ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

このページの記事目次 ( ← 2017-10- → )

total 2 pages  次のページ →  

【モーショングラビアシリーズ MEGUMI】

   ↑  2017/10/31 (火)  カテゴリー: PS2
171031007.jpg
YUKIだとかHIROSHIなんて芸名や通名をつけたがる輩は後を絶たないが、ネット検索時代においてそんな限りなく匿名に近い名乗りをあげるのは、その芸名のハンデを突き破る図抜けたパーソナリティと覚悟が必要だ。
それが欠けている者は、たとえ一時はいいかもしれないが、その先に待っているのは埋没と忘却だけである。
171031004.jpg
しかし時にはそのハンデを本人ではなく確かな眼力を持った第三者が与えることがある。
名将仰木監督は類稀なる才能を持った若者に、「お前は今日からイチローだ」と告げた。
そして巨乳の名伯楽イエローキャブの野田社長は、数多ある自社の巨乳タレントの中から、ある一人に「お前は今日からMEGUMIだ」と、このハンデの塊のような芸名を与えた。
仰木監督の眼力が確かだったように、野田社長の才能を射抜く眼も間違ってはいなかった。
"外見は巨乳美女、中身はがらっぱちなあんちゃん"タイプが多いイエローキャブ勢の中でも飛び切りその資質が抜きん出ていた彼女は、天性の勘の良さも加わってバラエティ方面でたちまちその才能を開花させ、それまでのグラドルの枠を超えたフィールドを開拓したのであった。
171031005.jpg
グラドルの概念を変えた女MEGUMI in プレイステーション2。
数多くのイエローキャブとゲーム界とのタイアップ作品の中で、このモーショングラビアシリーズはオリジナリティと完成度において他を大きく引き離す孤高の巨乳ソフトだ。
モーショングラビアとは、分かりやすく言うと超ハイエンドなパラパラマンガ。
ベースとなるのは高解像度のスチル写真。その大量の画像を最新技術で補完して動画風に編集したもの。
一般的な動画とはまったく質感の違う、グラビア写真がぬめーっと動く唯一無二のテイストは、とにかく一見の価値がある。
動くグラビア、モーショングラビアとはよく名付けたもんである。
171031001.jpg
このMEGUMIに加えて、根本はるみ、北川友美、森ひろこと計4作品がリリースされた同シリーズだが、ネームバリュー的に抜きん出ているのは、やはりMEGUMI。
2枚組DVD-ROMのもう片方は、毎度おなじみのメイキング風景を収録した特典ビデオ。
いつもなら適当にスルーするところだが、本作の場合は、この一見なんの変哲もないグラビアスチル撮影が、あの現実感がまったくない妖かしの"動くグラビア"に変貌するのかと思うと、意外と興味深く観ることができる。
171031002.jpg
特典DVDのラストはMEGUMIの素のコメント。
撮影の感想を、まるで壁の塗り具合を尋ねられた左官のあんちゃんのように、ざっくばらんに男らしく通りのいい声で答える様子は、彼女のぶっちゃけたパーソナリティを端的に表していて、これまたちょっぴり興味深い。

この記事に含まれるtag : タレントゲー 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2701.html

2017/10/31 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【サクラ大戦 花組通信】実写花組第1弾

   ↑  2017/10/29 (日)  カテゴリー: セガサターン
171029006.jpg
例の応援弁士登壇で再びにわかに注目を浴びた横山智佐。
オレは密かにこの人をチバレイと同じ箱に入れていただけに、「ついにこのフェイズに来たか!」と、ちょっぴり盛り上がってしまったのだが、まぁ実際はお友だちにちょっと手を貸した程度のところらしく、そこはやっぱり同属性と言っても原液とカルピスウォーターの差なのだろうか。
しかしこの人のポジティブという言葉とはちょっとベクトルの違う独特のバイタリティには、やはり目が離せない。
171029004.jpg
アイドル的声優(この字面も微妙に当てはまってないところが、この人の独自のポジションを物語っているような)のパイオニアとして、様々な方面に声優が進出する道筋を、その恐れを知らない仕事っぷりで強引に切り拓いてきた横山さん。
そんな横山智佐ワークスの代表作と言えば、やはり『サクラ大戦』の真宮寺さくら。
もっとも声の出演に留まっているうちは、まだよかったのだが、ゲームのヒロインと全く同じ恰好をして、そのヒロインの三次元形態として人前に登場するなると、話は穏やかではなくなってくる。
171029003.jpg
だが彼女の一種独特なバイタリティは、他の人間ならば尻込みしてしまいそうなハードルも、軽々と乗り越える。
「やりましょう!」
力強い一言は、新宿厚生年金会館に於ける"三次元"真宮寺さくらリサイタルとして実現し、やがてその流れは「ええええ! わ、私たちも!?」と動揺する他の花組キャストたちをも巻き込んで、あのキッチュ極まりない「サクラ大戦歌謡ショウ」へと至ったのだ。
171029005.jpg
この『サクラ大戦 花組通信』は、その歌謡ショウ前夜。まだ三次元化のお鉢がよもや自分には回ってこないだろうと、他のメンバーが安心しきっていた頃に発売されたファンディスク。
後に嫌と言うほど乱発される、サクラ大戦スピンアウト製品の第1弾だ。
サターン拡張機器のビデオカードに対応した数少ないソフトの一つでもあり、起動時にビデオカードの装着を確認すると、「良い判断です、隊長」(マリア)、「隊長、なかなかやるじゃねえかよ」(カンナ)などと、こんな高価で役に立たない拡張機器を買ってしまった可哀想なユーザーに、花組のメンバーが形ばかりの慰めを掛けてくれる。
171029002.jpg
ビデオカード装着状態だと、声優インタビューを始めとするゲーム内ムービーの全てが、ビデオCD準拠の画質にグレードアップ。
インタビュー以外でメインとなるのは、サクラ大戦関連の各情報や、ちょっとした寸劇などを新聞形式でまとめたパート。
この新聞は日替わりで内容が変化するという触れ込みだが、実際は些細な部分に変化が見られる程度で、ほとんど代わり映えはない。
広告部分なんかをうっかりクリックしたりすると、金出して買ったソフトの中で、さらに宣伝を長々とされるという罰ゲームを喰らうので注意しよう。

この記事に含まれるtag : 声優 ギャルゲー 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2700.html

2017/10/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【湾岸デッドヒート+リアルアレンジ】ムービーカードの恩恵

   ↑  2017/10/26 (木)  カテゴリー: セガサターン
171026007.jpg
この前、数年ぶりにセガサターン本体の内蔵電池を取り替えたときに、ボタン電池ホルダーの奥に妙なデバイスが挿さっていることに気づいた。
なんだこれは?と引っ張り出してみれば、それはビクター製のビデオCDデコーダー。そうか、オレのサターンはこんなパワーアップを施していたんだっけか。
時代の徒花規格ビデオCDをサターンで再生を可能にさせる拡張機器で、セガからムービーカードの名で出ていた製品と、基本的には全く同じものだ。Vサターンとセガサターンの違いみたいなもんだろうか。
171026009.jpg
ビデオCD再生以外にも、ごく一分のサターンソフトがこのデコーダーやムービーカードに対応していた。
当時のサターンのムービー再生にはシネパック圧縮が使われていたのだが、これがダビングにダビングを重ねた裏ビデオ並みに汚い画質。
だが、このビデオCDデコーダーさえ内蔵しておけば、対応ソフトによってはMPEG-1の美麗なムービーを堪能することができるのだ。
プレイステーション、3DO、PC-FXら同世代のライバルと比較して、動画の汚さでは群を抜いていたサターンの弱点をいっきに克服する拡張機器である。
171026006.jpg
だが、この高価なデコーダーやムービーカードは、テム・レイが開発した回路並みに役立たずに終わってしまった。
対応ソフトが全く揃わなかったのが、その理由だ。
そりゃそうだ。サターンユーザーの中で装着率が1%に達しているかも怪しいデコーダーのために、なんでわざわざ異様に容量を食うMPEG-1映像をソフトに乗っけなきゃならないのだ。
そのうちにサターンの動画再生にトゥルーモーションという新しい技術が使われ始め、これがそれなりに美麗な画質だったため、デコーダーやムービーカードは、ますますその存在意義を失ったのであった。
171026001.jpg
結局ムービーカードには、『サクラ大戦・花組通信』や『ルナ・ザ・シルバースターMPEG版』など、わずか数本が対応するだけに留まってしまった。
その中で一番ムービーカードの恩恵を高らかに謳いあげたのが、この『湾岸デッドヒート+リアルアレンジ』であろう。
何せ本作は、前作『湾岸デッドヒート』のコンセプトをほぼそのままに、唯一MPEG-1映像という一点だけを進化させた(つまり他の部分は全く進歩していない)パワーアップバージョンなのだから。
171026004.jpg
公道コースを飛ばし、タイムが悪ければ、横に乗っている(という設定の)女の子が不機嫌になり、タイムが良ければ実写の女の子から、心の籠もっていない褒め言葉を頂戴するという、どっちに転んでもあんまり嬉しくない展開が待っているレースゲーム。
このリアルアレンジ版は、その女の子実写映像がMPEG-1対応になって綺麗になり、そして登場するグラドルも、前作と比べて微妙にグレードアップしている。
本作に登場するグラドルは、川崎愛、松田千奈、木内あきら、中森友香、そして元ミスCDロムロム井上麻美。
171026005.jpg
しかし、せっかくグレードアップした実写ムービーパートが、スタジオの中で展示車のようなぴかぴかの車を背景に、彼女たちが心の全く籠もってないセリフを喋るだけという、臨場感のかけらもない仕上がりに。
映像が美麗になった分、この綺麗なスタジオ、ディーラーから借りてきたぴかぴかの展示車、たった今メイクを終えたばかりの女の子という、いかにも「お仕事、お仕事」な雰囲気が余計に透けて見えてしまっているのだ。
いくらムービーが美しくなろうが、それがゲームパートとの整合性がなければ全く意味がない。それどころか、このリアルアレンジの場合は、綺麗になった分、余計にへっぽこポリゴンで綴られたゲーム部分との乖離が酷くなる、マイナスの効果しか及ぼしていないのだ。
171026002.jpg
そんな訳で隣のシートに腰掛けて微笑む松田千奈や井上麻美に対しても、とてもじゃないが「イカしたクルマにイカした彼女」なんて気分にはなれず、こちらもただ事務的な態度で「お仕事お疲れ様です」などと応対してしまうのであった。
2枚組CD-ROMのもう片割れは、メイクや撮影風景の模様を収めたメイキング映像。
グラドル系が登場するイメージビデオやゲームでは、必ずと言っていいほど付いて回る特典だが、ぶっちゃけそんな舞台裏をだらだらとカメラ回しただけのシロモノ、ありがたいと思ったことは一度たりとてない。
それでもどこも判を押したようにこの手の映像をソフトに乗っけたがるのは、もう撮ったかぎりは使わなきゃ損だと思う貧乏性なのだろうか。

この記事に含まれるtag : レーシング タレントゲー 実写ゲーム 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2699.html

2017/10/26 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

井上麻美のディスコグラフィー

   ↑  2017/10/24 (火)  カテゴリー: 音楽
171024012.jpg
史上初のアイドルオーディションゲーム、『みつばち学園』のプレイヤー人気投票を勝ち抜きミスCDロムロムの座を射止めた井上麻美。
しかしデビュー曲の「青春はちっぽけな僕たち」とそれに続くシングル、そしてファーストアルバム「世界中のステキ信じてる」(1992年)は、『みつばち学園』やハドソンのイメージガールといったイメージからは、およそかけ離れたダウナーなカレッジポップ風の路線だった。
デビューアルバムの半数を占める作詞・戸沢暢美、作曲・馬飼野康ニコンビの作品は、いずれも佳曲揃いなのだが、その一方で「痛み」「悲しみ」「傷つき」なんてワードが主軸に置かれた内容は、彼女を擁するハドソンも「え、こんなイメージで行くんですか!?」と、ちょっぴり戸惑ったに違いない。
171024013.jpg
現に「青春はちっぽけな僕たち」はPCエンジン系の情報番組「大竹まことのただいま!PCランド」のテーマ曲に使われていたのだが、番組のイメージとめちゃくちゃ乖離していた。
当時としては珍しいデジパック仕様でリリースされたこのアルバム、その正統派アイドル路線から外れた、教室の隅でいつも一人で俯いているような方向性は、あの時代のアイドルだと坂上香織なんかに近いかもしれない。
171024010.jpg
続くミニアルバム「たったひとつの贈り物」(1993年)は微妙に路線チェンジ。
5枚目にして本人名義ではラストシングルとなった「恋人になりたいな」を筆頭に、ここにしてようやく正調アイドル風の楽曲が並ぶこととなった。
この正調アイドル路線への転換は、同時期にリリースされたPCエンジンソフト『井上麻美 この星にたった一人のキミ』の存在も大きい。
PCエンジン・アイドル路線の集大成とでも言うべきこのゲームは、過去の同系統作品の甘ったるいフレーバーを、サッカリンで水増ししたようなベタベタなゲーム。それに収録される楽曲も、ちょっとダウナーなカレッジポップ風であっては当然困るのだ。
171024003.jpg
この「たったひとつの贈り物」は、『井上麻美 この星にたった一人のキミ』の実質的なサウンドトラックアルバム。
ジャケットはゲームのものと同ショットだし、インナーや特典として添付されたカレンダーの写真も、やはりゲームからの流用。
しかしミスCDロムロムの面子にかけて放ったゲームと音楽CDのコラボレーションも、既に到来していたアイドル冬の時代には抗うことができず、結局このアルバムは井上麻美名義の単独作品としては最後のCDとなった。
171024002.jpg
事務所移籍を経て、岸本由香理、真下友恵とのユニット、Clikを結成したのは、PCエンジンの後継機PC-FXが青息吐息となっていた1997年。
ミニアルバム「勇気をください」は、Wink系90年代アイドルポップスを踏襲した路線であったが、これ一作のみのリリースでユニットは活動停止。
井上麻美の音楽活動のフィナーレを飾る作品となってしまった。

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2698.html

2017/10/24 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【井上麻美 この星にたったひとりのキミ】

   ↑  2017/10/22 (日)  カテゴリー: PCエンジン
171022009.jpg
今や石を投げたらアイドルに当たる空前の氾濫期。世間の至るところにアイドルビジネスが芽吹いている。
しかし、古くから綿々と続いていると思われるアイドルも、その存在が危機に瀕した時期があった。
'90年代初頭、それはアイドル氷河期などと言われた時代。
諸々な理由により、それまでパブリックメジャーであったアイドルの価値観が崩壊。老若男女誰もが知るアイドルタレントがほぼ絶滅し、マニアのみが知るカルトな存在へと変貌していった時期のことを指す。
171022002.jpg
PCエンジンはゲーム機のクセに、なぜかそんなアイドル業界の変遷を体現した妙なハードだったりする。
このCD-ROM時代の尖兵が、アイドルがアイドルであった時代の最後の大物、酒井法子を引っ張り出してゲームに登場させたことは有名だが、それからしばらくしてアイドル氷河期時代に突入。
そしてそんな冬の時代に、鏡の国の伝説よもう一度とばかりにPCエンジンが送り出したアイドルが、本作のメインキャラクター、井上麻美だ。
酒井法子と井上麻美。この圧倒的な知名度の差が、訪れた冬の時代の厳しさを物語っているだろう。
171022004.jpg
井上麻美は、史上初のゲームによる公開オーディションにしてPCエンジンきってのカルトソフト、『みつばち学園』でグランプリに選ばれ、ミスCDロムロムという本人にとっては迷惑極まりないであろう称号とともにデビューしたアイドル。
数枚のシングルと二枚のアルバムを残して、業界からフェードアウトしていったが、氷河期ど真ん中、さらにゲームでアイドルデビューという色物イメージの二重苦によるものか、世間一般にはその足跡は殆ど知られていない。
171022007.jpg
この『井上麻美 この星にたったひとりのキミ』は、井上麻美の同級生として彼女との時間を過ごすことができるアドベンチャーゲーム。まあADVといっても、デジタル紙芝居に近いライトな内容だ。
コマンドの選択次第で、探偵編、アイドル編、タイムスリップ編、三つのストーリーに分岐。それぞれのストーリーは、30分にも満たない長さ。
171022006.jpg
展開次第では井上麻美を下校デートに誘え、ここで買い物に行くを選ぶと着せ替えモード。カラオケを選ぶと彼女が生歌を披露。そして美術館を選ぶと、アイドル雑誌「BOMB!」に寄せられた井上麻美似顔絵投稿の数々を彼女の解説付きで鑑賞できる。
もっとも、こっちはそんな生暖かい「BOMB!」の投稿など見せられても嬉しくも何ともないわけで、一旦踏み込んだら終わるまで長々と抜け出せないこのパートは、かなりの地獄だったりする。
171022008.jpg
各シナリオのラストには、PCエンジンのこの手のソフトでは恒例となった、「抑揚を全く付けずに機械的にプレイヤーの名前を呼んでくれる」儀式もしっかりと収録。
テキストや井上麻美の生セリフ、そしてお話の展開も、何ともこそばゆく生ぬるいムードにに包まれているのだが、こんな思わず全身がむず痒くなるようなテイストは、送り手も受け手もすれにすれてしまった昨今では大変貴重なものだ。

*関連記事
【みつばち学園】それは早すぎたAKB48

この記事に含まれるtag : タレントゲー 実写ゲーム 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2697.html

2017/10/22 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |