ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【お嬢様特急】世界一調子のいい列車の旅

   ↑  2013/08/31 (土)  カテゴリー: セガサターン
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がたんごとんがたんごとん。遠ざかる列車の音と一緒に夏の日々も過ぎ去ろうとしている。
稚内から鹿児島まで、日本列島を貫いてフラフラと走る夢の豪華超特急と共に、オレの夏はあった。
女の子を満載して、車掌から乗務員に至るまで美女揃いな、世界一調子のいい列車。これと比べたら、あのオリエント急行ですら貧乏臭く見えてくるだろう。
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日本の特急と言えば、入り組んだアリバイがセットになった殺人事件が付きものだが、もちろんこの列車には、そんな無粋なものなど付いてこない。
あるのは女の子と観光とシューティングのミニゲーム。ちなみにプレイステーション号と名づけられたもう一つの車輌の方には、このSTGに代わって競馬メダルゲームの出来損ないみたいなものが搭載されているらしい。サターンユーザーの人たちは、数少ない勝利を胸に噛み締めよう。
15日の旅の間を、ずっとこのSTGを遊んで過ごしていても一向に構わないのだが、やはり貴重な夏の日々を無為の時間で潰すわけにはいかない。
夏と言えば人との出逢いだ。特に女の子との出逢いだ。と言うか女の子以外とは出逢いたくない。『お嬢様特急』は、そんな調子のいい願いを聞き遂げてくれる夢の超特急だ。
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ただし夏の列車旅行にも、多少の至らなさはある。
始発駅の稚内で出逢うのは、やたらと気さくでフレンドリーだけど、その実、自分の中に引いた一本の線からは、相手を絶対立ち入らせないという、ギャルゲーのヒロインとしてはトリッキーな部類に入る性格の女の子。
しかし狭い列車の中で顔を突き合わす旅は、心の壁を少しずつ取り払ってくれる。紆余曲折を経て彼女との仲も深まり、ようやくこれからという雰囲気になったところで、「じゃあ私は松本で降りるから、元気でね~」。おい、じゃあオレは残りの松本から鹿児島までの間、どうやって過ごせばいいんだ!?
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仕方なしに残りの旅の時間を列車内のゲーセンに籠もって潰し、終点の鹿児島で先回りして待っていた(どんな交通機関を使って来てたんだ?)件の女の子とめでたくハッピーエンド。
じゃあ次の旅は、別のお目当ての子とのハッピーエンドを目指すかと、再び稚内から列車に乗り込んだオレを「初めましてぇ!」と待っているのは、ついさっきエンディングを迎えたばかりの女の子。もうお前には用はないんじゃ!
じゃあオレは次のお目当てが乗車してくる金沢までの間、どうやって過ごせばいいんだ!? またゲーセンに籠もれと!?
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そんな根本的欠陥を抱えた豪華超特急の旅。女の子たちはみんなそれぞれ事情を抱えた旅。日本列島を北から南まで、あてもなく旅してる主人公に最後まで付きあってくれる暇人などいやしない。
「そっちも乗車駅をシャッフルするなどして、気を利かせたらどうだ!?」
こっちはそうした不満の声をなんとか呑み込むこともできるが、たまらないのはシステム上の都合で完全に割を食ってしまっている、西日本から乗車してくる女の子たちだ。
すいません。こっちもさすがに大阪あたりまで来ると、列車旅にいくぶん飽いてくる時分なので、君たちに東日本勢と同じようなテンションで接することができません。言葉は悪いけど消化試合みたいなもんです!
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今日は金沢、明日は岐阜、明後日は名古屋。色とりどりの女の子たちと、お気楽極楽な主人公を乗せて、世界一調子のいい列車は今日もひた走る。
湿気の籠もった部屋にいながらにして、日本縦断の充実した旅の日々。
毎度お馴染み電撃G'sマガジンが送り出した、90年代末期を代表するギャルゲー超大作の一つ。
例の悪名高いG'sマガジン読者参加企画から生まれたゲームなのに、同企画特有の暗黒度が比較的薄いのは、夏休みの列車旅行という開放的なシチュエーションがあるからなのだろうか。
がたんごとんがたんごとん。ホームから去りゆく夢の超特急の後ろ姿を見送りながら、オレの充実してるんだか虚しいんだかよく判らない夏の日々が過ぎ去ろうとしている。



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2013/08/31 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Pinball Arcade】Space ShuttleとWhite Water

   ↑  2013/08/30 (金)  カテゴリー: Android
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iOSにAndroid、PSNにVita、WiiU、さらにはOUYAまで、怒濤のマルチプラットフォームで展開する実機ピンボールシミュレータ『Pinball Arcade』。
ついちょっと前まではXBOX LIVEアーケードも、その輪の中に加わっていたのだが、XBLA版でパブリッシャーを務めていたCrave Entertainmentが潰れてしまった余波を受けて、継続的にリリースされる予定だった追加台パックも昨年の8月を最後に音沙汰無し。ついには本体もXBOX LIVEマーケットプレースから姿を消してしまう事態になっていました。
まさかNAJタイトルでXBOXだけハブを喰らうとは思ってもみなかったぜ!
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それでも、よく訓練されたマイクロソフトの犬である私は、どっかがパブリッシャーを引き継いで、残りの追加台も責任を持って出してくれるだろうと、親鳥の餌を待つヒナのように、ずっと口を開けて待っていたんですが、どうやら親鳥は私を見捨てたみたいです。お腹空いたよう!
いつまで経っても埒があかないので、仕方なしにとうとうAndroid版の『Pinball Arcade』を購入。このAndroid版は本体無料。『Tales of the Arabian Nights』がフリープレイできる他に、それ以外の台が制限付きで試遊可能。それぞれの台のフリープレイバージョンは、ゲーム内から別途に購入するシステムです。
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現在配信されてる台は全部で35。追加台は2種で1個のパックで値段は約450円ほど。全部の台を購入しようとすれば結構な価格になりますが、多少割安のまとめ買いパックも用意されています。
パックをちびちび買い足して、この実機ピンボールアンソロジーを少しずつ完成させてゆこうと目論む私が、目がくらむような名作ピンボール群の中から最初にチョイスしたのは、『Space Shuttle』と『White Water』(共にオリジナルはWilliams)のセット。
中でも『Space Shuttle』は、ガキの頃、スーパー屋上のゲームコーナーで死ぬほどやり込んだ、個人的にとても思い出深い台。歴史に残る傑作と世間一般の評価も高い名機です。
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明快なゲームルールやマルチボールシステムが光る『Space Shuttle』ですが、この台のもっとも際立つ個性は、そのスペーシーでけたたましいサウンド。
私が通い詰めていたゲーセンでは、このサウンドがさらに大きめに設定されていたのか、もう他のピンボールやエレメカ、ビデオゲームを圧倒する凄まじい轟音を鳴り響かせていました。
ゲーセンの思い出というのは、視覚よりも、むしろ聴覚の方に強く残るような気がしますが、その中でも特に強烈だったのは、この『Space Shuttle』の「じょんじょんじょんじょんじょん!!」という、今思えばどこがスペースシャトルでどこがNASAなのかさっぱり判らない、破壊力満点の電子音です。
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アラスカの激流下りがテーマの『White Water』も、かつて立川のゲーセンでよく遊び込んだ台。
ハイテンションなオヤジのボイスが愉快な、なかなかに凝った台なのですが、急流をイメージしている複雑に入り組んだ透明のランプレーンが、ビデオピンボールの平面スクリーンだと位置関係や上下を把握しづらく、ボールを見失うこともしばしば。
この手の立体的な台は、ビデオピンボールではなかなかその魅力を完全に再現しづらいところもありますが、しかしそれでもタブレットでこれをばしばし弾いてると、3歩歩けば他の店に行き当たるくらいゲーセンがひしめいていた、90年代中頃の立川南口の様子が懐かしく思い出されます。
『Pinball Arcade』。私にとって、それはただのピンボールアンソロジーに留まらず、懐かしのアミューズメントの様子を偲ばせる思い出アルバムでもあるのです。



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2013/08/30 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Dead Island】暴動のダウンタウン

   ↑  2013/08/28 (水)  カテゴリー: XBOX 360
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♪ 新しき日々を照らす陽の光 もう福祉に回す予算なんか必要ない あのおぞましいスラムも100万人の失業者と共に消え去った なんてスッキリ! 殺れ殺れ殺れ殺れ貧乏人どもを殺っちまえ! <Dead Kennedys - Kill The Poor>
『Dead Island』はリゾートビーチ、貧民街、ジャングル、刑務所の四部構成。
一つのチャプターだけでも、まるで体育大学前の定食屋みたいに特盛りなボリューム。こっちはもうリゾートビーチだけで、ゾンビの頭を叩き潰したり首を刎ねたりする行為に、食傷を通り越していささかげんなり気味状態。
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しかし体育系ご用達定食屋では、レギュラーの並盛りが一般で言う特盛りに等しいことは常識だ。
リゾートビーチは並盛り。そしてこの貧民街は大盛りのボリュームでご提供しています。しかもリゾートビーチのセレブたちと違って、こっちは地場産の貧乏人。安い肉を悪い油でアバウトに揚げた超特大ヒレカツみたいなもんだ。どっかにパンシロンありませんか!?
リゾートビーチのゾンビたちは、ゾンビ化する前の華やかで享楽的な姿を思い浮かべて、つい諸行無常な気分に浸ったりもするが、こっちはもうゾンビ化する前もした後も、その行動原理に大して違いはないような人たちばっかだ。
ちょっと酷い偏見のような気もするが、すいません、オレは他人の差別意識には敏感なクセに、自分の中の差別意識にはおよそ無頓着な今どきのリベラルなんです!
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大盛り状態の貧民ゾンビと、ゾンビハザードの結果でこうも荒れ果ててしまったのか、それとも以前からこうだったのか判別付かないような街並みと、ときおり降る通り雨が醸し出したむっとする湿気に当てられながら、鋲バットを手にふらふらとダウンタウンを彷徨っていたオレに、降ってかかってきた災難。
救急車や赤十字マークのついたテントが立ち並ぶ、恐らくゾンビハザードが手のつけられない状態になる直前まで、高潔な方々が崇高なボランティア精神を発揮していたと思しき場所。
そこに迷い込んだ私の耳に響いてきたのは、四方八方からの「うおおお」「ぎゃあああす」という品性のかけらもない(ゾンビに品性があったら大変だが)叫び声。そして一拍遅れて、まるで西宮神社の年男一番乗りダッシュのように、全力疾走でこちら目がけて押し寄せてくるインフェクテッドの群れ。
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これが『Dead Island』中、最大のハメポイントとして名高いダウンタウンの隔離所である。
最初のうちは、とりあえず第一波を殲滅すれば一息つけるだろとたかをくくっていたオレだったが、後から後から波状的に押し寄せる全力疾走ゾンビの群れに、焦る暇もないまま呑み込まれてゆく。
生気のない眼たちに取り囲まれ、目の前が少しずつ鮮血に染まりながら、オレは薄れ行く意識の中で、「これってゾンビの恐ろしさなのか、暴徒化した貧乏人たちの恐ろしさなのか、判別つかねえよなあ」などと、無力な感想を漏らすのであった。



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2013/08/28 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

フォトCD【みやむーをさがせ!】

   ↑  2013/08/27 (火)  カテゴリー: DVD-PG
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宮村優子さんと言えば、もう文句なしに90年代を代表するアイコンの1人じゃないでしょうか。
今やエヴァンゲリオン絡みの仕事を思い出したようにこなしながら、海外に定住して子育て生活という、完全に一丁上がり状態の近況が、そんな時代のアイコンぶりをさらに高めたりもしています。
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みやむー、アンミラ、フォトCDと並ぶと、なんか90年代をお題にした無茶な三題噺みたいですが、とにかくこのフォトCD『みやむーをさがせ!』は、あの時代を強烈に感じさせる一品。
今となっては、もはや"フォトCDとはなんぞや?"から説明しなければならないような気もしますが、まあ話すと長くなりますが、あえて簡単に説明すると、軽いインタラクティブ要素のあるデジタル写真集です。
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タイトルはそれっぽいですが、別にウォーリーをさがせみたいなヒドゥンオブジェクトものではなく、単にみやむーのちょっとした自分探しにつき合わされるだけの話。
「アニメ"ウエディングピーチ"のひなぎく役でおなじみ宮村優子ちゃん」などと記された、思わず「何故そっちを代表作に!?」とツッコミたくなるような帯のキャッチコピーも、ポイントと言えばポイントなのでしょうか。



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【b.l.u.e. Legend of water】みやむーと海中散歩

   ↑  2013/08/26 (月)  カテゴリー: PS1
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いくぶん過ごしやすくなったとは言え、まだまだ涼しげな青い海が恋しいこの時期。
どうせならイルカと、そしてまだぴちぴちだった頃のみやむーと一緒に、のんびり海の中を漂いたいものです。
そんなぼんやりとした願望を叶えてくれるのが、このハドソンの海洋アドベンチャーゲーム『b.l.u.e. Legend of water』。
イルカをパートナーにする少女ダイバーを操作して、海底に没した古代ムー大陸の遺跡を探索する内容ですが、遺跡に施された殺す気まんまんのトラップと、そしてゲーム中のほぼ90%をダイバー少女の後ろ姿を拝んで過ごす構成は、つい海洋版トゥームレイダーなんて言葉が浮かんできちゃいます。
もっともこっちの場合は、ぷりぷりのお尻ではなく、ばたばた動く足ひれがメインなんですけどね。
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いくら小さい頃から海に潜っていたような少女と言えど、さすがに水の中では人間にできることなど限られてしまいます。
そんなときは相棒のイルカの出番。重たい物を押させたり、道案内をさせたり、遺跡や沈没船内の仕掛やアクシデントなどは、たいていイルカに指示を適当に出せば何とかなってしまうことが多いので、ステージの謎解きの難度は比較的低め。
しかし海中の表現や水の中を漂う感覚は、この時代のゲームにしては相当頑張っています。
ゲームの大半を占める単なる移動パートが作業に感じないのは、この気持ちよさげなダイビング感と、それを彩る様々な海の生き物たちのエキストラ出演があるから。
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超人的な肺活量を誇る主人公ですが、それでも息が続かなくなると命の一大事です。
みやむーの「うっ」というか細い断末魔と共に、ぐったりと力なく溺死する主人公。その様子を「あーあ」と言わんばかりに見つめるイルカ。妙に生々しさの漂う情景です。
パッケージや広告での執拗な"みやむー推し"が、やけに目につきますが、この頃のみやむーをウリにしたゲームは、これとか『ロストチルドレン』など、意外と渋い佳作が揃ってたりするんですよね(この場合、『一撃 鋼の人』のことは忘れてください)。



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2013/08/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |