ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

このページの記事目次 ( ← 2015-08- → )

total 3 pages  次のページ →  

【Tales From The Borderlands】Episode 4: Escape Plan Bravo

   ↑  2015/08/31 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
150831002.jpg
めぼしいゲームが映画化されるのは今どき珍しいことではないし、「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」やロック様の「DOOM」の頃ならいざ知らず、最近ではキャラクターコンテンツを扱うことに手慣れたハリウッドの手によって、実にそつなく映画化されるようになった。
だから『ボーダーランズ』の映画企画が進行という報にも、特に驚くようなことはなかったのだが、しかしそうなるとにわかにクローズアップされてくるのが、ボダランワールドのドラマ化という部分で先鞭をつけている『Tales from the Borderlands』の存在だ。
150831003.jpg
その『Tales from the Borderlands』、先日早々とエピソード4が配信された。
エピソード1~3までは実に悠長な間隔で配信されていただけに、ここに来てのペースアップはいよいよクライマックスへの畳み掛けを予兆させる。
中休みのロマンス回ということで、ちょっとギヤを落としたエピソード3から一転、エピソード4はフィナーレに向けて再びギヤアップ。
舞台は惑星パンドラを離れて、天空からパンドラを監視するヘリオスへ。
もっともそこに辿り着くまでが、ちょっぴり長い。考えてみれば映画「アルマゲドン」も宇宙に行くまでが長かった。
エピソードの中盤辺りでようやくお目見えする毎回お楽しみのオープニングタイトルは、その「アルマゲドン」のパロディ。そして「アルマゲドン」のお約束通り、シリーズファンにとってはかなり衝撃的な展開が訪れる。
150831005.jpg
初代『Borderlands』の一連のDLCシナリオからは、モクシーとアテナ、その後のシリーズに欠かせない存在となる二人の重要人物を産んだ。
ならば『Borderlands 2』DLCシナリオ群きっての出世頭は? 『Sir Hammerlockと行くハンティング紀行』で、その強烈なキャラクターを嫌というほどこちらに植えつけた究極の出オチ野郎、プロフェッサー・ナカヤマに他ならない。
『Borderlands: The Pre-Sequel』でも大活躍だったナカヤマ、『Tales from the Borderlands』の時間軸では、とっくに死亡者リストに加わってはいるが、その志は健在だ。
150831001.jpg
ハンサム・ジャックのクローンに始まる、あの一連のクソの役にも立たないと思われた研究。それが実はこの『Tales from the Borderlands』では、大きな鍵を握ることとなる。我が輩の遺志はジャック様の遺志だ!
それぞれが立場とおのれの役割を鮮明にさせたところで、トゥー・ビー・コンティニュードは、いよいよフィナーレのエピソード5。
今から待ちきれないような、終わりが来て欲しくないような、とにかく複雑な気分だぜ。



この記事に含まれるtag : ボーダーランズ 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2369.html

2015/08/31 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Borderlands 2】Sir Hammerlockと行くハンティング紀行

   ↑  2015/08/30 (日)  カテゴリー: XBOX ONE
150830001.jpg
惑星パンドラきっての紳士、ハマーロック卿と行く、未開の地への浪漫溢れる冒険旅行!
そんな建前と共に登場した『Borderlands 2』のDLC第3弾、『Sir Hammerlock と行くハンティング紀行』だが、もちろんそれを額面通りに受け取るVaultハンターなんか居やしない。
ハマーロックが世界の奇習見世物ショーケース「Believe It or Not!」のロバート・リプリーを彷彿とさせる、胡散臭さ極まりない男であることは言うまでもない。
狩りと冒険のお誘いとハマーロック本人は嘯いているが、未開の地で行われる金持ちの狩りと冒険が、虐殺と同義であることだって、こっちは百も承知だ。
そのハマーロックの口車に乗せられて、得体の知れない土地にのこのこやってきたVaultハンターを出迎えてくれたのは、アンパンきめたヤンキー状態だった本編のそれから、さらにディーボして未開人化しちゃったバンディットのなれの果てと、なんか見覚えのあるザトウムシみたいな脚長のきんもい生物。オレ、こいつ苦手なんだよう!
150830002.jpg
ネイチャードキュメンタリーは、今も昔も人気のある映像番組だが、かつてその高尚系ドキュメンタリーとは、およそ対照的なキワモノの一群が隆盛を極めていた。
それはグァルティエロ・ヤコペッティという、これまたロバート・リプリーの系譜を引く胡散臭い男に端を発した、ゲテモノドキュメンタリー映画だ。
ヤコペッティの放った「世界残酷物語」や「さらばアフリカ」、そしてそのヤコペッティの影響下にある「グレートハンティング」や「残酷大陸クワヘリ」、「カランバ」など、モンドドキュメンタリーと称された一連の映画は、未開の地の一風変わった自然や風習などを、やらせ満載で仰々しく描き、それに一見もっともらしいが、実は何も言ってないに等しいナレーションを被せるスタイルを常套としていたジャンルだ。
150830003.jpg
この『Sir Hammerlock と行くハンティング紀行』に登場する、フォン・ヘンリックなんちゃらかんちゃらうんちゃらという、やたらと長ったらしい名前の、自称"ドキュメンタリー映画監督"から請け負う一連のクエストは、ヤコペッティ系モンド映画の、もっとも分かり易いパロディ。
まあこれに限らず、『Sir Hammerlock と行くハンティング紀行』自体が、元々モンドドキュメンタリーみたいなもの。
歪んだ好奇心と、ねじ曲がった功名心を糧に、未開の文化や生物を蹂躙するハマーロックやヘンリックなんちゃらは、ヤコペッティやクリマーティ&モーラ(「グレートハンティング」シリーズの張本人)を、さらにタチ悪くしたような輩たちだ。
彼らをリプリーに例えてしまったけど、ヤコペッティやハマーロックと比べると、リプリーはむしろ聖人君子みたいに見えてくる。
150830005.jpg
その胡散臭い山師どもの走狗となるVaultハンター様は、要は「世界残酷物語」や「グレートハンティング」で、はした金につられて嬉々としてやらせ撮影に協力する現地調達キャストみたいなもんだ。
惑星パンドラをウォリアーの目覚めから救った英雄が、今やこのざま。ハンサムジャックを蘇らさんとするプロフェッサー・ナカヤマの野望を阻止する、ちょっぴりヒロイックなメインストーリーも、結局はナカヤマのまわりくどい出オチに付きあわされるだけだったしな。
150830007.jpg
全編を覆うモンド映画特有のスカムテイストに、これ幸いと調子に乗ったクラップトラップがふっかけてくるクエストは、どれもこれもウンゲロ系だし、さらにチャレンジには、モンド映画究極のなれの果て「食人族」のオマージュまでもが転がっているしと、バッドテイストの星、パンドラの、さらなる未開の地は、バッドテイスト分120%増しなのであった。
バンディット退治という行為も、この地に来れば、まるで「グレートハンティング」のワンシーンみたいな悪趣味極まりない未開人狩りの様相を呈してくる。
されど未開人狩りはモンド映画の基本。どうせ文明とは縁遠い蛮人だ、遠慮はいらない。だがあのやたらと硬い呪術師だけは、「ハゲしくキライだ!」



この記事に含まれるtag : ボーダーランズ 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2368.html

2015/08/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Octodad: Dadliest Catch】タコ父ちゃん奮闘記

   ↑  2015/08/28 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
150828004.jpg
奥さまの名前はスカーレット。そして旦那さまの名前はオクトダッド。
ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、ただひとつ違っていたのは……、旦那さまはタコだったのです!
郊外に一軒家を構え、清楚で聡明な奥さんと、生意気だけど活発な子供たちに囲まれた、古きよきアメリカの古きよき家庭。
休日の朝。キッチンから漂うのは朝食の支度の香り。
よきパパの朝一番の役目は、奥さんのジャマにならないようにコーヒーを淹れて、子供たちにミルクを注いで回ることだ。
150828005.jpg
そんなの文字通り朝飯前……、なわきゃねえだろ、父ちゃんタコなんだし!
くどいようだがオクトダッドはタコ。その脚はそもそも地面の上をしっかり踏みしめて歩くようにはできていない。
左トリガーを引けば左脚がびよーん、右トリガーを押しこめば右脚がびよーん、この繰り返しで歩くことになるのだが、ただでさえトリッキーな操作法の上に、脚は常にぐにゃぐにゃと安定しないもんだから、まともになんか歩けるわけがない。
どんがらがっしゃんしゃーん。テーブルをなぎ倒し、イスを脚に巻き込みながらキッチンの中を何とか歩きまわるオクトダッド。
それでも奥さんは大抵のことは大目に見てくれる。デキた女房だ。
150828003.jpg
両腕の操作はアナログスティック。しかし両腕というのはあくまでも便宜的な呼び方で、本来それは八本の脚のうちの二本だ。
びよよよよよーん、案の定ちっとも安定しない両腕操作。この腕でコーヒーメーカーに粉を入れてスイッチを押せと!?
冷蔵庫を開けてミルクの容器を出すのも一苦労。その上さらに子供のコップにその中身を注ぐという難行が。
どぼどぼどぼどぼ、子供の頭上にぶちまけられるミルク。
それでも子供は大抵のことは大目に見てくれる。デキた子供たちだ。
150828001.jpg
よきパパの朝はまだ終わらない。続いてはガーデンテラスのグリルで家族たちにハンバーガーを焼いてあげ、その後は花壇の草むしりに庭の芝刈りだ。
だから父ちゃんはタコだっつてんだろう、何度も言わせんなよ! 人間の社会や道具はちっともタコにとってバリアフリーじゃないんだよ!
今度は家族と揃ってショッピングだ。しかしオクトダッドは周囲の人間に自分がタコだと知られるわけにはいかない。だからあまり奇矯な行動で周囲の目を引いてはならないのだ。
そうは言ってもまったく意のままにならないタコの身。ああ、もうショッピングセンターって、どうしてこう崩れやすそうに商品をディスプレイすんのかな!
150828002.jpg
お次の家族サービスは水族館行きだ。父ちゃんの天敵ばっかいるとこじゃねえか!
その別の意味でタコを歓迎しそうな地で、奥さんの機嫌を取るためにゲームコーナーで景品を集めたり(タコの脚でエアホッケー、タコの脚でUFOキャッチャー、タコの脚でバスケシュート、etc、etc)、子供のアスレチックゲームに付きあったり(父ちゃんの身体はSASUKEみたいなことにチャレンジするのに向いてないんだよ…)、そして最大の天敵である寿司職人と、さらなる試練がオクトダッドを待ち受ける。
だけど父ちゃん頑張るよ。愛する家族のためだもん、みんなに幸せになって欲しいもん。
150828006.jpg
劣悪な操作性を(もちろんこのゲームの場合は意図した上での)奇天烈な設定とからめて、さらっと仕上げたゲームコンセプトはクセになる味わい。
オリジナルはフリーウェアの物理シミュレータ。例のヤギゲーと似たような出自を持つ作品だが、単品のゲームとしての完成度は、こちらの方がはるかに上だ。
Xboxの国内ストアでは今のところ未発売だけど、海外ストアで配信されているバージョンには日本語もしっかりと収録。
またPS4では『オクトダッド -タコと呼ばないで-』の邦題で国内版が登場しているようだ。
身体はタコだが、よきパパになる思いはどんな人間に負けやしない。ままならない身体で贈る愛と感動のホームドラマ。振りかかる試練は、このかけがえのない幸福の代償だ!

<国内ストア未発売>



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2367.html

2015/08/28 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【どきどきポヤッチオ】ボクの充実した夏休み

   ↑  2015/08/26 (水)  カテゴリー: PS1
150826006.jpg
従姉妹のマリアお姉さんの手伝いをしにボクはこのプエルコルダン村にやって来ました。
ボクがお手伝いをするのはパン屋のお仕事。マリアお姉さんが焼く美味しいパンを村の人々に配達したり、材料を調達してくるお仕事です。
食材を買ったお釣りは、お小遣いとしてボクが貰えて、マリアお姉さんも人手が確保できて助かれば、ボクも空いた時間に風光明媚な村で遊べてWin-Win。充実した夏休みにするつもりでした。
ボクらの暮らす王国は隣の帝国と戦争状態に突入していて、周りの大人たちは時々暗い表情をのぞかせますが、この田舎の村は戦乱にまだ縁遠く、そしてボクら子供はそんな世情など知ったこっちゃありません。
150826007.jpg
プエルコルダンは豊かな自然に囲まれた美しい村。
マリアお姉さんの焼くパンは飛び切り評判で、この村の食生活を一手に引き受けてるといっても過言ではありません。
そしてパン以上に評判なのがマリアお姉さん本人。村に残っている数少ない男たちは、みんなマリアお姉さんにぞっこんですが、マリアお姉さんはそんな空気に気付いてないフリを決め込んでいます。つくづく罪作りなアマです。
150826008.jpg
この平和な村に唯一漂う戦争の空気は、大人の男が少ないこと。
多くの家の父親は村を離れ、家族と遠い場所でそれぞれの仕事に従事しています。
村に残っているわずかな大人の男と言えば、揃いも揃って甲斐性なしの穀潰しばかり。中でも森でテント暮らしをしている風来坊気取りのフォルカーは、その典型です。
だけどマリアお姉さんは、どうやらこのフォルカーにちょっぴり気があるみたい。
姉さん、目を覚まして。そいつは自由人じゃなくて単なる無職だよ!
150826001.jpg
大人の少ないこの村だけど、それでも活気づいているのは、ボクと同じ年頃の子供たちがたくさんいるから。
特に年頃の女の子はよりどりみどりで、貧乳、あばずれ、病弱、秀才、技術系オタクとバラエティ豊か。
お姉さんは「どの娘が気になるの?」などと冷やかしますが、しかしボクのお目当てはそんな小便臭い小娘どもではありません。
なにせこの村は、亭主の不在で熟れた身体を持て余す人妻たちで溢れかえっているのですから。
150826002.jpg
病弱娘リーナの母親ローザさんは、村でもきっての美人妻。
旦那は遠い王都で公務に就いていて病弱な娘やローザさんを省みる暇がありません。
そんなローザさんの無聊を慰めるのは、もちろんボクの役目。パンと一緒に温もりもお届けです。
奥さん、パンです。パン屋です。短いけど太くてたくましいラズベリーツイストをお届けにあがりました。火照る身体に染み渡るくらい美味しいパンですよ!
150826004.jpg
いつも食材の仕入れにお世話になる雑貨屋のシノーラさんは二人の子持ち妻。
旦那はこれまた商品の仕入れに奔走する毎日で、家に帰ってくる素振りもないようです。
村でたった一つの雑貨屋は、いつも村人たちで賑わい、シノーラさんもそれを切り盛りするのに手一杯の様子。
しかしボクには分かります。シノーラさんのメガネの奥に覗く、忙しさだけでは紛らわせない心の寂しさを。
そんなシノーラさんの寂しい気持ちを慰めるために、奥さん、パンです。パン屋です。カチンコチンに硬いカリコリあんずパンをお届けにあがりました。
さあさあ、どれくらい硬いか手で触って確かめてみて!
150826003.jpg
ローザさんは初級、熟女ビデオのメーカで喩えるならマドンナ。シノーラさんは中級、こちらはタカラ映像。
そして上級、ビデオメーカーだと小林興業にあたるのは、秀才娘シンシアの教育ママ、ブレンダさん。ボクの密かなイチ推しです。
お高く止まったメガネママというだけで、既にロイヤルストレート状態のブレンダさん。旦那は例に漏れず王都に単身赴任中。
その心の隙間を娘への過剰なまでの教育熱心さで埋めようとするブレンダさんですが、女としての悦びを忘れてはいけません。
奥さん、パンです。パン屋です。新鮮で若々しいチョコクロワッサンをお届けにあがりました。ほらほら、ボクの先っぽクロワッサン!
150826005.jpg
さらに最上級として、ビデオで喩えるとバクシーシ山下の近作みたいなマージさんは、その筋には堪えられないポチャ熟女。
そんな人妻天国を、ショタの香りを振りまきながらパンと共に奔走するステキな夏休み。
マリアお姉さん、呼んでくれてありがとう。パン屋のお手伝いは適当にこなしています。同世代のガキどもとの付き合いは適当にあしらっています。
村人たちがタイムテーブルに沿って生き生きと暮らすこの村で、人妻狙いのアクティブコミュニケーション。。もうこの村をプエルコルダンからセンタービレッジに改名したいくらいです!



(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2366.html

2015/08/26 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【あつまれ! ピニャータ】ほのぼのワールドのブラック労働

   ↑  2015/08/24 (月)  カテゴリー: XBOX 360
150824007.jpg
技能実習生としてボクはこのピニャータアイランドにやって来ました。
ボクが学びに来たのはガーデン作りの技術。荒れた土地を整地して、ピニャータと呼ばれる可愛らしい動物たちが遊びに訪れる、緑豊かな美しい場所に変えるノウハウです。
実際に働いてその技術を習得し、労働に対してはちゃんと対価も支払われ、ボクらの受け入れ先も人手が確保できて助かれば、ボクらもバイト代を国に仕送りできてWin-Win。最初はそんな風に考えていました。
この実習生を募るパンフレット(確かファミ通Xbox360という名の冊子でした)には、ほのぼのハートフルな地で、可愛いピニャータたちに囲まれてのんびりスローライフを楽しみながら、ガーデン造りにチャレンジしようなんて美辞麗句が並んでいて、ボクらはすっかりそれを信じこんでいたものでした。
しかしボクを待っていたのは、まさかの奴隷のようなブラック労働の日々だったのです。
150824003.jpg
ボクの受け入れ先となったのは、リーフォスさんという若い女性でした。
相手が女性ということでホッとしたのも束の間、リーフォスさんは挨拶もなしにスコップを差し出して、いきなり荒れ地の耕作を命じたのです。
なんの疑問もなしにそれに応じたボクですが、汗だくになってスコップを振るうこちらをよそに、土地をほったらかしでさんざん荒れさせた当のリーフォスさんは、涼しい顔をしてそれを見守るだけ。
やがて土地を全部耕したボクに、リーフォスさんは労いの言葉もなしに、今度は問答無用で草の種を手渡してきました。
まさか一人でこれを全部蒔けって言うんでしょうか?
150824006.jpg
それから始まったのは、このガーデンと称する奴隷農場に24時間拘束されて、ひたすら労働を続ける地獄のような毎日です。
種を蒔いては水をやる作業の繰り返し。そして実った作物を収穫しても収穫しても、一向に仕事の終わりが見えません。
その間に次々とガーデンに押し寄せる野生のピニャータたち。
カラフルな色合いとトボけた表情で、本来ならこちらを和ませてくれるはずの存在ですが、しかし連中の面倒までボク一人が見なくちゃならないとなると、話はまったく別です。
寝床を作ってやったり、ケンカの仲裁、果ては交尾のお膳立てまで、勝手に押しかけてくる動物相手になんでボクがここまでしなきゃならないんでしょうか?
150824005.jpg
ここまで身を粉にして働くボクにも、一応それなりの報酬は与えられます。
しかしそれは雀の涙ほどのチョココイン。家族に送金するどころの話ではありません。
しかもそんななけなしのチョココインですら、やれ作物の種代だ、やれピニャータの家の建設費だと、そのほとんどが結局は村の人間に搾取される始末。
だいたいその手の諸費用というのは、本来ならリーフォスさんが出して然るべきはずです。
それなのにリーフォスさんはどこ吹く風。おかげでボクのなけなしの報酬は、すべてガーデンの経費に消えていってしまうのです。
150824004.jpg
雑貨屋のロティー、アクセサリーショップのペチュラ、建設屋のウィリー。ビレッジの連中は心優しく温かい田舎の人たちどころか、どいつもこいつも揃いも揃って業突張りで人の話をちっとも聞かない典型的なかっぺばかり。
何かと理由をつけては、いつもボクからチョココインを毟り取ることばかり考えている連中です。
中でもボクに対する差別がもっともヒドいのは、種係のシードスという小僧。
作物の種をこちらに手渡しせず、地面に「おら、拾え」とばかりに放り投げる嫌がらせを、毎回のようにしてくる根性のねじ曲がった男です。
あとはこいつもリーフォスさん共々、手伝いをするわけでもなく(そもそもこっちがお手伝いする立場だったはずでは!?)、ただ所在なさげにガーデンをウロウロするばかり。
作業のジャマになるだけだから、せめてお願いだから出て行ってくれませんか?
150824002.jpg
人間は皆シェイクスピアが描くユダヤ人みたいな連中ばかり。そして肝心のピニャータたちも、こちらを癒やすどころか、頼みもしないの自然界の弱肉強食の摂理をムリヤリ見せつけて、こちらをブルーな気分にさせてくれます。
こっちはただ浮世のしがらみを忘れて、ほのぼのワールドでのんびりしたいだけだったのに、待っていたのはブラックな労働体系と、社会の縮図のような世界でした。
そんなブラックなゲームを、いかにもフレンドリーなガワを装ってしれっと世に放つレア社は相変わらずですが、いい面の皮なのは、そんな世知辛いゲームに漢字にルビを施すなど、子供を念頭に置いたローカライズをバカ正直に施してしまった日本マイクロソフトかもしれません。
いや、それ以上なのは、この技能実習生を彷彿とさせる労働地獄に、なぜかすっかりハマり込んでしまったボクの方なんですけどね。

<Xbox Oneと互換予定。Xbox Oneソフト『レアリプレイ』にも所収>



この記事に含まれるtag : 箱庭経営シム 

(記事編集) http://bonkura360.blog.fc2.com/blog-entry-2365.html

2015/08/24 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |