ボンクラ360魂Xbox Oneとの蜜月の日々 

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【ロボコップ 新たなる危機】鈍臭くてこそのロボコップ

   ↑  2012/03/30 (金)  カテゴリー: PS2
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一口に80年代映画といっても、10年のスパンがあるわけですから、そりゃあ人によって何を80年代を象徴する映画とするかは、大きく違ってきます。
ちょっと前に80年代映画の代表作にオリビア・ニュートン・ジョンの「ザナドゥ」を挙げる人が居て、軽く驚きましたが、私がまだ物心つかない頃に公開された映画ってイメージがあったんですけど、これも確かに80年代の映画でしたね。
私にとって80年代を代表する映画と言えば、必ずそのリストに挙がるのが、ポール・バーホーベンの出世作となった「ロボコップ」です。
当のバーホーベンも、この映画の企画が回ってきたときに、「そんなアホな設定の映画、誰がやるか!」と激怒したそうですが、私も典型的なB級色モノ映画だろうと高をくくって観に行ったら、べらぼうに面白かったので、思わず観客席で腰を抜かしそうになったものです。
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一見、非常にゲームと相性が良さそうに見える、そのロボコップですが、実はゲーム作品にはあまり恵まれていません。
ロボコップゲームとして印象深いのは、データイーストのベルトスクロールアクションアーケードゲームですが、これはロボコップをデコが勝手に解釈しまくったような(何せロボコップがジャンプするのだ)怪作でした。
メガドライブの国内版も出た『ロボコップVSターミネーター』は、同名のヤケクソ感漂う外伝的コミックを、さらにヤケクソに仕上げたような、これまた怪作。
そんな、見かけ以外はロボコップさのかけらもないロボコップゲーム群を経て、21世紀に入りやっと登場したロボコップらしいロボコップゲーム、それがこのPS2ソフト『ロボコップ 新たなる危機』です。
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鈍重な動きながらも、重装甲で相手の攻撃を真っ向から受け止めながら、高い火力でじりじりと前進するのが、ロボコップの基本的ファイトスタイル。
このスタイルは2Dゲーム時代の横スクロールアクションとは、本来非常に相性の悪いものでした。
しかし、アクションゲームが3Dの時代に突入したことで、やっとこのロボコップ本来のファイトスタイルが、ゲームの中に反映される時が訪れたのです。
群がる敵の銃弾をがんがん跳ね返しながら、目につく相手を端からターゲットし、順繰りにバースト射撃を喰らわして行く。
そう、ロボコップのファイトスタイルは、まさにファーストパーソンシューティングのタンクタイプの基本戦術ではありませんか。
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このゲームのロボコップは、動きがトロくジャンプの一つもできないという、ロボコップの基本を忠実に守っています。
鈍重な動きで、ただひたすらターゲッティングを繰り返すその展開は、ロボコップなりきり気分を強く味合わせてくれます。
そんな鈍臭いキャラを操作しての単調作業の繰り返しが、果たしてゲームとして面白いかと言われたら、ちょっと答えに窮しますけど、まぁロボコップらしさとゲームとしての面白さ、どちらを選ぶのかは、非常に悩ましいところですよね。このゲームは思い切り前者に針を振り切りましたけど。
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そんなわけで、ゲームとしての面白さを捨ててまで、ロボコップらしさに特化した、この『ロボコップ 新たな危機』。
民間人を誤射すると「やっちゃった」の一言で済まそうとする(ちなみに、これをあんまりやり過ぎると、視界に砂嵐のようなノイズがかかる演出が入る)、極めてアバウトなローカライズも、ちょっぴりいい味を出しています。
ただし、肝心のロボコップ駆動音など、効果音関係が非常に貧弱なので、その部分は吹越満のロボコップ演芸を参考に、「ぎーがしゃん、ぎーがしゃん、ぎーーーーがしゃん」と、それぞれご自分でフォローしてください。



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2012/03/30 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【Mass Effect 3】本日の艦内訓辞18

   ↑  2012/03/29 (木)  カテゴリー: XBOX 360
ノルマンディー号の諸君、艦長のシェパードだ。
今、銀河全体がリーパーの侵略という未曾有の危機に晒されている中、このノルマンディー号は、人類のみならず、この銀河のあらゆる種族にとっての希望の星である。
我々の故郷である地球が、リーパーの攻撃によって壊滅的な被害を受けているのに、こうして呑気に宇宙を漫遊している現状は、諸君らにとっても心苦しいものがあるだろうが、しかし我々は決して油を売っていたり、シタデルに宇宙船のプラモを買い出しに出かけているだけではない。
これはリーパーに大反攻を開始するために、全宇宙のあらゆる勢力を一つに結集させるための航海なのだ。
諸君らも、怠けたくなったり、挫けたり、絶望に駆られたりすることもあるだろう。
そんな時は、銀河一おせっかいな男として知られたこの私が、艦内訓辞で君たちを勇気づけてやろうじゃないか。
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そして今回、君たちの士気を高めるために、むっちりむちむちな娘を一人、本艦に搭乗させることとなった。
諸君らも、いつでも右舷貨物デッキに足を運んで、目の保養に努めてくれたまえ。今までこのシリーズに足りなかったのは、こういう根本はるみ的ポジションのキャラだな!
あ、それから、前回のコレクターとの戦いに於ける、このノルマンディー号のスローガンは、千葉ロッテマリーンズのそれにちなんで、「和」であった。
そして2012年度のマリーンズの新たなスローガンは、それの発展系である「和のもとともに闘おう!」だそうだ。
宇宙上のあらゆる種族の力を、思惑や偏見を越えて結集させようという本艦の目的には、まさに最適なスローガンかもしれない。
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しかし、私はあえてこう言いたい。
「3年連続でひねりがねえんだよ!」と。
それに私は悟るところがあった。こうも毎年毎年、和、和、和としつこく唱えているのは、要はそのスローガンの中身が、ちっとも達成されてないからだろうと。いいかげん、チームの中が少しはまとまれや!
人類やトゥーリアンの母星が陥落寸前という、まさにのっぴきならないこの事態の中で、前年度最下位チームの言い訳じみたスローガンを引用していても、ちっとも話は始まらない。
我々に必要なのは、もっとシンプルで、響きが強く、圧倒的な意志の力をもったスローガンなのだ。
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昨年、福岡ソフトバンクホークスが、「ダ」というスローガンを発表したとき、多くの者がこれを嘲笑った。
やれ手抜きだの、それってダイエーの「ダ」じゃねえのかよと。
しかし蓋を開けてみればどうであったか。ホークスは「ダ」の言葉の元、恐らく21世紀に入ってのNPB史上最強とも言える強さを発揮して、他の11球団を蹂躙し、ぶっちぎりでリーグ優勝と日本一を決めてしまったではないか。
ホークスの圧倒的な戦力以上に、我々は「ダ」という言葉の力と汎用性を甘く見ていた。
それにこの言葉は我々のシチュエーションにも充分応用が利く。
「リーパーを倒すんダ」、「地球を救うんダ」、「銀河に平和をもたらすんダ」。我々の目的は、すべてこの「ダ」の言葉の元に集まるではないか。
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他にもまだまだあるぞ。
「女性用シャワールームに鍵をかけたのは、どこのどいつダ」
「10歩歩くたびに、すぐ知り合いに出会って、話がちっとも進まないんダ」
「インターフェイスがさらに悪化してるのは、一体どういうわけなんダ」
「マルチに行ってもすぐキックされるんダ」
「だいたいマルチプレイモードなんて誰が望んだんダ」
「起動のたびにサーバー認証強いられて、イライラするんダ」
「最近のEAは、少し調子ぶっこきすぎなんダ」
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「俺のスペースハムスター(命名MEスターマン)をどこにやったんダ」
「前作ダウンロードコンテンツの仕打ちを、もう忘れたと思ったら大間違いダ」
「とにもかくにも、Biowareは詰めが甘すぎるんダ」
そんなワケで、このリーパーとの戦いに於ける本艦のスローガンは、「ダ」に決定した。
確かに我々が今現在おかれた状況は大変苦しい。しかし、「ダ」という力強い言葉を胸に、是非とも昨年のホークスみたいな勢いをもって、最後はリーパーの奴らを圧倒してやろうではないか。以上ダ!
……あ、「さっさとエンディングを変えるんダ」ってのは、さすがに無しな。



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2012/03/29 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【The Karate Kid】ベスト・キッドの通信カンフー

   ↑  2012/03/28 (水)  カテゴリー: iOS
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ひ弱な転校生を、空手使いのいじめっ子から救ってくれた日系人の爺さんは、実は空手の達人。
爺さんの元で、独特のトレーニング法により本物の空手を学んだひ弱っ子は、やがて大会で再びいじめっ子と激突する。
ローテーションの穴埋め的な小品だったはずが、配給会社もびっくりの予想外な大ヒットを記録し、シリーズ化され80年代を代表する映画となったラルフ・マッチオ主演の「ベスト・キッド」。
これの空手マスターは、誰がやっても美味しい役なわけで、ちょっと旬の過ぎたアクション俳優なら、そりゃあ誰でも他を差し置いてやりたがるでしょう。
だけど、まだまだアクション映画の一線で活躍できそうなジャッキー・チェンが手を出すには、ちょっと気が早いんじゃないの?
公開前のそんな危惧も、いざ蓋を開けてみたらジャッキーの新境地となった、2010年のリメイク版「ベスト・キッド」。
この『The Karate Kid』は、そのリメイク版「ベスト・キッド」のプロモーションも兼ねたiPhoneアプリ用ゲームです。
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「本物のカンフーを教えよう」
ジャッキーの肉声と共にメニュー画面に表示されるのは、5種類のミニゲームならぬトレーニング。
そう、この『The Karate Kid』は、ジャッキー演じるアパート管理人に身をやつしたカンフーマスター、ミスター・ハンのカンフー通信教育みたいなもの。
映画のラストで、いっきに弟子を増やしたミスター・ハン。調子に乗って今度は通信空手ならぬ、通信カンフーに手を出した模様です。
この後、支部を増やすことに汲々としだしたら、武道家から実業武道家への成り上がり典型例が一丁上がりっすよね。
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しかし例え通信カンフーと言えど、劇中のマスターから直々に教えを請うのは、1984年版のオリジナル「ベスト・キッド」の頃では考えられなかったこと。
あの頃は仕方なく、見よう見まねで洗車や窓ふきに精を出したのですが、親に褒められるばかりで肝心の空手はちっとも強くなりませんでした。話が違うじゃないですか、ミヤギさん!
だが、この『The Karate Kid』さえあれば、ミスター・ハンことジャッキーの、正規のレッスンプログラムが受けられるのです。
あんな実際には空手のかの字も知らなさそうな日系の爺さん(ノリユキ・パット・モリタ)とはワケが違いますって!
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このトレーニングで養うのは、勇気、持久力、根気、精神力、忍耐力。
勇気はタッチスクリーンをタイミング良く叩いての板割りや氷柱割り。持久力はiPhone振り回して木人をぶっ叩く。根気は天秤担いでジャイロセンサーのバランスをとりながらの一本橋渡り。精神力はコブラ手づかみ。そして忍耐力は箸でハエを捕まえる。
……あのー、ミスター・ハン。映画にそんな練習法出てきましたっけ? いや、まぁ映画みたいに、上着を着たり脱いだりを延々とやらされても、それはそれで困りますけど。
タッチセンサーで箸を操作して、飛び回るハエをつかむトレーニングなんて、確かに忍耐力が養えそうですよ。っつうか、できるか、こんなもん!
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だけど、ここで疑問を感じてトレーニングを投げ出したら、それこそ負け犬のまんまです。
映画のジェイデン・スミスは、釈然としないまま、上着を着たり脱いだりを連日延々と繰り返して、そしていつの間にかカンフーの基本を身につけていたではないですか。
この、iPhoneを握りしめて上下左右に振り回したり、ジャイロセンサーや加速度センサーのバランスを、ひたすらとったりするトレーニングにも、必ず意味があるはずなんですよ。
これを一日千回ずつ、ひたむきに繰り返していれば、密かにカンフーの実力がみるみる上昇しているはずなんです。
つまり今の私は、知らずのうちにカンフーの極意を会得した、歩く人間兇器状態。もはやこの世に怖いものはありません。
「人生のすべてがカンフーだ」
ミスター・ハンの教えを胸に、ちょっとTHE OUTSIDERに出場申し込みしてきます!



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2012/03/28 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【EAT LEAD マット・ハザードの逆襲】

   ↑  2012/03/27 (火)  カテゴリー: XBOX 360
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そいつの名前はマット・ハザード。8bitドットゲーム時代のヒーロー。つまり、今の時代じゃ全くお呼びじゃない奴。
そんないにしえのヒーローは、大人しく追憶の世界に生きて、化石のようなレトロゲームマニアだけを相手にしていればいいものを、のこのこと復権を企むから話がおかしくなる。
"ゲーム役者がゲーム世界のキャラクターを演じている"って設定は、実は結構あちこちで使い古されていて陳腐だ。
古いところでは、鈴木みそのコミックで、零落したブラッキー(居たんだよ。マリオにそんなライバルが)が任天堂の同窓会に出ようか出まいか煩悶するってネタがあったけど、実際この手のメタフィクションは、ブラッキーみたいに本当に存在した奴を使ってなんぼのもの。
「そんなレトロゲームヒーローが存在していたってことで、ひとつ宜しくお願いします」と、端っからこちらに設定の咀嚼を要求してくる時点で、マット・ハザードという存在の煮え切らなさは、早くも露呈しちゃってるのだ。
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この『EAT LEAD マット・ハザードの逆襲』を一番楽しんだのは、開発陣の中の、設定や、ギャグや、パロディネタを考えた連中だろう。
そして肝心のプレイヤーたちは、連中がノリノリで作り込んだネタに、時折笑ったり、無表情でやり過ごしたり、或いは「そんなことよりも、もっと気を遣うべきとこがあるだろう!」と、イライラをぶつけたりする。
そう、確かに『EAT LEAD』には、すれたゲームマニアならば、ついつい反応してしまうようなパロディネタが詰め込まれている。
俺だって、エレベーターの中でローディングが延々と終わらなかったり、今どきのポリゴンキャラが、いきなり『ウルフェンシュタイン3D』に逆戻りしたような世界に放り込まれたときは、思わずニヤリとしてしまった。
しかし、そんなゲームパロディネタの一方で、このゲームはそれ以外のことに全く労力を注いじゃいないのであった。
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とってつけたようなカバーアクションと、何も考えていないようなレベルデザイン。そんなへっぽこサードパーソンシューターに終始イライラさせられ、ストレスが溜まる一方なこちらの表情はどんどん無表情になり、そして連中渾身のパロディやギャグにも、やがてはピクリとも反応しなくなる。
「JRPGボス戦の回りくどさや鬱陶しさパロってみたよ、ハハハハハ」
追い打ちをかけるのは、勿体ぶったポーズと共に、JRPG風美形キャラがいちいち体力を回復しまくる、HPが極端にインフレ化した中ボス戦だ。
パロディってのは百も承知だけどな、こっちはその鬱陶しさを受け止めて攻略しなけりゃなんないんだよ。
こっちの立場じゃ、うんざりするだけで、ちっとも笑えないっちゅうの、それ!
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これでメタフィクション的な構成のゲームネタパロディゲームが、この『EAT LEAD』の他に無いのであったら、まだこちらの評価も甘くなるとこだけど、同系統のゲームには『The Simpsons Game』という秀作があるだけに、『EAT LEAD』の立場は、ますます微妙なものになってくる。
はっきり言って、ゲームとしてのデキはもちろん、パロディの切れ味も『The Simpsons Game』の方が遥かに上だ。さらにあっちにはシンプソンズという付加価値まであるし。
駄作として切って捨てるには、ちょっぴり惜しい切れ味が、ところどころ瞬発的に存在するだけに、ギャグやパロディ以外の部分をもう少し丁寧に作ってくれていたらと惜しまれる。
このゲーム、正直な話、予告編を観ている時点が一番面白かったよな。



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2012/03/27 | Comment (2) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |

【大人の間違い探しGAME】

   ↑  2012/03/26 (月)  カテゴリー: DVD-PG
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クイズに正解するにつれてモザイクが無くなっていくトリビアゲームは、何も『The Guy Game』だけの専売特許ではありません。
我が国に於いても、DVDプレイヤーズゲーム(以下DVD-PG)で、その名もずばり『クイズ!! モザイク消しゲーム』という作品がリリースされていたことがあります。
DVD-PGと言えば、映像の合間に選択肢がたまに入る、簡易アドベンチャーゲームの形式をとるものが一般的ですが、『クイズ!! モザイク消しゲーム』を出したグラスワン・ソフトウェアは、簡易ADVに留まらず、バラエティ色の強いDVD-PGに、無謀にもチャレンジを繰り返していたメーカーです。
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この手の実写系DVD-PGではお馴染みの野球拳に始まって、バーチャルカメラマンものの『激射カメラマン!~カメコ下克上編~』、業界初のDVD-PGシューティングを謳った『エロゲー 凌辱のスナイパー』、ミステリADVの『BODYHAZARD ~カリスマ美容師事件簿』、下着泥棒シミュレーション『かっぱらいたちの夜 暗黒伝説』、そして近年ではPSPのUMD-PGなど、ゲーム専業メーカーも顔負けなほどに、多岐なジャンルに渡ってDVD-PGを量産したグラスワン・ソフトウェアでしたが、しかしその目指したものに対して、DVDというフォーマットには、やはり限界がありました。
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DVDプレイヤーという、本来は映像を鑑賞することを目的としたハード上で、制約の中、いかにバラエティに富んだゲーム性を盛り込むか。
DVD-PGを制作する上で、必ずぶち当たる壁です。
そしてDVD-PGには、「何もDVDで、わざわざゲームなんかやる必要ないじゃん」という正論が常につきまといますから、この壁も本来なら無理して越える必然性など、まったくありません。
しかし、グラスワン・ソフトウェアは、クソ面白くもない正論に背を向けて、飽くなきチャレンジを続けました。
この『大人の間違い探しGAME』は、そんなグラスワン・ソフトウェア産DVD-PGの中でも、初期の頃の作品です。
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2枚の絵を見比べて、異なる部分を見つけ出す間違い探しは、今でもFLASHやモバイルゲームから新聞紙面まで、デジタルやアナログを問わず展開する定番ですが、アダルトビデオメーカーであるグラスワンの間違い探しは、そこはひと味違います。
まずは次々と出題される間違い探しを、DVDリモコンの方向ボタンと決定ボタンを駆使して、クリアして行きましょう。
すると、この暇潰しと呼ぶにはあまりにも徒労感が漂う作業を終えたご褒美に、グラスワンのAV作品から適当に抜粋したアダルトなムービーが流れ、あなたを癒してくれるはずです。
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「だったら普通にグラスワンの一般AVを観ればいいじゃん」などと、どこからか妄言が聞こえてきたような気もしましたが、何の苦労もなしに、怠惰で受け身な姿勢で観るアダルトムービーと、ある程度の努力を経た上で手に入れたアダルトムービーでは、ありがたみが全然違うことは明らかです。
ほら、通常であれば早送り処分してしまうような緩い映像でも、課題をクリアした代償としてならば、ついついそのまま見入ってしまうではありませんか。
このソフトには、通常のゲームモードの他に、収録されたムービーを頭から普通に再生することができる、All Playモードも備わってはいますが、ここでそのモードの使用を奨励しないのは、苦労にあえて立ち向かう姿勢を大切にして欲しいという気持ちもありますが、何よりもこれを使うと、「間違い探しゲームモードって、結局はもの凄く回りくどいやり方で、リモコンの再生ボタンを押しているだけじゃん!?」という真理に気付いてしまうからでもあります。

<18禁作品 / パケ写には、修正を施してあります>

この記事に含まれるtag : おとなの時間 

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2012/03/26 | Comment (0) | Trackback (0) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |