったからな!


この記事に含まれるtag : ONE互換 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2722.html

2017/12/27 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Fable 2】寓話を紡げ

   ↑  2017/12/25 (月)  カテゴリー: XBOX 360
171225008.jpg
満月が美しい冬の夜に、そのおとぎ話は残酷に幕を開ける。
たった一人の肉親である姉との永遠の別離。初代『Fable』のイントロダクションも同様の流れであったが、ふれあいがあまりにも一瞬すぎて顔すら覚えていなかった前作と違って、今回は短いながらも濃密なひとときを過ごしただけに心は痛い。
それよりも心残りなのは、置いてきてしまったわんこのことだ。
そのわんことはあっという間の成長を経て無事再会できた。
そうとなればやることはただ一つ、肉親をぶっ殺した奴への復讐。これまた前作と共通した、グリムでもアンデルセンでもなかなか子供向けに濾過しづらい、血なまぐさいテーマだ。
171225002.jpg
素敵なゲームは誰もががその続編を要望する。
だけど本当に続編を待ち望むべきゲームは、既に完成された傑作じゃない。むしろブループリントに毛が生えたような、未完成未整理で終わってしまったような作品だ。『Assassin's Creed』、そして『Fable』。
叶えられなかった理想を今度こそ実現させるため、プロトタイプに終わってしまった第一作目に丹念に磨きをこめて、これこそが本命と世に送られる。
代替わりしたハードの勢いにも後押しされた、『Fable 2』は、そんな運に恵まれたゲームだ。
171225005.jpg
しかし善と悪が表裏一体ならば、幸運と不運も同様。
ほぼ同時期にべセスダの大作『Fallout 3』が登場し、同じ年末発売の大作RPGということで比較の対象になってしまったのが、この国で『Fable 2』が被ってしまった不幸の一つだ。
このゲームが語られるときに自由度なんて言葉が頻繁に使われたことも、その不幸を後押しした。
だが『Fable 2』は『Fallout 3』のようなオープンワールド的自由を掲げてはいない。むしろ非情に窮屈なゲームだ。
舞台となるアルビオンは丁寧に描かれ愛着の持てる世界ではあるが、しかし本質的には寓話の「むかしむかしのあるところ」以上の意味は持っていない場所。
171225006.jpg
なにより『Fable 2』はいわゆるロールプレイングゲームではない。その名の通り寓話を紡ぐゲーム。
そのプレイヤーキャラはコントローラを持つ者を自己投影する分身ではなく、英雄という極めて曖昧な呼称を持つ物語の便宜的な主人公だ。
それを象徴するのが、プレイヤーがキャラの性別を選択した後、狂言回しである盲目の占い師テレサ(初代姉ちゃん)の口から語られる、「さあ、彼(彼女)の運命を見守りましょう」と、主人公を軽く突き放した言葉である。
171225004.jpg
そしてプレイヤーは、この寓話集の編纂者としての立場から、第三者的に主人公の行動にコミットしていく。プレイヤーが紡ぐんでいくのは、人生ではなく物語であるのだ。
一見個性的なタグが打ち込まれていながら、実は極めて無個性な存在である本作の住人たちは、この寓話の登場人物であると同時に一番最初の読者でもある。
プレイヤーが主人公の行動を通して紡ぎ出した物語に目を輝かせたり、或いは顔をしかめたりと、ダイレクトに反応してくれる忠実な読者だ。
171225007.jpg
善と悪の概念もこれまた便宜的なもの。
現れる結果は両極端だが、しかしほとんどの英雄は自分のモラルとは関係なしに、その時その時の都合、あるいは本作から加わった実績の都合によってその狭間を右往左往するだけだろう。
そしてどんな善行も邪悪な振る舞いも、地道な労働も不労所得へのあこがれも、結婚も荒淫も不義密通も、すべては等しくロングタイムアゴーから始まる物語の中に集約されてゆく。
英雄も鼻つまみ者も、倫理も不倫理も表裏一体。寓話の中ではそれは平等に存在できるのだ。
そんなすべてが寓話のための記号で満ちた世界で、英雄とプレイヤーが唯一シンクロして心を通わせる存在。それは物語の初めから終わりまでを共にした愛しいわんこだけである。

<Xbox One互換対応タイトル>

この記事に含まれるtag : ONE互換 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2721.html

2017/12/25 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Swamp People】バイユーのワニ獲りオヤジ

   ↑  2017/12/23 (土)  カテゴリー: Android
171223006.jpg
アメリカ合衆国の東部をほつれた糸のようにうねうねと蛇行して流れる大河、ミシシッピー川。
その南端、河口付近に広がる一面の湿地帯が、ヒストリーチャンネルの「Swamp People」の舞台だ。
番組が密着するのは、ここで漁を生業とするフランス系アメリカ人たち。
しかし漁と言っても獲るのは魚じゃない。体長4メートルにも達し鋭い牙と顎を持つアリゲーターだ。
平底の船で湿地帯を巡り、ポイントに餌を付けた仕掛けを設置。これにアリゲーターが食いついたら引き上げてライフルでズドン。
171223002.jpg
キャッチフレーズは、ノー・ガッツ、ノーゲインをもじったノー・ガッツ、ノー・ゲーター。
競合番組「Duck Dynasty」と同様に、大自然の中で頑なに伝統のライフスタイルを守り通す人々のストイックな仕事。そしてその強烈なキャラクターにスポットライトをあてたリアリティショーだ。
Androidアプリ『Swamp People』は、その番組のオフィシャル作品。
仕掛け罠でアリゲーターを釣り銃器でとどめを刺す、彼らの猟法を見下ろし型の画面に落とし込んだゲームだ。
171223004.jpg
しかし罠と言ってもそこはピンからキリ。デフォルトの無料仕掛けでかかるワニのサイズなんてタカが知れている。
そこで登場するのがゲーム内通貨、その名もケイジャンコイン。
高性能な仕掛けの購入から各種装備のアップグレードまで。世俗から離れたケイジャンとは言え、そこは資本主義経済から完全には離れられない。
ゲーム内で入手できるコインは雀の涙。
ストイックに無課金プレイを貫こうにも、アリゲーターの巨体にぶちかましを食らうボートの買い替えは喫緊の課題だ。
171223003.jpg
上位ボートの中でも巨大ファンを後部に付けた南部湿地帯名物エアボートは、猟以外にもレースモードでも威力を発揮する憧れの一台。
コインでのアップグレード対象には、ケイジャンたちの猟小屋や衣服なんかもあるが、どうせみんな中年時代のミッキー・カーチスみたいなおっさんばっかり。
そんな見栄えは後回しにするのが、より彼ららしいってもんだろう。

*関連記事
【Duck Dynasty】南部田舎暮らしの非ススメ

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2720.html

2017/12/23 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【myChristmas】ありふれたクリスマスの一日

   ↑  2017/12/20 (水)  カテゴリー: XBOX 360
171220 003
♪雪が降り出して 凍えるように寒くなってきた
街は灯りに彩られ人々はクリスマスショッピングの真っ最中
だけどボクは人混みの中でひとりぼっちだ
<Sloppy Seconds - Lonely Christmas>

どこもかしこもクリスマス一色のこの時期。
Xbox Liveを見渡してみても、47がサンタ帽を被った『HITMAN』のクリスマスバージョンが配信されていたり、『World of Tanks』にもクリスマスモードが導入されてたりなど、シーズンモードには事欠かない。
だがいくらデコレートが施された車庫から松の枝が飾られた戦車で出撃してみても、そうそう特別な気分に浸れるわけじゃない。
やってることはいつもと同じだからだ。クリスマスって、もっとこうスペシャルな日のはずじゃん!
Xbox Liveで過ごすスペシャルな一日。
そんなお題に対する明快な回答が、今はなきXboxインディーズゲームにひっそりとあった。
171220 005
♪ テレビの前に座り込んで過ごす孤独なクリスマス
「34丁目の奇跡」のリピート放映
ボブ・ホープとサンタクロースと朝まで一緒
171220 004
オレのテレビにリピートされているのは、モーリン・オハラ版の「34丁目の奇跡」でも、リチャード・アッテンボロー版の「34丁目の奇跡」でもない。Xboxインディーズゲームのクリスマスバラエティソフト『myChristmas』(2009)だ。
暖かな光に包まれる温もりに満ちた室内。目の前には赤々と燃える暖炉。この暖炉の火の強さはいつでも調節可能。
右を見ればそこにはクリスマスツリーが。ただし最初の段階では、まだ何一つ飾り付けられていない状態だ。
さあ、さっそく思いのままにツリーをデコレーションしてみよう。だんだんクリスマスらしい気分になってきたじゃないか。
171220 006
ツリーの右にあるのはレコードプレーヤー。ここではプリセットされたいくつかのクリスマスソングの他に、カスタムサウンドトラックから好きな曲を流すこともできる。
もちろん"Lonely Christmas"を流すつもりなんて、さらさらないぞ!
今度は左に目を凝らしてみよう。そこにある大きな柱時計は、ただの飾りじゃない。
これのアラームを任意の時間に設定しておけば、その時刻にサンタクロースがやって来てくれるという寸法だ。
イブには少し早いけど、とりあえずサンタを呼び出してみようか。サンタさん、今年のボクはいい子にしてました。プレゼントには恵比寿マスカッツ1.5の選抜セットが欲しいです!
171220 008
時間になると遠くの方からしゃんしゃんしゃんというベルの響き。何かがごとんと屋根の上に着地する音。消される照明。そして暗闇の中で蠢く黒い影。
サンタが来るって分かってなければ「屋根の上から不審な物音がします」って警察に通報しているところだ。
やがて遠ざかるベルの音。そして部屋の照明が復帰すると、ツリーの下には山のようなプレゼント包みがが。うわあい!………って、おい、恵比寿マスカッツはどうした!?
171220 002
そして画面の一番右にあるのは外へ通じるドア。
何の変哲もない木の扉だが、実はこここそが『myChristmas』の最も肝と言える機能が備わっている場所なのだ。
このドアをオープンにしておけば、Xbox Liveを通じて他の『myChirstmas』ユーザーたちが、この部屋を訪れてクリスマスキャロルを歌ってくれるって寸法だ。
そう、ここは全世界数百万のLiveユーザーと繋がった賑やかな場所。もっとも今まで誰も来たためしがないし、送り出したオレのクリスマスキャロルアバターは、毎年セッションが見つからないまま虚しく帰ってきたけどな!
171220 007
♪誰もボクんちのドアをノックしないし
 クリスマスキャロルも歌ってくれない
 なんてありきたりなロンリークリスマスなんだ

この記事に含まれるtag : XBIG 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2719.html

2017/12/20 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |