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ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 

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【ウルティマオンライン】禅都七夕まつり

   ↑  2012/07/08 (日)  カテゴリー: PCゲーム
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2004年に登場した拡張パック、『ウルティマオンライン 武刀の天地』と共に、ソーサリアに忽然と姿を現した大地、徳之諸島。その中心に位置する街が禅都です。
街のど真ん中に銀行が位置し、その周囲は人が集まれるようなオープンスペースとなっている、かなり利便性を追求した街なのですが、"日本趣味"に偏った街のデザインが嫌われたのか、今では訪れる人もまばらな田舎町となっています。
ブリタニアに住まう人間ならば、頻繁に利用するホームタウンとでも言うべき街が必ず一つはあるものだが、私のホームタウンは、何を隠そうこの禅都なのです。
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『ウルティマオンライン』の七夕イベントと言えば、ブリタニア民たちが天の川に呼び出され、織姫と彦星が顔を会わせるために、一肌脱いでてんやわんやの騒ぎとなるのが毎年の恒例でしたが、諸事情からそれがなくなり、そして今年からこの禅都を舞台に新たな七夕イベントが催されることとなりました。
禅都の中心部に立てられたたくさんの笹に、みんなが思い思いの品を持ち寄って笹飾りを施そうという趣向です。
東京都下にある基地の街、福生では、毎年に夏に「福生七夕まつり」という一大イベントが開かれますが、それにあやかって「禅都七夕まつり」とでも名づけたくなりますよね。
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笹飾りを受け付ける当日の22時になると、普段は人影もまばらな禅都の街が人、人、人で溢れかえり始めました。
この街がここまで人に埋め尽くされるのは、一体いつの時以来でしょうか。
これだけの数の人が、それぞれ一品ずつ、ささやかな飾り物を持ち寄れば、用意された笹は、さぞや華やかに飾り立てられ、この銀行周囲はまるで「福生七夕まつり」の時の、福生西口大通りのような風情になることでしょう。
当初はそうわくわくしていた私でしたが、居並ぶ飛鳥ブリタニア民たちの、風情という言葉とはおよそ縁遠い
すっとこどっこいっぷりを、すっかり甘く見ていました!
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これ幸いとバックパックのゴミを押しつける者、銀行の不要物を整理する者、そこらから適当に拾ってきたワケの分からない物を飾る者。七夕の笹飾りとは何かが根本から分かってない者。
そして気づいてみれば、笹という笹は、フライパンやら、そこらで釣ってきた生魚やら、リンク切れのルーンやら、得体の知れないキノコやら、生肉やら、クズ鉱石やら、包帯の切れっ端やら、要らない空き瓶やら(これを提供した不届き者は私です)、小銭やら、頭蓋骨やら、不要な装備やら、マフィンやら、物乞いで貰ったキャンディーやら、野菜やら、バラバラ死体やらと、もうワケの分からない品で埋め尽くされ、七夕の笹飾りというよりは、まるで危ないカルト教団のご神体みたいな得体の知れないものに成り果てていました。
私の愛するホームタウン禅都は、しばらくこの惨状のままになりそうです。

この記事に含まれるtag : ウルティマオンライン 

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2012/07/08 | Comment (0) | Trackback (1) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【グランドトラッカー・アニキ -仕事と喧嘩と恋模様-】

   ↑  2012/07/11 (水)  カテゴリー: ニンテンドーDS
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トラッカーを題材としたゲームは、アメリカ、欧州、日本で、それぞれのトラッカー風土に基づいて、独自に細々と続いているジャンルです。
中でも日本のそれは、デコレーショントラックの熱心なファンによって支えられていますが、映画のデコトラものが、予算や道交法の関係上、年々スケールダウンを強いられている流れをなぞるかのように、ゲームのそれも、かつての据え置き機から携帯機へ、そして今ではモバイルのソーシャルゲームへと、その規模を縮小しています。
デコトラゲームのメインストリームと言えば、今でもソーシャルゲームで『爆走デコトラ伝説 全国走破』を展開しているデコトラ伝説シリーズ。
ニンテンドーDSでも、シリーズ作『爆走デコトラ伝説 BLACK』が発売されていますが、その影に隠れるようにして、ひっそりと登場したもう一つのDSデコトラゲームが、この『グランドトラッカー・アニキ -仕事と喧嘩と恋模様-』です。
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デコトラ伝説シリーズは、日本全国を股にかけ、一般車に罵声を浴びせながら高速道路上で無謀運転を繰り返す、トラッカーのイメージの誤解を与えてかねないくらい、はっちゃけたゲームでしたが、この『グランドトラッカー・アニキ』は、高速ではなく、地方都市の市街地道路が舞台。
かつて流れのデコトラ乗りであった主人公が、思うところあってこの地方都市に腰を落ち着け、2トン車での配達業務を皮切りに、地道に働いて人生をやり直そうとするお話です。
デコトラ伝説シリーズでは、他に車にいくらぶつけようが、大してお咎めなしでしたが、地道な労働シムである本作の場合は、そうは行きません。
ちょっと事故れば、配達業務をこなしてこつこつと上げた名声度という数値が、たちまち目減りしてしまうのです。
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しかし事故を起こさず安全運転というのも、なかなか難しい話です。
このゲームは初代『グランドセフトオート』のような、市街地を上から見下ろした画面。道路は碁盤目状になっており、緩やかなカーブなどどこにもありません。
その中で柄の大きいトラックを、タッチペン操作というトリッキーな手法で転がすのは、なかなか至難の業です。
タッチペン以外にも、ボタンと方向キーによる操作システムが用意されていて、こちらもそれなりにクセがあって、タッチペン操作と違って色々と横着できない欠点もかかえていますが、こちらの方が若干無難な気もします。
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基本的には、配達業務の建前の下に、A地点からB地点までトラックを転がす毎日を、淡々と繰り返すだけ。
それ以外に、毎朝自宅から歩いて出社しなければならなかったり、空腹値が設定されていて、これを満たすために時折飯屋に足を運ばなければならなかったりと、日常性を無理矢理意識させようとする、妙なフィーチャーがてんこ盛り。
朝起きて嫌々会社に行って働いて飯食って帰って寝る毎日。途中から、何が楽しくってこのゲームをやっているのか、分からなくなってくること請け合いですが、そんな生活の唯一の楽しみとして、主人公が社用車をパーツ屋に持ち込んで、無理矢理デコレーションする暴挙に及んでしまうのも、無理からぬことかもしれませんね。
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そんな灰色の毎日を送る主人公を、慕ってくる女性が居るんですから、世の中捨てたもんじゃありません。
主人公に最初の仕事を紹介してくれた幼馴染み。行きつけのガソリンスタンドのお姉ちゃん。社長の娘が通う幼稚園の保母さん。ヤンギャルトラッカー。運送会社の秘書に社長の孫娘など、デコトラものに欠かせないマドンナ候補は盛り沢山。
彼女たちの好感度を上げて、フラグを立てる方法は簡単です。トラックをがんがん飾り立てること。雌の気を惹きつけるために、外見がどんどん派手になる熱帯の鳥みたいなもんですね。
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だがモテモテな主人公にも暗い過去がありました。
その因縁から主人公につきまとい、彼の行く先々に現れては因縁を吹っ掛けてくる、ヤクザの犬神組。
仕事先にも馴染み、恋も実りそうになり、やっと生活が落ち着いてきた矢先に現れる犬神組の面々。主人公の周囲に連中の嫌がらせが及び、ブチ切れた主人公が大暴れした後、「ここに居たんじゃみんなに迷惑がかかる」と、その職場を後にしてチャプター終了となるのが、この『グランドトラッカー・アニキ』の物語基本進行。
しかし、遠くの街に去ればいいものを、隣町に移動しただけで、また同業の会社に就職するのですから、犬神組がまたすぐやってくるのも、時間の問題ですよね。
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そんなデコトラものVシネマと見紛うような、お約束のベタベタ展開は、「トラック野郎」の上っ面をなぞっただけのようなデコトラ伝説シリーズよりも、遥かに親しみが持てます。
デコトラレースやカーチェイス、フォークリフトを操っての倉庫整理や、デコトラの洗車など、様々なミニゲームも変化球として用意されていますが、問題はゲームの九割を占める地味極まりない配送業務に耐えられるかどうか。
市街地でのトラック運転が、ホントにちまちまして神経を使いますから、ただ地味なだけじゃなく、イライラもも相当に募るんですよね。
まあ仕事ってのはそういうもんだと言われたら、そうかもしれませんけど。



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2012/07/11 | Comment (0) | Trackback (1) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

映画【デコトラの鷲 祭りばやし】

   ↑  2012/07/12 (木)  カテゴリー: 映画・DVD
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日本人のソウルムービー、「トラック野郎」シリーズに(チョイ役で)出演していた須藤為五郎氏が音頭を取り、"平成のトラック野郎"を目指して製作された「デコトラの鷲」シリーズ。
星桃次郎=菅原文太に替わって、この新シリーズの顔を務めたのは飛田鷲一郎=哀川翔。
まずは以後のシリーズ作でも恒例のイントロダクションとなる、ライバル中野英雄とのデコトラチェイスシーンを挨拶代わりに、舞台はこのシリーズのホームグラウンドとなる、鷲一郎の故郷、浅草へ。
そこでいきなり登場するのは、手甲脚絆に法被姿で人力車を牽くこずえ鈴(現・フリーディア)という、あまりにもトリッキーな情景だ。
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「トラック野郎」シリーズに於いても重要なファクターだったマドンナ役が、のっけからこずえ鈴。
なんか初球からいきなりナックルボールを投げてこられたような気分にもなってくるが、とにかく、鷲一郎の育ての母(宮下順子)と妹(金子藍。妹役はシリーズ中、何度も代替わりするのだが、ベストは一番垢抜けてない、この初代だ)がもつ煮屋を営み、弟分(柳沢慎吾)がふらふらし、こずえ鈴が人力車を牽く街、浅草に、鷲一郎が長い旅ガラスの仕事から帰ってくるというのが、この物語の始まり。
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そう、このシリーズ第一作目「デコトラの鷲 祭りばやし」は、「トラック野郎」と同時に、日本人のもう一つのソウルムービーである、「男はつらいよ」シリーズの構造も併せ持っているのだ。
「トラック野郎」と「男はつらいよ」と言えば、かつては東映と松竹の看板として、盆暮れにしのぎを削り合ったライバル同士。
それの合わせ一本とは、何とも贅沢な映画だが、しかし星桃次郎プラス車寅次郎という、あまりにも欲張ったキャラクターに果敢に挑む哀川翔を見ていると、人には向き不向きというものがあるんじゃないかなあと、思わず考えさせられてしまう。翔さんと浅草の義理人情の人ってのは、ちょと食い合わせが悪いだろ。
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しかし、綺麗な女性に会えば、星桃次郎ばりに調子よく嘘八百を並べ立て、車寅次郎ばりに勘違い混じりのおせっかいを焼く、三枚目の主人公に果敢に挑む哀川翔の姿は、新鮮と言えば新鮮だ。
女性相手に見栄を張って取り入ろうとする翔さんを、「調子よくこました後、ソープにでも沈めるつもりなんじゃね?」なんて色眼鏡で見てはいけない。本作の翔さんは、あくまで"浅草のちょっぴりそそっかしい義理人情の人"なのだから。とてもそうは見えないかもしれないけど。
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その哀川翔をバックアップして好演しているのが、柳沢慎吾を筆頭に、江藤博利、小西博之、森下能幸、武野功雄、そしてプロデューサーも兼ねる須藤為五郎なんて面子が並ぶ、浅草の仲間たちである。
この人たちの役割は、タコ社長その1、タコ社長その2などと例えた方が分かり易いかもしれない。
そして柳沢慎吾の役割は「男はつらいよ」の佐藤蛾次郎。もっとも蛾次郎と違って、柳沢はこれでもかと前に出しゃばってくるタイプの弟分だが、まあこの人の場合は、むしろ出しゃばってこなかったら、体かどっか悪いのかと心配すべきなんだろうけれど。
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お約束なベタベタ進行のお話なのだけど、レギュラーメンバー紹介的な側面をもつ、シリーズ幕開け作に対するご祝儀気分と、浅香光代、さとう珠緒、若翔洋、古今亭菊千代、姉妹漫才のニックス、セレス小林といった、誰得なお祭りキャストの前には、こずえ鈴=マドンナという超変化球を取り損ねたまんまなことも、何となく忘れてしまう。
勘違いの果てに結局恋に破れて、ぐっとこらえて去って行くパターンは、「トラック野郎」や「男はつらいよ」、そしてこの「デコトラの鷲」シリーズでも以後定番となるが、菅原文太や渥美清と違って、翔さんの場合は、「この後、ヤケになって繁華街で刃物振り回して大暴れするんじゃないか」とつい心配になってしまうのだが、何度も言うように、翔さんをそんな色眼鏡で見てはいけない。本作の翔さんは、あくまで"浅草のちょっぴりそそっかしい義理人情の人"なのだから。

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2012/07/12 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Hydro Thunder Hurricane】カリカリマウス

   ↑  2012/07/13 (金)  カテゴリー: XBOX 360
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「ボートはええで、さいこうや。なんちゅうか、その、おとこのロマンじゃ」
今はなき横山やすし師匠の啓蒙が、ついに実を結んだのであろうか。
近未来の日本に建設された、住之江も、平和島も、江戸川も、戸田も遥かに凌ぐ、超大型ボート専用レース場、津波スタジアム。
『Hydro Thunder Hurricane』に登場する他のコースが、運河だの、湖だの、入り江だの、バミューダトライアングルだのと、一般河川や海を利用している(それを言ったら江戸川競艇場も似たようなもんだが)中で、唯一のサーキットコースが、この津波スタジアムだ。
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モンキーターンも、モーター抽選も、ペラ調整もない『Hydro Thunder Hurricane』の近未来ボートレースだが、その代わりにスタンドを埋め尽くす大観衆からは、かつての競艇場の客席を占めていた、蛭子能収をワンカップ酒の中に半年漬けたようなオヤジたちも姿を消していることだろう。
雷様の(サンダー繋がり!?)マスコットキャラクターや、ボキャブラリーに乏しい実況のお姉さん、「大きな船」「スーパーエンジン」「マット&ラルフ(誰だよそれ!?)」「はいどろさんだー」「高速船爆発の面白さ」などと、ファンキー極まりない意味不明日本語看板や横断幕も、この津波スタジアムの名物だが、しかし、ここを象徴する一番のアイコンは、最大スポンサーと思しき謎の商品、カリカリマウスだ。
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この津波スタジアムを疾駆していれば、嫌と言うほどの数のカリカリマウス看板を目にすることができるはずだ。
チューブコーナーの辺りにある一際大きな看板に、「悲しいけれど、おいしい」という、糸井重里でも思いつきそうもない妙ちきりんな商品コピーが記されていることから、お菓子系の商品ではないかと推測できるカリカリマウス。
ここがスポンサードしているのは、レース場だけではない。
プレイヤーが使用できるボートの中の一つ、ダム・ザ・トーピードには、カリカリマウス仕様の機体まで存在する。
ラバーダック(アヒルちゃん)と並ぶ、この『Hydro Thunder Hurricane』の名物ボートと呼べるだろう。
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現在Deal of the Weekで、半額の600MPポイントでディスカウントセール中の『Hydro Thunder Hurricane』。
なんか暑い季節になるたびに、このゲームはセールになっているような気もするが、それはひとえにこの『Hydro Thunder Hurricane』が、五つ星の夏定番ゲームである証なのだろう。
蒸し暑い日々に一服の清涼をもたらす水しぶきの疾走、ハイドロサンダーハリケーン。パワーボートの唸るエンジン音は、今日も津波スタジアムに木霊している。さぁ、夏の始まりだ。


この記事に含まれるtag : レーシング XBLA 

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2012/07/13 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【北京オリンピック2008】選手生命(コントローラ)をすり減らせ

   ↑  2012/07/16 (月)  カテゴリー: XBOX 360
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鳥の巣こと北京国家体育場から打ち上がり、北京の夜空を染める無数の花火。
今、こうして再び北京の地に聖火が灯らんとしているのは、ひとえにこのゲームが、あと一週間ちょっと足らずで、ネタとして賞味期限切れになってしまうからです。
コナミのアーケードゲーム、『ハイパーオリンピック』に端を発し、脈々と続くオリンピックゲーム。
本家本元のコナミに留まらず、セガやカプコンなどからも、アンオフィシャルものを含めて様々な作品が登場しましたが、何と言ったってオリンピックってのは、四年に一回という開催ペースを頑なに崩さないイベント。
ハードによっては、オリンピックの開催時期に恵まれないまま、ゲーム機としての現役生活を終えてしまった例もあるくらいです。
そんな中、二度目のオリンピック開催を迎えてしまうXBOX360は、どんだけ長寿ハードなんでしょうか。
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コナミやカプコンと違い、セガのオリンピック公認ゲームは、メガドライブの頃から、海外主導で作られた作品を逆輸入してくるのが常でしたが(厳密には五輪ゲームではない『デカスリート』を除く)、この『北京オリンピック2008』も、そのパターン。
そしてこのゲームは、XBOX Liveに対応して世界中のアスリートたちと記録を競うことができる、国際的祭典としてのオリンピックを真の意味で再現した、初のオリンピックゲームになる……はずでした。
しかし、世界中から北京に集結したアスリートたちは、無茶なボタン連打や、こねくり回しすぎてワケが分からなくなった操作システムなど、あまりにも劣悪な競技コンディション。
そして、一つの競技が終わるたびに、ランキングにアクセスしては3分くらいウンともスンとも動かなくなる、段取りの悪い大会運営に、おのれの軟弱な敢闘精神を棚に上げて、「こんなもんできるか、馬鹿野郎!」と、大会ボイコットも辞さないような態度を表明したのです。
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『ハイパーオリンピック』以来、ボタン連打はオリンピックゲームの基本スタイルとなりましたが、しかしファミコンメガドラの時代ならいざしらず、、デュアルショック以降のコントローラーは、実はどれもこれも連打には全く適しておりません。
しかも連打だけでは味気ないと考えたのか、これにトリガーやアナログスティックの操作も組み合わせた、頭でっかちなキーアサインになってしまっているので、トリガーの繊細な微調整から即座にABボタン全力連打に移行などという、物理的に不可能な入力操作を要求されるのです。どんなスタイルでコントローラ持てっつうんだ。一つ作った奴に見本を見せて貰おうじゃねえか!
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オリンピックゲームの基本となる、シンプルな競争系種目ですら、ことごとくこの始末。
投擲系競技は、どれもこれもコツが全く掴みづらく、カヌーは完全に無理ゲー。走り幅跳びや床運動、平均台などは、何故かツイスターゲームもどきになっちゃっている有様です。
自転車追い抜き競技は、チームを引っ張る先頭のスタミナが切れると、トリガーで即座にトップ牽きを交替させるのですが、いくらゲーム内の牽引役が入れ替わろうと、ボタンをひたすら連打しているのは結局私一人ですから、問題の根本的解決には全くなっていません。四分間、こうして延々とボタンをひっぱたいていなくちゃならないんでしょうか。
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日本のメダルラッシュが期待される柔道に至っては、確かに選手たちは柔道着を着て組み合ってはいるものの、明らかに柔道とは似て非なる別の競技になってしまっています。
日本のメダル独占を阻まんとする欧州主導のルール改正が、ついに極端な形に表れてしまったんでしょうかね。
散々なお家芸に替わって、意外なメダルラッシュを期待できそうなのが、実際のオリンピックでは日本は出てるのかすらよく分からない射撃(スキート、ラピッドファイヤピストル、エアーピストルと、無駄に三競技もある)とアーチェリー。
こんな、普段は目にしたことのないような競技が何故か取っつきが良いのは、FPSやスカイリムの中でやってることと、基本的には大差ないことが、最大の理由なのでしょう。こちとら、普段からぴょんぴょん跳ね回ってる相手の脳天に弾ぶち込んだり、ぶち込まれたりしてんだよ。止まっている的なんか造作もねえや!
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スローモーション機能や、繰り返しプレイを前提とした選手成長システムは、オリンピックゲームに不可欠な一発勝負の緊張感を著しく削いでしまっています。
さらにこちらの気分を萎えさせるのが、男は相撲取りかなかやまきんに君の出来損ない、女はそろって幸薄そうな顔をした日本選手団のルックス。
特に女子体操選手に至っては、アスリートと言うよりは、まるで野麦峠の女工のようにしか見えません。
田中理恵とはおよそ対極の面をしたこの人が、床運動や平均台に挑む姿は、オリンピックと言うよりは、むしろ角兵衛獅子か何かに近いものがあります。
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そりゃ私だって日の丸を背負ってここに来ているんですから、あまりコンディションや環境に文句を付けず、少しは祖国の為に頑張ってみようかなという気持ちもあります。
しかしそれにだって限度はあります。
代表選手に「死ぬ気でメダル獲れ!」などと、適当なハッパをかけている連中が居たりしますが、それをこのゲームに例えると、私に向かって「コントローラ一個潰す気でメダル獲れ!」なんて言うようなもの。
それに対しては、こちらとしてみれば「じゃあ、あんたが新しいコントローラ買ってくるのかよ! 人ごとだと思って適当なこと言ってんじゃねえ!」と返すしかないですよね。



この記事に含まれるtag : スポーツゲーム 

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2012/07/16 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |