ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【電幻天使対戦麻雀 シャングリラ】場末のサイバー風俗

   ↑  2015/04/29 (水)  カテゴリー: ドリームキャスト
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伊達杏子はアイドル、永瀬麗子はレースクイーン。3DCGのギャルたちは、最初からセクシュアルな視線の対象としてこの世に現れた。
以降コンピュータエンターテイメントのジャンルにおいて、立体の女性像は常に一種のホステス的な役割を与えられながら発展を重ねてゆくことになる。
様々な事情から退潮に歯止めがかからなくなり、新たな方向性を求めて迷走していた90年代後期の脱衣麻雀が、セクシュアルドールとして始まった3DCGギャルと結びつくのは、必然の流れであったのかもしれない。
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『電幻天使対戦麻雀 シャングリラ』は、21世紀を目前としたゲームセンターに忽然と現れたポリゴンギャル麻雀。
電子音が響き渡る薄暗いゲーセンの片隅に、3DCGのヴァーチャルホステスたちが妖しく微笑むその光景は、まるでウィリアム・ギブスンが予見した未来もかくやであったが、しかしこの異形の近未来麻雀は、脱がない上にギャルが不気味という、しごくもっともな理由でみんなにスルーされてしまうのであった。
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こうしてお茶をひいた立ちんぼのごとく、ゲーセンの片隅で誰からも見向きもされず、ひっそりと姿を消していったヴァーチャルホステスたちの再起の場はドリームキャスト。
脱衣麻雀風でありながら一切脱がないというハンデを、せめてムードからでも補おうと、パッケージ裏に踊るのはモロに風俗のピンクチラシをイメージしたビジュアル。
ああ、3Dギャルにも、かすみや永瀬麗子のように華やかなスポットライトがあたる世界もあれば、まるで大塚の2000円ぽっきり店みたいな場末も存在したのだった。
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だけどなりふり構ってなんかいられない。私たちだって、なんとか生きてゆかなくちゃならないんだから。
マッハの勢いでドリームキャストのイロモノに身を落としてしまった彼女たちだって、元はといえばそれなりにプレミアをつけられていたキャラ。
キャラクターデザインは「おっとり捜査」の小手川ゆあだし、声を当てている面々も、井上喜久子に坂本真綾とそれなりに豪華だ。
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そんな彼女たちがそこまで堕ちてしまったのは、周回遅れのサイバーパンク風味を臆面もなく押し出したアレっぷりもさることながら、やはり小手川ゆあがどこをどう経由したらこうなったなんて感想が思わず出てきてしまう、まるでメンヘラという言葉を具体化したようなCGキャラが致命的だったのだろう。
この触れてはマズそうな嬢たちのパーソナリティが場末風俗感をさらに倍加させ、脱衣系麻雀の世界に吹き込まれたサイバーパンクの新風は、あっという間に日刊ゲンダイの風俗広告面のごときからっ風へと変わり果ててしまうのだった。




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2015/04/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Threes】Xbox One版スリーズ

   ↑  2015/04/27 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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通勤電車の中で、あるいはちょっとした待ち時間に、3の魔力は日常のほんのわずかな隙間にスルスルっと入り込む。
スマホやタブレットに常駐し、ムダに忙しい現代人の無聊を慰める、顔文字のフレンドリーな奴ら。
かく言うオレも手持ち無沙汰のときは、つい3とその倍数たちに、さんざんお付き合い願った。
思えばこの『Threes』は、昨年遊んだゲームの中でもっとも延べプレイ時間が長かった作品だったかもしれない。
その付き合いの良さは、スマホという常に身から離せないガジェットとの相乗効果によるところが大きいだろう。
だから据え置きゲーム機であるXbox Oneのラインナップにこれが加わったときは、さすがに場違いな感が否めなかった。
テレビの前にどかっと腰を下ろして、コントローラを握り締めた態勢で、このゲームの本領が存分に発揮されるとは、とても思えなかったからだ。
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オリジナルのモバイル版よりも、ちょっとばかり割高な上に、とりあえずの付加価値と言えば総計1000Gの実績くらい。
しかもその実績も、ゲームにちなんで3刻みになっている、やたらと扱いにくいシロモノ。
その存在意義が早々と疑われるXbox One版『Threes』であったが、ちょっとスクリーンショットを残そうとしたときに、スクショ機能が無効になっていることに気づいた。
スクショだけじゃない、ゲームクリップも撮れない。自分の姿がゲーム画面に映し出されるKinect系のゲームに、プライバシー保護のためにスクショやクリップ撮影機能がオミットされている例はあるが、それとはちょっと違う。
元からその機能が付いていない仕様、つまりこれはゲームでありながらゲーム扱いではなく、アプリと同等の位置づけになっているのだ。
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もしかしたらと、スナップ画面をちょいと呼び出したら、そこに各種アプリに並んで『Threes』のアイコンが加わっているではないか。
そう、このOne版『Threes』は、今のところ唯一のスナップ画面で遊ぶことのできるゲームなのだ。
テレビの端っこの細長いサブスクリーン、『Threes』はまるでそこが本来の居場所であるかのように、ちんまりと収まっている。
スナップできるということは、他のゲームをプレイしながら同時進行で『Threes』も遊べるということ。
マルチプレイの部屋が埋まる間、フレンドを待つ間、クソ長くてどうでもいいムービーが流れている間、もうコントローラを手にイライラしながら過ごす必要はない。
スナップ画面で『Threes』を遊びながら、悠然と待てばいいだけだ。それに『Threes』なら、その性質上ゲームをそのままほっぽり出しても、またいつでもそこから再開できる。
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元々がスマホの画面に収まりのいいゲームだから、スナップの縦長画面でもプレイにまったく問題はない。
さらにゲームとの組み合わせだけじゃない。スカイプでお話しながら、Twitchの動画をチェックしながら、MLB.TVでメジャーリーグの試合を観ながら、根本はるみのDVDに鼻の下を伸ばしながら、Xbox Oneが許す限りのあらゆるシチュエーションで、『Threes』をながらプレイ。
駅のホームやフードコートの片隅に留まらない。『Threes』は家に帰ってもリビングエンタテイメントの隙間にスルっと入り込み、そしてあの顔文字で微笑みながらこう言うのだ。
「手持ち無沙汰なときは、いつでも呼んでくれよな」。

<配信専用タイトル / 国内ストア未発売>




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2015/04/27 | Comment (1) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【コンカー: Live & Reloaded】ありふれた一日の物語

   ↑  2015/04/25 (土)  カテゴリー: XBOX
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Bad Fur Dayは、誰しもが一度は経験した事のあるような一日の物語。
そりゃコンカーのように、急に徴兵されたり、現金争奪ジェットボートレースをやるハメになったり、スカトロ闘牛をしたり、ウンコを転がしたりなんて体験はさすがにないけど、正体をなくすほど酔っ払った帰り道に、これらと変わらないくらい理不尽でろくでもない体験をした覚えのある人は多いはずだ。
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駅前の路上で吐瀉物の上に寝ていたとか、険しい顔した車掌と鉄道公安官に揺り起こされ、おのれの風体を確認してみると下着姿だったとか、激しい二日酔いの頭痛で目覚めたら、同じ布団にカーネル・サンダースの人形が寝ていたとか。
ああ、オレも気がついたら新宿近くの公園で、なぜか不機嫌なホームレスの集団に足蹴にされていたなんて覚えがある。
そんな目に遭うくらいだったら、ウンコを転がしてたほうがよっぽどマシだ。ちょっとオレと代わってくれよ、コンカー。
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Bad Fur Dayは、そんなありふれた一日の物語。そしてゲロとウンコとおしっこと現金で彩られた理不尽な一日の物語。
ニンテンドウ64の最後を律儀に看取ったあと、その跡目を継いだゲームキューブに邪険にされたのか、新たなねぐらであるXboxにやってきた酔っぱらいリス。
自陣営に他にキャラが立っているやつがいなかったからか、当時のMSKKは、このゲロと小便とうんこにまみれたリスを末期Xboxのマスコットとして妙にプッシュしていたが、まあやけっぱちみたいなものだったのだろう。
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そんなレア社伝統3Dキャラクターアクションのやさぐれモード、Bad Fur Dayと並ぶ『コンカー: Live & Reloaded』のもう一つの顔は、 レア社によるマルチプレイシューターの解釈、Live&Co.。
リス軍とティディベア軍に分かれて争う対戦型サードパーソンシューティングで、映画のパロディがふんだんに散りばめられていたBad Fur Dayと同様に、こちらも「プライベート・ライアン」や「ナバロンの嵐」、さらには『Wolfenstein 3D』に『HALO』と、各マップは様々な映画やゲームをモチーフにしたデザインだ。
コンカーのやさぐれたムードが巧みに消化されて程よい殺伐さを醸し出し、さらに対戦TPSとしても純粋にクオリティが高かったため、『HALO2』や『スターウォーズ・バトルフロント』と並んで、末期Xboxにおいて常にオンラインが人で賑わっている貴重なタイトルであった。
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『Project Spark』経由の復活もいいけれど、やはりこの本家コンカーのスタンドアローンでのカムバックも望まれるところ(初代Xboxのパッケージ版は、バカバカしいほどのプレ値がついちゃっているようだし)。
今回の部分的復活による人気の再燃が、そのきっかけになるといいのだけれど。
Bad Fur Dayでオレが一番大好きな、あの荘厳でバカバカしいウンチ大王のパートを、是非とも今どきの美麗なグラフィックと大画面テレビで再体験してみたい。




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2015/04/25 | Comment (5) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Project Spark】Conker's Big Reunion

   ↑  2015/04/24 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
コンカーはアカリス。
その見てくれはUFOキャッチャーの中がお似合いなくらいヌイグルミめいているが、こいつはそんな可愛いタマじゃない。
下品で怠惰で性格が悪い。おまけに四六時中酔っ払っているときてる。早い話がどこに出しても恥ずかしい立派なクズだ。
任天堂に健全なゲームばかりを作らされて、溜まりに溜まったレア社の鬱屈が凝縮したようなキャラクター。
出自はニンテンドウ64だが、レア社共々放逐されてXboxに流れてきた。
そのXboxでの再デビュー作『コンカー Live & Reloaded』を最後にその音沙汰はぷっつり途絶え、キャラクターがキャラクターだから、誰も身を案じることなく月日だけが流れていたが、約10年の沈黙を破ってその問題児が、いささか変則的な形ながらついに帰ってきた。
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コンカーの最新作『Conker's Big Reunion』は、Xbox OneとWindowsにまたがって展開するゲーム制作ツール『Project Spark』のコンテンツ。
ゲーム単体のみの販売と、コンカー関係のクリエイティブパーツと一緒になったバンドルパックの二種類があるが、プレイアブルなゲームはあくまでサンプル程度の扱い、30分もかからないボリュームなので、単体での購入はあまりオススメできない。
今回のコンカーの帰還は、スタンドアローンのゲームとしてではなく、あくまで『Project Spark』のゲーム制作用としてなのだ。
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しかしサンプルゲームとは言えど、コンカーはコンカー。
酔いつぶれた翌日の目覚め(しかも全裸)という、お決まりのイントロダクションから展開するのは、相も変わらずな小学生レベルのウンコチンチン下品ネタの数々。
低年齢層のユーザーが意外と多い『Project Spark』で、まさか巨大なキンタマを殴りつけたり、チェーンソーでウンコに切りつけたり、ゲロで導火線の炎を消すような日が来るとは思いもしなかった。
そして久々の復活に、それなりに乗り気なコンカーの気分にクソをぶっかけるかのように、「はい、こんな感じで後はヨロシク!」とぶつ切れで終わるサンプルゲーム。
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え、これで終わり? なんて肩透かしな気分に浸っている暇はない。コンカーが『Project Spark』に加わったのは、言わば公式でウンコチンチンネタが認められたようなもん。
そう、こいつは自分オリジナルのコンカー、オレたちの手による新たなウンコチンチンゲームを作るためのツールであり素材なのだ。
コミュニティーゲームでは、早くもそそっかしい連中が、続々と"オレのコンカー"のアップロードを初めている。
クローンゲームに一発ネタ、ゲロまみれにウンコまみれ、コンカーはあらゆるシチュエーションが板につくタフなキャラクター。
さあ、『Project Spark』で、この下品で最低なリス野郎を、思う存分いじり倒そう。




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2015/04/24 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Zombie Driver Ultimate Edition】ゾンビドライバー再び

   ↑  2015/04/22 (水)  カテゴリー: XBOX ONE
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世の中にゾンビが溢れかえってにっちもさっちも行かなくなったとき、一番必要とされるのは、やはりクルマを運転する技術である。
いくら銃器の扱いに長けていようが、格闘の技術を持っていようが、街を埋め尽くさんばかりに増殖したゾンビの群れを前にしては、それらはすべて蟷螂の斧だ。
そんな状況で頼りになるのは、やはり1トン以上にも及ぶ動く鉄の塊以外にない。
エンストやガス欠を起こさない、あるいは取り回しにしくじって変なところに突っ込んじゃったりしない限り、動く続けるクルマは群がるゾンビをなぎ倒して突破口を作る最強の兵器となってくれるだろう。
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政府の極秘計画に端を発したゾンビアウトブレイクに包まれた街で、生存者を救出し、火災を鎮火させ、そして必要物資の運送に明け暮れる束の間のヒーローの特技も運転だ。
乗り捨ててあったタクシーに始まり、パトカーに救急車、バスにブルドーザーに消防車まで、ありとあらゆる車種を華麗に乗りこなし、ゾンビで溢れかえった街を東奔西走する。
彼のクルマが通り過ぎた後に残るのは、ゾンビの血と肉片が入り混じった轍のみ。人は彼をこう呼ぶ。ゾンビドライバーと。
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2009年のオリジナル版登場以来、XBLAやPS3などで発売された『Zombie Driver HD』、そしてこの最新版の『Zombie Driver Ultimate Edition』と、わずか5年に満たない間に2度もお色直ししての再登場となったこのゲーム。
Xbox Oneでのリリースとなったこの『Ultimate Edition』は、その名の通りレースモードや車種などの追加DLC分を最初からバンドルし、ついでに向上したグラフィックで轢き潰されたゾンビの血飛沫や肉塊も鮮明、おまけに目にもちょっぴり優しくなった(それでも高密度に描かれた細かいゾンビの大群には、ちょっと遊んでると目がしばしばしてくるが)。
そして実績も全部で2000Gとてんこ盛り。そのほとんどが「ゾンビを***体殺した」系の、頭の悪い累積系実績なのが、いかにもこのゲームらしいところだ。
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ガトリングガンに火炎放射器、レールガンと、タクシーやバスに搭載するには明らかにトゥーマッチすぎる武器もそれなりに頼もしいが、やはり主役はクルマ。
撃ち砕いたり焼いたりするよりも、轢いちゃったほうがはるかに手っ取り早いしスコアも高い。
『GTA』なんかでも、民間人を撃ち殺すのはなんの痛痒も感じないのに、うっかりクルマで撥ねちゃったときだけは、妙に罪悪感に苛まれたりすることがある。
そう、銃殺なんてまるで現実味のない行いと違って、クルマで何かを撥ね飛ばしちゃうのは、我々にとってもっとも身近で最大の禁忌。
それが被害者加害者双方に引き起こす惨劇は、教習所や免許更新の講習時のビデオで嫌というほど見せつけられている。
しかし相手はゾンビだ。交通刑務所や賠償金の心配なんてする必要はまったくない。アクセルトリガーを力いっぱい押し込んで、思うぞんぶん禁忌をぶち破ってみよう。
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その低偏差値なゲーム内容もさることながら、ほんの僅かな付加価値で何度も何度もリセールを目論むセルフ完全版商法も、これまた見事なスカムっぷりを醸し出す。
初代『GTA』や『カーマゲドン』の資質とスピリットを、ある意味正統に継承したゲームかもしれない。
ろくにほとぼりも冷めないうちに、スーパーアルティメット版とかコンプリート版などと銘打って、もう一度や二度くらいリセールをやらかしかねないが、そうなったらこっちもさんざんやり込んだことをハムスターのように忘れて、また買いかねない。
だけどこのゲームには、同じことの繰り返しと分かっていても、頭を空っぽにして何度も何度もついだらだらと遊んでしまう、泥沼のような説明不能の魅力があったりするのだ。

<配信専用タイトル / 国内ストア未発売>

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2015/04/22 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |