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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【Red Seeds Profile】カルト愛の芽生え

   ↑  2014/10/08 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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今でこそカルトのポジションを得た『レッドシーズプロファイル』だが、発売当初にこのゲームを襲ったメディアによる酷評の嵐も、またそれなりに根拠のあるところで、このオレもあちこちからこぼれ落ちるゲームとして余りにも至らない部分に、「もう止めちゃおうか」と何度も思いながらも、徳俵一枚でなんとか踏みとどまりながらプレイを続けることもあった。
キャラクターや乗り物のアクションの度を超した酷さも、その理由の一つで、中でもピーキーなんて言葉ではおよそ追いつかないクルマの挙動なんかは、その最たるものだった。
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よくデザインされたオープンワールドゲームは、舞台となるマップを巧みに縮尺して、遊びやすく移動も苦にならない範囲に舞台をすっぽり納めている。 中でもここ最近のGTAシリーズなどは、もう名人芸とでも言えるようなデザインを施しているのだが、それに対して『レッドシーズプロファイル』は、この辺のことにこれっぽっちも配慮を払わず、現実の田舎町の距離感覚を、そのままどすんとマップに落とし込んでしまっているのだ。
そうなると、ちょっと町外れに行くにも、実際の移動に相当するような時間がかかってしまう。
歩くなんてのは論外で、現実の郊外生活同様にクルマによる移動がデフォルトになってしまうのだが、その頼るべき交通機関が想像を絶するほどのむちゃくちゃな挙動となれば、コントローラを握るこちらも自然と憂鬱になろうというものだ。
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しかしいくら真っ直ぐ走れず普通に曲がれないシロモノであろうと、数キロもある道のりをガチで歩かされるよりは、はるかにマシであることには違いない。
こんな不親切で不細工なゲーム、途中で投げちまおうかという衝動も、ナチュラルに奇妙な田舎町の日々に対する興味に次第に塗りつぶされ、気づけばどう考えても尋常じゃないクルマの挙動にも、いつの間にか慣れていた。
そして『レッドシーズプロファイル』のメインストーリーは、時々そっちの一方的な都合でプレイヤーをとんでもないところに置き去りにする。
町外れにある製材所でのイベントを終えた後、オレは日も暮れて雨の降りしきる中、まったく不案内な場所に問答無用で放り出されていた。
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このゲームには空腹ゲージや睡眠ゲージなんて妙なこだわりがあるから、そこらで適当に朝まで時間をつぶすというわけにはいかない。
暴れ馬のように右へ左へと荒れ狂うクルマで、なんとしてでも現在地からマップで正反対のところにあるホテルに帰らなければ、事実上の行き倒れとなってしまうのだ。
しかし乗り込んだクルマは、わずか数十メートル前進しただけでプスンと止まってしまった。ガス欠だ。
すっかり日も暮れて、しかも激しい雨が降りしきる山道。通る者もなければ、周囲に民家はおろか、雨露をしのげそうな建物すらない。
不案内な田舎で交通手段を断たれるという、これ以上はないくらい絶望的な状況に置かれて、オレは雨の中をひたすらとぼとぼと歩いた。
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実時間にして約1時間近くを、ただスティックを傾けてキャラクターを歩かせる作業に費やし、そして遠くにホテルのほのかな灯りをようやく確認したとき、オレはホッとすると同時に、田舎町を訪れたストレンジャーのあまりにも心細い心境をバーチャルで体験したことへの、妙な充足感があった
本来ならゲームに適したスケールをまったく考慮していないマップや、ガソリンだの空腹度だのといった、ほとんど機能していないシステムに対する怒りが先に立つべきだろうが、あばたもえくぼとは、こういうことなのだろう。
あの心細くひたすら遠い夜の帰り道の中、オレには不完全なところや理不尽なところも何もかもひっくるめて、このゲームのすべてが好きになれそうな思いが自然と芽生えていったのだった。



この記事に含まれるtag : オープンワールド ミステリ 

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2014/10/08 | Comment (3) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【NHL Gamecenter LIVE】毎日がホッケーナイト

   ↑  2014/10/10 (金)  カテゴリー: XBOX ONE
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オールインワンエンターテイメントマシンを標榜するXbox Oneにとって、ゲームと並ぶもう一つの重要な顔といえば各種アプリ類。
日本国内においてもこの路線はそれなりに力が入っていて、ハード発売前の予定ではゲームを凌ぐほどの日本向けコンテンツがラインナップに挙がっていた。
しかしいざ蓋を開けてみれば、カラオケはおろかアイドル何とかかんとかや谷なんとかさんなど、ことごとくがロンチはおろか、いつ配信されるか分からないような有り様。
出前館などは、いつの間にか"2015年度中に配信予定"に後退していて、このままさり気なく名前が消えてしまいそうなアプリも少なくなさそうな予感だ。
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しかしその一方で、事前情報がまったくなかったのにも関わらずサプライズ的に登場して、「あの日本マイクロソフトXbox事業部が仕事をした!?」と、こちらを驚かせるものだってある。
昨シーズンはストライキで開幕が大幅に遅れてしまったが、今年は8日に無事スタートしたナショナルホッケーリーグの新シーズン。
そのNHLの映像ストリーミングが、開幕とほぼ同時になんとこの日本でもサービスが始まった。
NHLのストリーミングはXbox 360でも提供されていたが、他のエンタメ系アプリと同様にXbox Oneのそれはレスポンスがはるかに軽快で利便性が段違いだ。
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試合のライブ中継を観るには、本国の当該サイトでの登録が必要となるが、Xbox Liveのメンバーシップだけでも、前日の試合のダイジェストやハイライトの映像などは、無料で自由に視聴が可能。
いっつもアメリカ本国の周回遅れ提供になっていたアプリ系が、この『NHL Gamecenter LIVE』に限っては珍しく本国と同時に配信されたのは、大いに評価したいうところだ。
何よりもシーズン開幕に間に合ったのが喜ばしい。
ゲームの合間にNHL鑑賞になるのか、NHLの合間にゲームをやるようになるのかは分からないが、とにかくこれでシーズンいっぱいまでのホッケー三昧が約束されたぜ。ゴー・フレームス・ゴー!!

 

この記事に含まれるtag : Xboxアプリ 

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2014/10/10 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Xbox Fitness】MOSSAグルーヴワークアウト

   ↑  2014/10/11 (土)  カテゴリー: XBOX ONE
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「もっと低く、低く低くスクワットよ! ふんぬー!! どう? 脚が燃えたぎってきてるでしょ!?」(MOSSAインストラクターのケリー)
『Xbox Fitness』のセールスポイントは、なんといったってその豊富なフィットネスプログラムのバリエーションだが、ライブラリー画面にずらりと並んだバナーに、どれを選んでいいか戸惑ってしまう人もいるかもいれない。
迷った時にはMOSSAのワークアウト。
ライブラリの"まずはここから始めてみたらいいんじゃない?"項目には、MOSSAからはキックボックスエクササイズのMOSSA Fight Workoutがチョイスされているが、他に筋トレのMOSSA Power Workout、腹筋のMOSSA Abs Workout、そしてダンスエクササイズのMOSSA Groove Workoutと、計4種類のプログラムがある。
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その中でも、まず手始めにちょうどいいのがGroove Workout。
Power Workoutのようなバーベルなどの用具要らずだし、Fight Workoutほどハードでもない。運動不足の人間がとりあえず体を動かしてみるには、ほどほどな運動量のカーディオトレーニング。
なによりダンス形式なのが、とっつきがいい。その明るくアッパーなテンションは、我々が抱くアメリカンフィットネスのイメージを、そのまま具体化したかのようだ。

だったらこちらもそのノリを真正面から受け止めよう。
メインインストラクターであるケリーの励ましには、「イヤア!」と声を出して応え、セッションが終われば「ナイスワーク!」と互いに拍手。
フィットネスというお題目がなければ、とうてい素面ではできないようなアクションが多く用意されているのも、Groove Workoutの特徴だ。
特にオープニングセッションの「オーイエー!」と、最終セッションでのボディサークル運動時の「オオーウ!」は、必ず抑えておきたいポイント。
なんのことかさっぱり分からないって? やってみれば嫌でも分かるぜ、オーイエー!
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比較的ラクな内容とはいえ、30分ぶっ通しの有酸素運動は、普段体を動かさない人間とっては慣れないうちはハードかもしれないから、タオルと飲み物の用意は忘れないでおこう。
左右にアクティブに移動させたり、意外とスペースを要求される床運動の類もなく、『Xbox Fitness』プログラムの中では比較的狭い場所で運動ができるのも、Groove Workoutの長所の一つ。
周囲に気を遣わなければならないユーザーにとって、大きな鬼門であるジャンプ系のドリルが、それほど多くないのも嬉しいところだ。
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それでも突然健康的なアメリカ人と化して、テレビの前で「オーイエー!」と大騒ぎをするあなたに対して、家族や恋人は生暖かい、あるいは迷惑そうな視線を向けてくることだろうが、そんなのをいちいち気にしていたら、いつまで経っても美しいボディラインと健康は手に入れられない。
そんな視線はインストラクターのケリーに負けないくらいの嘘臭い笑顔と共に、「オーイエー!」の一言で撃ち落としてやろう。
MOSSA Groove Workoutが流れている間は、あなたは誰にもはばかることのない、完全無欠の健康的リア充なのだから。オーイエー!



この記事に含まれるtag : Kinect フィットネス 

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2014/10/11 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Forza Horizon 2】甘美の南欧クルマ祭り

   ↑  2014/10/13 (月)  カテゴリー: XBOX ONE
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パッケージ版を手元に飾っておきたい気まぐれを起こしたのが間違いの元。
乗ったアマゾン号という船が途中で立ち往生してしまい、南ヨーロッパへの到着はだいぶ遅くなってしまった。
待ち構えていたのは、フェスティバル会場を後片付けするスタッフたち。そんな事態を覚悟もしていたが、杞憂をよそに南欧クルマ祭りはまだ絶賛開催中だった。
オレを待っていたのは、相も変わらずこちらを甘やかし放題甘やかしてくれる主催者と、そのもてなしをうけて調子に乗った無数の参加者たち。そしてもちろん一般生活では手を触れることもままならないような高級車の群れだ。
太陽は穏やかに暖かくオレとクルマを包み込み、そしてたまに降る雨さえも心地よい潤いとなる。
前回のコロラドに続く開催となったクルマの祭典フォルツァホライゾン。2度目を迎えるこの祝祭は、あのクルマ馬鹿の歓喜に満ちた前回さえをも、何もかも上回るスケールアップを果たしていたのだった。
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緻密にシミュレートされたクルマでストイックにレースを繰り返すゲームもいい。
だけどやはりクルマは、自由なスピードで自由に道を選択して自由に進んで自由に停まることのできる存在であって欲しい。
レースもタイム争いも、この南欧クルマ祭りを構成する諸要素のほんの一端だ。
ハンドル、アクセル、ブレーキ、そしてお好み次第でシフトレバー。ドライバーが手にする最低限の入力装置から生じる楽しみは多種多彩。
青空の下、ただ地平線を目指すのもよし。愛車を彩るペイントデザインの創造に没頭するもよし。オンラインで激闘を繰り広げるもよし。ガレージで買ったばかりのクルマをなめ回すように眺めて、画面からホントに立ち上ってくるような新車の香りに耽溺するもよし。そしてクルマさえもほったらかして、風景に心奪われるカメラ小僧になるのだって、もちろんよしだ。
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このよりゴージャスになったクルマ祭りをさらに盛り上げてくれるのは、ガチの対戦から緩やかなソーシャル要素まで、硬軟織り交ぜた多彩なオンライン要素。
特に自分の普段の走りを学習して、他のドライバーのプレイに名前入りキャラとしてフィードバックしてくれるDrivatar(ドライブアバター)システムは、この『Forza Horizon 2』でより一層意味を成す存在となった。
普段の走りにこそ本来の運転の性格が出るというものだ。
もう過去のオープンワールドドライブゲームのように、例えシングルプレイといえど野放図で周囲を顧みない無茶なドライビングは憚られる。
少なくとも前のクルマのブレーキランプには、一応の注意を払う運転を心がけたいものだ。
もちろん無軌道なDrivatarを育て上げて、フレンドのゲームに鼻つまみ者の迷惑ドライバーとして君臨するのだって自由っちゃあ自由だろう。
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フロントガラス越しに、これからさらにどんな風景やどんな美しいシチュエーションに遭遇することができるのだろう。
アクセルを踏み込んでまだ知らぬ道を踏破しながら、その一方でできればこのあまりにも魅惑的な世界の全容を知ってしまうことを、出来る限り先延ばしにしたいもどかしさにも駆られる。
だけど別のクルマの違うハンドルを握れば、例え充分見知った道でも、新しい感動や驚きが待っているかもしれない。
クルマの数だけ喜びがある。ここは南欧クルマ祭りフォルツァホライゾン。あらゆる楔から解き放たれたフリーダムなクルマの祭典だ。
ちょっぴり参加が遅れたが、これからみっちりじっくりと味わい尽くすぜ。

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2014/10/13 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【ことぶきグランプリ ~めざせ!原チャリキング~】

   ↑  2014/10/14 (火)  カテゴリー: PS1
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華麗なるクルマ遍歴の記念すべき第一歩。多くの人にとって、それはおそらく原チャリであることだろう。
オレの通っていたあまりデキのよろしくない高校では、原付免許はもう持っていて当然の必須アイテムみたいなもので、16の誕生日が近づいた奴は、揃って原付免許の問題集を授業中に広げているような始末だった。
もちろんデキのよろしくない高校だからして、試験に一回や二回落ちるなんてのは当たり前。
オレは運良く一発でパスしたクチだが、その折にクラスメートたちから「お前、インテリだな」と真顔で感心された時には、例え身から出た錆とは言え、なんちゅうところに来てしまったのだと大いに後悔したものであった。
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そんなオレたちの間でブレイクした原チャリが、スズキの蘭という車種。
名前から分かるように、本来は女性層をターゲットとしたスクーターなのだが、チワワよりもバカな我々がもちろんそんなコンセプトを理解するわけもなく、「名前が漢字でカッチョイイ」とか「色が派手でカッチョイイ」なんてろくでもない理由で、みんな次々とこれをチョイス。
学校近くの路上には、この蘭と姉妹車の薔薇が、頭の悪いステッカーなどを貼りたくられて、ずらりと並んでいる有り様。スズキにとっては迷惑な話である。
オレの最初の愛車も、やはりこの蘭。ローズレッドの車体に「会員番号21 五味岡たまき」などと書かれたステッカーを貼り付けて、得意げになって乗り回していたものだから、もう時を遡れるならばこの頃の自分に、「目を覚ませ!」と往復ビンタを食らわしてやりたいくらいだ。
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そういう輩が集まれば、レースっぽいことをやりたくなるのは自然な流れで、オレたちもよく土手の上でゼロヨンレースをやっては河川敷に転げ落ちていたものだが、社会的ステイタスを得ている人間も、同じような考えに至りたくなるようなときがあるらしい。
地方の小都市の名士が金にあかせて主催するのは、街の公道を借りきった原チャリレースの祭典。
もっともこの地方都市。一番の名物が歴史的由来がまったくなそうな観光用の城だったりするあたり(おそらくふるさと創生なんとかとか、そんなカネでおっ建てたのだろう)、文化レベルはなんとなく知れていそうな気もするが、そんな土地だからこそむしろ原チャリがよく似合う。
原チャリキングの称号を賭けて、ピザ配達にヤンキー仕様、出前用のカブに買い物満載したおばちゃんスクーターなど、多種多彩な原チャリが今ここに集う!
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そして始まるのはカート系スタイルのカジュアルレースゲーム。
多彩なお邪魔アイテムを駆使してせわしない攻防を繰り広げるお馴染みのスタイルだが、『マリオカート』のような先行と後続のバランスを取る絶妙な順位調整など望むべくもなく、街中ということで直角カーブが主体なコースレイアウトもちょっぴりストレスを誘い、そして何より挙動に原チャリらしさがあまり感じられないのいが致命的で、この手のゲームとしてはイマイチ冴えない内容に留まってしまっているのであった。
原チャリが何より似合うアンパン臭いヤンキー系バカの不在が、やはり一番物足りないところで、原チャリレースという、いかにも偏差値の低そうな素材と、ほのぼの系キャラクターによるカート系ゲームのコンセプトは、思った以上に食い合せが悪かったのかもしれない。



この記事に含まれるtag : レーシング 

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2014/10/14 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |